Nintendo3DS mk2 :: 【DS】ゲームセンターCX 有野の挑戦状レビュー

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【DS】ゲームセンターCX 有野の挑戦状レビュー

発売元	バンダイナムコ（オフィシャルサイト）
発売日	2007/11/15
価格	5,040円（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon ／ YouTube
タギングトップ3
タイトル概要	ゲームｉｎゲーム

スコアボード

総合ポイント: 73
難易度: 2.00
レビュー数: 41

スコアチャート

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【60点以上】
87.8%
【標準偏差】
10.67

ユーザーレビュー

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■ 347人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
5pt	4pt	3pt	4pt	4pt	4pt	2pt

総合点
81pt

GOOD!

番組でゲーム化が発表された時、持ったイメージは良い物では無かった。ありきたりな「レトロゲー詰め合わせ」になるか、ファン以外は白けっぱなしの「くだらないキャラゲー」になるか・・・どちらにせよ、間違いないのは『クソゲー確定』だと思ってました。しかし、ビックリ。良い意味で裏切られました。

【オリジナリティ】
『レトロゲームをプレイするゲーム』ではなく『レトロゲーム全盛期の時代に戻ってその世界観そのものを体感するゲーム』という発想には脱帽。ゲーム内で定期的に発行されるゲーム雑誌を見ながら攻略したり、新発売の連射付きコントローラーを手に入れると連射が楽になったり、・・・と、世界観を生かした上手い作りで、当時を知る30代?のファミコン世代ならニヤリとするシステム。他に類を見ないオリジナリティと言って良いはず。

【グラフィックス】
非常にチープ。しかしそれは当たり前。80年代のドット絵ゲームを再現する事こそがこのゲームのコンセプトだから。年代が徐々に進むにつれ、着実に進化を遂げてきた当時のゲームグラフィックそのままに、ゲーム中のゲームも進化をしていく。グラフィックそのものではなく、その進化をグラフィックで見事に表現したドット職人。良い仕事をしました。

【音楽】
初期のピコピコ音から、後期には音色も増え派手になる、などこちらも時代を反映した良い作り。しかし、曲そのものは耳に残るというほどでもない。

【熱中度】
十数年ぶりの本気連射で、指が痛くなった。基本、手軽に出来る物が多く、ついつい時間を忘れてしまいました。

【満足感】
あらゆる面で高い満足を得られているが、ソフト数不足を感じた。ただ、短い期間でここまで良い物を作ってくれた事には大満足です。

【快適さ】
ゲーム中にPAUSEして、攻略などの載った雑誌を下画面に表示させながらプレイ再開できるなどそのアイデアはもちろん、快適性も良い。操作性も非常に良く問題なし。

【難易度】
昔ながらの『理不尽な難度』では無いにせよ、一部の失敗しながら覚えるという攻略スタイルは、懐かしさもありＧＯＯＤ。ノルマそのものの難度もそれほど高くない上に救済措置も充実しているので、間違いなく難しい部類には入らないので、上手くない人も安心出来るレベル。

BAD/REQUEST

○『シリーズ物』『タイアップ物』など、当時の流行を上手く表していると思うので、製作者の意図は理解出来るが、やはり同ジャンルのゲーム（レース物、ハグルマンシリーズ、シューティング）が多く、ボリューム不足を感じた。当時の流行を反映するなら、アドベンチャー物（ポートピア風）や、パズル物（ソロモンの鍵、ロードランナー風）や横スクロールアクション物（マリオ風）など入れて欲しい。
あと、ファミコンを語る上でハズせない要素、クソゲー物（たけしの挑戦状etc風）もあえて入れて欲しかった。クソゲー故の理不尽さは挑戦向きだと思うし、当時、それはそれで盛り上がったので（色んな意味で）。

○仕方ないかもしれないが、プレイする人によって大きく評価が分かれると思う。『ファミコン世代』『番組を知っている』この２つの条件を満たしていればほぼハマれる。また、番組を知らなくても『ファミコン世代』ならば十分楽しめると思う。問題は２つの条件を満たしていない人。楽しめる人もいるだろうが、勧めようにも、お勧めする言葉が見当たらない。

COMMENT

知らないから敬遠している人も多いだろうが、番組を知らなくても、ファミコン世代なら十分楽しめる。もちろん、番組ファンなら更に楽しめる（ＡＤ、「有野ＯＮ」など小ネタ充実）。

「ゲームセンターＣＸ」という題材で、ここまで完成度の高い作品として仕上げた製作者の発想と頑張りには頭が下がる。単なるゲーム集でもない、ただのキャラゲーでもない、このゲームのオリジナリティとクオリティの高さ。変な先入観から売り上げが伸びず、企画倒れで終わってしまっては非常にもったいないので、強くお勧めしたいです。

次回作の要望として、ソフトの増加はもちろん、懐かしの80年代を体感する要素をもっと掘り下げて欲しい。セーブ機能の無かった当時を生かし、時間の概念を加える事で制限時間性を設けたり、ソフトは実際にお小遣いを貯めて買う、などの要素があっても面白いと思う。もちろん、ほどほどに、ですが。

プレイ時間：10時間以上20時間未満（未クリア）
カズぼんさん [2007/12/17 掲載]

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■ 353人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
5pt	4pt	3pt	4pt	4pt	4pt	2pt

総合点
81pt

GOOD!

・前代未聞のオリジナル性

有野の挑戦状に複数のゲームが入ってる、というのは１つの側面にすぎません。
ＳＦＣが出るまでのファミコン５年間を体験するゲームで、
そこがレトロゲーム集やミニゲーム集と一線を画している所だと思います。
　有野少年とのやりとりやゲーム雑誌、説明書などのアイデアも
当時の雰囲気が良くでてると思います。

・ゲームバランス・システムが良い

　各ゲームがレトロゲーム特有の良さ
(アクションの地味さ等を面白さとか勝負の駆け引きに利用するゲーム性)を
持ちつつも操作感はストレスの少ない感じ。
　レトロゲーム史のアイデアを参考にしつつ今風にリニューアルしたら
こうなるのかと関心しました。
実際のレトロゲームと比べて、とにかく遊びやすいです。

・やりこみモードで長く付き合っていける

　やりこみモードのデータは総合データと各ゲームごとに
総敵撃破数や総１ＵＰ数などかなり詳細なデータが残る。
　やりこむと主任からじょじょに昇進していく。

・番組「有野の挑戦」ファンに特にお勧め

番組を再現するゲームではないですが、魔王アリーノと有野少年がいる
おかげで有野テイストがあり番組ファンには嬉しい雰囲気でした。

・その他

下画面に表示される有野少年は「トロと一緒」の様な見た目で良い感じです。
上画面がゲーム画面で下画面に攻略本やメモを開いておけるので便利。

BAD/REQUEST

・横から声をかけられないで集中できる利点もあるが、
　やりこみモードでは有野少年が登場しないので掛け声が聞けず若干さびしい。

・挑戦ギブアップがあればより柔軟にプレイできると思った。

・ラインナップは最低限必要なジャンルと数は揃ってるがより多い方が嬉しい。
　この作りこみで２０作品収録とかだったらミラクルだと思うけど。

COMMENT

　1980年代ゲーム少年環境再現ソフトとして期待通りの面白さでした。
色々なタイプのゲームが収録されているので、空いた時間と気分に合わせて
手軽に熱中できます。携帯ゲームとして重宝してます。
　自分的には、スタッフロール中にプレイできる魔王アリーノＳＴＧが
ツボにはまりましたｗ　連射するほどに有野ボイスを聞きまくれます。
　あとゲーム内に登場するゲーム雑誌が地味に30円づつ値上がりするのに笑いました。

プレイ時間：40時間以上60時間未満（クリア済）
ほふく兵長さん [2008/03/18 掲載]

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■ 358人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
5pt	3pt	3pt	4pt	4pt	4pt	3pt

総合点
79pt

GOOD!

・今の時代にレトロ風ゲームの新作を作るを作るという破天荒な企画。それだけでもオリジナリティーにあふれている。
しかもそのレトロ風味の再現度が高い。説明書ひとつとっても、昔のゲームによくあった製作者からのアドバイスがあったり裏技をにおわす発言があったり。
有野課長の突っ込みもいい感じ。ゲームの中で裏技を惜しげもなく公開してしまったりするのも面白い。ハグルマンのからくり扉システムも独特なのでよい。

・一部のゲームを除いて、裏技を使わなくても何とかなりそうでなんとかならない、ちょうどいい歯ごたえのある難易度。そのおかげで飽きずにプレイできる。

・いずれのゲームも裏技を使わずにまじめにやろうとすると、難易度の高さとあいまってかなり長く遊べる。というか遊ばれてしまうこともしばしば。

・ゲーム内ゲーム自体は負荷は軽いため、読み込みはほぼなし。演出やセーブで少しテンポが落ちるが問題ないレベル。非常に快適。

・そこらじゅうにちりばめられた「ゲームセンターCX」のネタはファンにはうれしい。

・やりこみのカウントがあるのもよい。

BAD/REQUEST

・ほぼすべてのゲームいおいて、裏技を使用しない場合極端に難易度が上がる。コズミックゲート、ハグルマン3はそれが顕著。そのためゲーム内ゲーム雑誌を読むことはほぼ義務となっている。それにより少しゲームのテンポが落ちる。

・「ファミコン風味」にこだわったため、基本的に使えるボタンはファミコンのものと同じ。そのためゲームによっては煩雑な操作を要求される事も。

・グラフィックスに関しては、レトロゲーム風味という趣旨を十分満たしつつ、かなり頑張って描き込まれているので高得点を与えたいのですが、あくまで「レトロゲームとして」なのでこの点数。スプライト4色ではどうにもならん。

・音楽も同上。結構良曲がそろっていますがファミコン風音源なので。

・ひとつのゲームの挑戦をすべてクリアするまで次のゲームが出ない仕様のため、苦手なジャンルに当たったりするとそればっかりやる事になるので少々苦痛。過去のゲームをやればすむけど最初はそうもいかない。挑戦は全体的に簡単なのが救い。

・処理オチの再現は面白いが、人によっては不快に感じるかも？

・有野課長のツッコミのON,OFFは選べない。挑戦では常時ON。やりこみでは常時OFF。やりこみモードが出るまでは有野のツッコミがうざく感じるかも。（自分は大丈夫でした）

COMMENT

傑作ではありませんが良作。自分としては大満足。
すべてのゲームがよく作りこまれており、調整もまずまず良好。好印象です。他人に薦めやすいげーむです。
既存のゲームのツギハギ臭がするのは賛否両論だと思います。自分は元ネタのゲームをあれこれ想像できて面白かったので賛。
いわゆるクソゲーではなく、いずれのゲームもちゃんと遊べるものとなっています。ゲームによっては遊ばれてしまいますが。
ゲームセンターCXのファンなら、いろんなところのネタにニヤニヤできる事請け合い。
タッチパネルはまるで使いませんが、それで正解。無理に使おうとして駄作に成り下がった例はいくらでもある。

最後にそれぞれのゲームの印象を羅列

「コズミックゲート」ギャラガです。パワーアップシステムが違うくらいしか差が・・・。元よりちょっと平易な調整。でも64面もあるよ・・・

「ハグルマン1,2」魔界村システムがちょこちょこ組み込まれた独特なアクションゲーム。ただステージが広くなっただけのはずなのに2は恐ろしく難しくなってます。正直言って一番おもろい。

「ラリーキング」縦スクロールレースゲーム。ファミリーサーキットかな？某国民的アクションゲームのヒーローに酷似したキャラが危ないです。難しいうえにボリューム少な目。続編もありますがちょっとコースが変わっただけ。

「スタープリンス」ちょっと派手なスターフォース。あまりに似すぎててこれもヤバイ。バリアシステムのおかげでほどほど難易度。

「ガディアクエスト」大味調整なドラクエ。どっちかというとヘラクレス風。マップが狭くて町もダンジョンもほとんどないけど、ダンジョンがクソ広いので結構ボリュームあり。どこでもセーブがあるので恐ろしく簡単。悲しい。

「ハグルマン3」遠距離攻撃撃ち放題の面クリ型悪魔城ドラキュラ。成長システムがなければこれもよく似てる。攻撃食らってそのまま穴にドボンが死因のトップ。1面は簡単なのに、面が進むたびに異様に難しくなり、ラストはもうどうしようもない難易度。ボスは普通だが。これだけは裏技使わないとやってられない。