【DS】逆転裁判4 レビュー

逆転裁判4
発売元 カプコンオフィシャルサイト
発売日 2007/04/12
価格 5,040円(税込)
レーティング 【A】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク AmazonYouTube
タギングトップ3    
タイトル概要 法廷バトル、(廉価版、2008年4月24日発売:2,100円)

スコアボード

逆転裁判4評価ランク
総合ポイント
60
難易度
1.87
レビュー数
222

スコアチャート 逆転裁判4レビューチャート


0%
0-9
0.5%
10-19
3.6%
20-29
9.1%
30-39
15%
40-49
20%
50-59
21.4%
60-69
19.5%
70-79
8.6%
80-89
2.3%
90-100
【60点以上】
51.8%
【標準偏差】
16.66

ユーザーレビュー


247人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
3pt 3pt 3pt 2pt 2pt 3pt 2pt
総合点
50pt

GOOD!

音楽は良かった。

DSの機能を生かした科学捜査が面白い。

BAD/REQUEST

新検事の性格が善良すぎて叩き潰しがいがない、というか張り合いが無い。
過去3作にあった逆転のカタルシスがきれいさっぱり消えてる気がした。

前作までの主人公が出張りすぎで新主人公を完全に食ってしまっている。
これなら最初から彼が主役続投で良かった。

登場キャラは、小奇麗か、気持ち悪いかの両極端しかいない。中身の薄っぺらさを外見の奇抜さで誤魔化そうとしてるような
つまらないキャラばっかだった。

新要素「みぬく」は、法廷バトルのリズム感を損ねてるだけだと思った。
動揺箇所を見抜くために気持ち悪いキャラをドアップで延々と凝視しなきゃいけないとか拷問に近い。

とある要素の導入のせいで、
「証言の矛盾に証拠品をたたきつけて逆転勝利する」
という逆転裁判の大原則が覆されてしまったのには唖然とするばかりだった。

COMMENT

逆転裁判1?3は、結果的には三作で一つの壮大なストーリーみたいな
つくりになっていたけど、4はそれを最初から狙おうとして滑った感じ。

今までは、どんなに無理のあるトリックや展開でも、法廷バトルの熱さと勢いで
押し切ってきた(そしてそれが許されてきた)けど、
今回は燃える展開が皆無なのでトリックの穴や矛盾だけが目に付く結果になった。
いろんな意味で残念な出来だと思いました。

プレイ時間:10時間以上20時間未満(クリア済)
B.pさん [2008/02/17 掲載]

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228人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
3pt 4pt 3pt 2pt 2pt 3pt 1pt
総合点
52pt

GOOD!

・色々な科学捜査が楽しい。
・「みぬく」システムが斬新。
・グラフィックが綺麗。 3D再現は分かりやすいと思った。

BAD/REQUEST

・犯人の動機に共感できない。
・支離滅裂なストーリー、解決後にも残る矛盾。
・成歩堂を落ちぶれさせる必要があったのか?
・概して、直接過ぎる証拠。
・自由にできない科学捜査、調べても意味がない証拠。
・薄っぺらな登場人物。

COMMENT

いくらフィクションでも、もう少し辻褄を合わせて欲しい。
不可思議な状況を作り出すためぶ不自然な点が多数で白けてしまう。
1?3の主人公、成歩堂に愛着があったのに、非常に残念というより
腹が立った。キャラに魅力がないし・・・
5を作ることがあれば、1?3を作った人でお願いしたい。
「みぬく」システムは、「サイコロック」よりは良いと思うが、
探偵パートに限定し、いつでも可能にした方がいいのでは?

今までの逆転裁判と比べるので評価が低くなりますが、
最後まで一気に解いてしまう魅力はあると思います。
操作性も悪くないし。 ストーリーだけが不満です。

プレイ時間:10時間以上20時間未満(クリア済)
ぷにぷにさん [2008/02/19 掲載]

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254人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 3pt 3pt 3pt 2pt 2pt 1pt
総合点
55pt

GOOD!

GBAの旧シリーズ3作と『蘇る逆転』をプレイした上でのレビューである。
・過去のキャラクターを無理に引きずらず、新機軸に挑んだ意欲は買いたい。
・第2話はなかなか面白かった。過去作品の中盤エピソードと比べても遜色のない出来。矢田吹、河津、北木夫妻などサブキャラクターたちも個性的だった。
・「カガク捜査」や映像、音楽を利用した謎解き。新鮮な感覚で楽しめた。

BAD/REQUEST

・旧主人公成歩堂。事前の発表では、旧シリーズで大団円を迎えたはずの主人公が、その直後にどん底まで落ちぶれていたことが衝撃的ではあったが、それだけならまだよかった。しかし第1話ラストでの「策略」は、かつての彼自身を、ひいては『逆転裁判』のテーマ自体を根幹から否定することに他ならない。後になって明かされる失脚の理由も「たったこんなことで」と呆れるようなものだし、それを見た後では前述の「策略」がいっそう信じがたくなる(万が一自分と同じ目に遭わせたらどうするつもりだったのだろう)。それでいて終盤では、新主人公を差し置いておいしいところを一人で持っていくというありさま。これなら登場しないほうがどれほどよかったことか。
・ラスト。ネタバレになるため詳述は避けるが、これまでのように最強の敵に決定的な証拠品でとどめをさす興奮はどこにも存在しない。「これで終わってしまうのか?」と呆然とするばかり。そこに至る過程でも、「人を救うも陥れるも証拠品次第」という旧シリーズ以来の大原則を、説得力のない形で枉げてしまっている。
・法廷における緊張感の欠如。『逆転裁判』の象徴でもある丁丁発止の「異議あり」合戦は数えるほど。絶体絶命のピンチに追い込まれて主人公と一緒に頭を抱えるような局面はまったくなく、当然そこから逆転するときのカタルシスも得られない。「発想を逆転させる」「弁護士はピンチのときほどふてぶてしく笑うもの」といったお馴染みの言葉も受け継がれていないし、それに代わる名台詞が登場するわけでもない。
・依頼人との関わりの薄さ。旧シリーズでは、主人公と依頼人の間にもともと強いつながりがあったり、あるいは接見の際のやり取りなどで「こいつ絶対無実だ、助けなきゃ」と強く思えたものだが(『2』第4話のような変則パターンも基本あればこそ)、本作ではさまざまな事情から、そもそも依頼人との間にろくに会話が成立しない。単に仕事でやっているようなものなので、法廷に臨む意欲も沸くはずがない。
・「みぬく」システム。『2』以来の「サイコ・ロック」は、理由付けこそオカルトではあるが、証拠品をベースに仮説を組み立て相手から情報を引き出すという推理要素を持ったシステムで、間延びしがちな探偵パートをうまく引き締めていた。しかしこの「証人の癖を見ぬく」新システムは、逆に(こじつけレベルながら)科学的説明は与えられているものの、ごく一部を除いて証言内容と何ら関連のない、単純な間違い探しでしかない。
・新主人公王泥喜。とにかく存在感が薄い。法廷では彼が率先して推理を進めるのでなく、周囲(敵も含めて)の人間の先導で何とか真相にたどり着くことが多いので、時々「いてもいなくても同じなのでは」とすら思えてくる。性格面でも彼ならではの個性はまったく感じられず、かつての成歩堂をさらに薄めた印象。「熱血」との触れ込みは完全な看板倒れだった。ダメージを受けたときの表情は、コミカルを通り越してバカっぽい。
・新パートナーみぬき。逮捕されたりさらわれたりしない……のはまあいいとして、王泥喜との間に絆や信頼めいたものが感じられず、どうにも希薄な関係なのが物足りないし、万事にあまりにも淡白かつ如才なさすぎて、薄気味悪さすら覚えた。王泥喜の前で真情を吐露するようなシーンでもあれば、もう少し感情移入できたかと思うのだが。なお「てへっ」のポーズはかなり鼻につく。
・新ライバル我琉響也。見た目よし、性格よし、頭よし。自身の立論にこだわらず真実を知ることを望み、しばしば先回りして王泥喜にアドバイスしてくれることすらあるという、ほとんど完全無欠の男。しかし、このシリーズの醍醐味は、敵が絶対の自信を持って構築した仮説を打ち砕くことであり、ライバルとしては完全に不適格な人物。始めから馴れ合っているようなものなので、いざ共闘するとなったときの爽快感は無きに等しい。矛盾を暴いたときのリアクションも、あっさりしていて張り合いがない。
・ギャグや遊び要素の不足。旧シリーズでは、プレイしていて思わず吹き出してしまうことがしばしばだったのに、今回は所々でニヤリとすることはあるが、基本的に淡々とゲームが進んでいく。オバチャンや矢張のように、圧倒的な個性を持った登場人物がいないせいだろうか。また、今回は『2』『3』と異なり、一部の場面を除き人物ファイルから「つきつける」ことができなくなっている。それだけでなく、探偵パートでの「つきつける」の反応が非常に限られていて面白みがないし、法廷パートで関係ないところを「ゆさぶる」したときなどのテキストも、これまでのような切れ味を欠いていた。「カガク捜査」も、『蘇る逆転』とは違って決まった場所でしか試せない。
・シナリオ全体の粗雑さ。以前の作品でも、トリックに無理があったりロジックが破綻していたりは日常茶飯事だった。しかし、明らかに重要なものとして提示された要素が、説明もされないまま放擲されることは初めてである。また、犯人側の動機や「結局何がどういう順序で起こったのか」もろくに触れられないまま終わってしまうことさえあった。さらに、今回は4つのエピソード全体を通して一つにまとめるという構成をとっているが、最後までプレイしてから第1話を振り返ると、納得するどころか支離滅裂さが際立つばかり。練りこむ時間が足りなかったのだろうか。
・プレイヤーへの配慮の欠如。第2話では上面図が登場し、これを使った論証も要求されるが、法廷記録にファイルされないため合間に自由に確認することができない。第3話の映像は、法廷記録から再生すると非常に重要な箇所が画面から切れて映らないし、パートごとの頭出しのみで早送り・巻戻しができない。また、初回テキスト一括表示不可、メッセージ読み戻し不可は、いい加減改善してほしい。
・キャラクターデザイン。これまでと比べて、個性に欠ける美男美女が増えたような気がする。矛盾を暴いたときの壊れ方もどこか控えめで、達成感が得られない。また、「みぬく」システムとの関わりで採用されたのだろうが、生理的嫌悪感を覚えるレベルの異相も困る。あれを凝視させられるのはほとんど拷問に等しい。
・アニメーションの多用。「エアギター」「チャルメラ」「スケッチブック」など、凝っているのは分かるけれど、そもそも長めである上にやたら連発されるので不快。旧シリーズのアニメーションは短いわりに印象深く、また使いどころもわきまえていたように思うが。
・回想シーンの多用。前のエピソードならまだしも、たかだか10分前の内容を、重要でない部分まで含めてしつこく読ませる必要はないだろう。ゲームのテンポを削いでしまう。
・プロモーションビデオ等では、犯行現場を3Dで再現できるのが売りとされていたが、それが出てくるのは2話まで。自分で現場を動かして検討できるのは1話だけである。

COMMENT

単なるテキストアドベンチャーとして見れば十分に楽しめる作品ではあるのだが、旧シリーズと比較すると、残念ながら大幅なパワーダウンは否めない。これまでの、小さい容量にギュッと詰まっていた唯一無二の魅力は、信じられないほどに後退してしまっている。しかしそれだけなら、「今回はちょっと残念だったけど、次に期待しよう」で済む。どんなジャンルでも、シリーズの切り替えや主人公の交代はそうそううまくいくものではないから、あまり高望みできないのは分かっていたはずだった。だがこの作品は新キャラクターの確立に失敗するだけでなく、これまでの作品を通して積み上げてきたものをもぶち壊しにしてしまっている。これは完全に予想外のことだったし、残念なことに後でどれほど頑張っても取り返しがつかない。旧シリーズのハイライト――『3』のラストにおけるあの演出、そして『蘇る逆転』終幕で真犯人が浮かべる晴れやかな笑顔――は、主人公と仲間たちがこれから歩んでいくであろう無限の未来を象徴するものだった。だが今それらのシーンを思い返して、感じるのはただ寂しさばかり。半ば以上本気で考えている。「『4』はなかったことにしてくれないものだろうか」と。

プレイ時間:10時間以上20時間未満(クリア済)
TextAdventureFreakさん [2008/02/19 掲載]

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