【DS】逆転検事 レビュー
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■ 310人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt |
71pt
GOOD!
■「逆転」の新作であり、前作「4」をはるかに上回る出来であった事。
前回あまりにもアレな出来だったため、買うのをためらっていました。
しかし、大きく期待を裏切ってくれた事を非常に評価しています。
純粋に面白かったと言える作品でした。
■グラフィック
個人的見解ですが、綺麗なグラフィックをDSに求めていないので十分に満足出来ました。
2DのADVパートも良い動きをしてくれます。
逆転らしく最高です。
■音楽
トノサマンのテーマが大好きなので、嬉しかったです。
また、音楽の使い方も非常に上手いと思います。
盛り上がる所で、しっかりと盛り上げてくれます。
■ストーリー
不愉快な事が無かった。
コレに尽きます。
登場人物は全員かっこよく、また幸せです。
「1」?「3」までが好きな人なら買いです。
「一見さんお断り」のようなストーリーでもありませんでした。
今までのシリーズをやっていた方がより楽しめるのは事実ですが、やっていなくても楽しめるかと思います。
■霊媒&魔法が無い
好みの問題だとは思いますが、私は霊媒&魔法が受け付け無かったので、高評価です。
BAD/REQUEST
残念ながら、結構あります。
が、「逆転裁判と比較すると…」と言う前提で書いています。
十分に及第点なのですが、「逆転」と言うナンバリングが厳しくさせています。
■キャラクター
生かしきれていない。と感じました。
御剣検事&糸鋸刑事は十分でしたが、その他のキャラが生かしきれていないと思います。
狩魔冥が登場する必然性は無かったように思います。少し絡む程度と考えて頂いて構いません。
「検事」と名のつくスピンオフなので、期待していただけに少し残念でした。
また、サブキャラが数人出てきます。
が、「濃さ」はありません。
「1」?「3」までが濃縮三倍なら、当作はストレートみたいなものです。
十分良い味を出していますが、薄く感じてしまうかも知れません。
新キャラも魅力はありますが、濃さがないキャラクターです。
綺麗にまとまっていただけに、もったいないと感じました。
全体的にキャラが生かしきれていません。
■新システム
1,情報再現システム
「みぬく」と比べると、ずっと分かりやすく、ずっとテンポも良かったです。
中々考えられたアイディアだと思います。
しかし、新キャラが活躍しないので、システムも活躍しません。
もっともっと、活用出来たはずです。
新キャラの使い方を失敗したと言う印象を受けました。
2,ロジック
ロジックに失敗しても減点というのが、理解出来ませんでした。
簡単なので、作業的すぎます。
ADVゲームならではの遊び心があっても良かったと思います。
御剣に意味不明な推理をさせてみたかったです。
作業的とは書きましたが、アクセント程度のシステムなので作業感はありませんし、テンポを破壊する様なミニゲームでもありません。
御剣らしくて良かったと思います。ただ、目新しいものではありません。
私的な見解ですが、サイコロックシステムが凄く好きだっただけに復活して欲しい限りです。
情報を集める→サイコロック→返り討ち→情報を再度集めて挑戦→突破!
と言う、達成感が今回はありません。
「このロックを破る為に、アソコで調べなくては!!」と言う事が無かったです。
現状の情報だけで必ず解決出来ると言う確信が持てるのは、少し残念です。
■音声
ちょっとだけです。
それも、主要キャラだけ。
「待った」くらい、全員分用意して欲しいです。
■ストーリー
盛り上がりに欠けます。
裁判で圧倒的不利の状態から逆転すると言う、カタルシスがありません。
正確には、逆転していないのではないでしょうか?
御剣がずっと犯人扱いされているなら、もっと面白かったのになと思います。
逆転シリーズ同様全5話ですが、その枠にとらわれず、大長編にして1本の話での「章」で分割すれば良いのになと思いました。
また、意地悪な見方かも知れませんが「わざと話を面倒くさくさせている」のではないかと思いました。
もっと単純な話でも、もっと面白くなるハズです。
■快適さ
BGMが良いのだから、自由に聞けるようにして欲しいです。
また、文字速度が変えられないのは大問題。不親切な設計だと思います。
COMMENT
及第点ですし、十分な出来です。
実際、全クリまで駆け抜けました。
ただし、(他のレビュアーさんも書いてらっしゃいますが)次回作もこの程度なら問題です。
ですので、今回は壮大なチュートリアルと勝手に思っています。
点数だけで評価するなら、「逆転4」と同程度の点数になってしまうかも知れませんが、満足感は雲泥の差があります。
「逆転4」で今作を怖がっている方が居るのなら、やって損はありません。
面白いですので、怖がらずにちゃんとやっときましょう。
逆転ファンが抱く期待に怖がらずにぶつかる製作陣の姿勢は、非常に評価出来ます。
文句ばかり書きましたが、期待と安心感の裏返しと受け取って頂きたいです。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
72pt
GOOD!
逆転シリーズは全てプレイ済みです。
グラフィック
超美麗というわけではないが、ドットで表現されたキャラはとても良く出来ています。
ストーリー
一見それぞれの話は別々であるにも関わらず、最後は裏でひとつに繋がっており、ゲームをしていて最後までプレイヤーを飽きさせません。
キャラクター
メインストーリーには絡まなくても、歴代キャラを背景に登場させてのファンサービスは嬉しい要素ですね。
新キャラも個性的で面白いし、ユニークな会話でシリアスな話に色を加えてくれます。
新要素「ロジック」&「ぬすみちゃん」
ロジックは正直あまり必要性を感じなかったのですが、磨けばもっと良いシステムになりそうです。
決して悪くないので、こちらの欄に挙げます。
ぬすみちゃんの出番は言う程多くないのですが、とても斬新でした。
ぬすみちゃんを使って現場を捜査するのが、探検みたいでワクワクしましたね。
BAD/REQUEST
音楽
今までの作品の音楽をアレンジしたものは良いんですが、オリジナル曲はあまり印象に残りませんでした。
トリック
トリックの一部にちょっと無理があるんじゃないかという点があるのは気になりました。
ゲームをクリアしても、なんか納得できないモヤモヤが残ります。
証言の矛盾と証拠品
相手の証言がどのように矛盾してるのかわかってるのに、証言のドコに何を突きつければいいのかわかりにくい時があります。
基本的にいつでもセーブ出来るので大問題なわけではないのですが、気になりました。
ナルホドくんがいない
メインストーリーにナルホドくんが絡んでこない為か、やっぱり全体的に一味足りない。
今作が逆転シリーズ初めての方には、特に問題ないのかもしれませんが。
COMMENT
とっても面白い作品で、誰にでも自信をもって勧められるけど、今までの作品(特に1?3)に比べると、やっぱりちょっと面白みに欠ける印象。
でも逆転シリーズをプレイした事のない方には関係のない事なので、購入を迷っているなら是非購入してプレイしてもらいたいです。
発売スケジュール
- 2017/07/20
-
レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀
- 2017/07/29
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2017/08/03
-
大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-
サイト情報
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 忍列伝
- 2020/08/31更新 (2020/08/30投稿分まで掲載)
-
チャリ走 DX
- 2020/08/24更新 (2020/08/23投稿分まで掲載)
-
星のカービィ ロボボプラネット
- 2020/08/21更新 (2020/08/20投稿分まで掲載)
-
PROJECT X ZONE
- 2020/08/09更新 (2020/08/08投稿分まで掲載)
-
ハイキュー!! Cross team match!
偽りの輪舞曲
遊戯王 ナイトメアトラバドール
- 2020/07/21更新 (2020/07/20投稿分まで掲載)
-
初音ミク and Future Stars Project mirai
電波人間のRPG
ハココロ
トモダチコレクション
- 2020/07/12更新 (2020/07/11投稿分まで掲載)
-
3次元エアホッケー
- 2020/07/08更新 (2020/07/07投稿分まで掲載)
-
メタルマックス4 月光のディーヴァ
世界樹と不思議のダンジョン
牧場物語 キミと育つ島
たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに
1500 DS Spirits Vol.10 囲碁
- 2020/07/05更新 (2020/07/04投稿分まで掲載)
-
New International ハイパースポーツ DS
- 2020/06/26更新 (2020/06/25投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 疾風伝 最強忍者大結集5 決戦!“暁”
- 2020/06/14更新 (2020/06/13投稿分まで掲載)
-
Hey! ピクミン
いきものづくり クリエイトーイ
解放少女
RPGツクールDS+
イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー
レーダーウォーシリーズ 軍人将棋
スティッチ!DS オハナとリズムで大冒険
たまごっちのプチプチおみせっち
- 2020/06/11更新 (2020/06/10投稿分まで掲載)
-
真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY
エースコンバット 3D クロスランブル +
だるめしスポーツ店
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
みんなのポケモンスクランブル
ルーンファクトリー 新牧場物語
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊
わがままファッション ガールズモード
ダン←ダム
- 2020/06/10更新 (2020/05/20投稿分まで掲載)
-
真・女神転生IV FINAL
探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK
ポケモンピクロス
とびだせ どうぶつの森
ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス
新 絵心教室
トモダチコレクション 新生活
1500DS spirits Vol.2 将棋
ウィッシュルーム 天使の記憶
探偵 神宮寺三郎DS 伏せられた真実
探偵 神宮寺三郎DS きえないこころ
ディズニー・フレンズ
- 2020/03/06更新 (2020/01/03投稿分まで掲載)
-
G.Gシリーズ 超ヒーロー皇牙2
閉ざされた病棟 -DEMENTIUM II-
直感ヒトフデ
デジモンストーリー サンバースト/ムーンライト
レイトン教授と不思議な町
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
ドンキーコング リターンズ 3D
ぷよぷよテトリス
真・女神転生 STRANGE JOURNEY
HOSHIGAMI
- 2019/10/29更新 (2019/10/28投稿分まで掲載)
-
ゼノブレイド
- 2019/09/29更新 (2019/09/28投稿分まで掲載)
-
デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編
- 2019/09/10更新 (2019/09/09投稿分まで掲載)
-
アッコでポン!イカサマ放浪記
- 2019/09/07更新 (2019/09/06投稿分まで掲載)
-
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
- 2019/08/18更新 (2019/08/17投稿分まで掲載)
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2019/08/07更新 (2019/08/06投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 最強忍者大結集4DS
- 2019/08/02更新 (2019/08/01投稿分まで掲載)
-
パズドラクロス 神の章/龍の章
スローンとマクヘールの謎の物語
GOOD!
■濃いキャラクター
逆裁1?3で登場したキャラクターが背景・証人問わず登場。
キャラ同士の小気味いい掛け合いも健在で思わず吹き出しそうになる事もしばしば。
また、新キャラのミクモ・ロウも出番は思ったより少なかったがいいキャラ。ミクモは存在感がやや薄く、場当たり的に犯人を決め付けてしまうロウもどうかなと感じる部分はあったものの、更にキャラを掘り下げればもっとよく見せることが出来るはず。
次回作があるなら出して欲しい。
■小ネタのきいたテキスト
タクシューが関わっていないものの、随所で小ネタがありしっかり過去作を研究しているなと思わせるテキスト。冥の鞭やイトノコの給与査定ネタはしつこすぎてやや助長に感じる時もあったが、今回も逆裁テイストを存分に味わえた。
相変わらず間違えた時までもよく作られているので、余裕があるなら是非見てみることをオススメする。
■ドットグラフィック
こんな小さいグラフィックでよくここまで細かくキャラの動きを再現したなと感動した。
BAD/REQUEST
■爽快感・メリハリがいまひとつ
捜査・追及を終始一貫して現場で行っているせいか、いまいちメリハリに欠ける。
天才検事で追い詰められても冷静な御剣が主役なので、ピンチをピンチだと感じることもあまりない。
罪を認めようとしない犯人の犯行を論理立てたロジックと証拠で立証しているので、これで「逆転」だと言われると少々疑問に感じる。
単体で見ると決して悪くはないのだが、あくまで逆裁シリーズの一つとしてみるとやはり今ひとつに感じてしまう。
■難易度が簡単
スピンオフという事で今回は難易度がかなりやさしいものになっている。
追求パートで「この証言は明らかにオカシイ」などヒント以上のヒントが出てくるので、迷いようがない。
また、証拠品も説明文と詳細画面を見れば一目で証言とムジュンしているとわかるものばかり。
結局、攻略サイトに頼る事無くすいすいとクリアまで漕ぎ着けてしまえたので、もう少し「どの証言で何をつきつければいいかわからない」という部分があってもよかった。
また、間違えたとしてもペナルティゲージの減りもほんの少し。恒例の理不尽な大ダメージや全ゲージの減少もなく、最大でもゲージ全体の4分の1程度が一度あったきり。
その上捜査・追及が終了すれば回復してしまう。(流石にゲージ残りが少ないと全回復ではないが、元々あまり間違えようがないのでほぼ全回復といっていいかもしれない)
恐らくロジックで間違えたものが追求パートでハードルにならないようにという配慮なのだろうが、「ここで間違えられない」という緊張感が感じられないのは残念。
■一部キャラクターのグラフィック
正面絵ではないからか、塗り方がいつもと違うからか、描きこみが足らないからか、とにかく一部のキャラクターの立ち絵に違和感が。御剣・イトノコ・冥・ロウ・バドウあたりは細かく綺麗だなと思えるが、CA2人やカズラの爆笑顔はどこか変。オバチャンやミクモも立ち絵の一部が何かバランスがおかしいと思った
COMMENT
シリーズは1?4・蘇るも全てプレイ済み。4にはかなり落胆させられたので様子見していたが、やってみるとなかなか面白かった。ただ、やはり逆転する爽快感は1?3に劣ってしまう。
新要素のロジックやぬすみちゃんも悪くはないが、ロジックは二つの事象をまとめるだけでやや単純、ぬすみちゃんは5話中2話しか活躍できないなど、掘り下げが今一歩足りていない印象。
個人的にストーリーは楽しめたのだが、密輸や国同士の争いが複線・メインに関わらず全編出てくるのがちょっと…と思う部分はあった。もっと息抜き的な話を入れてもよかったのでは?
「逆転」のタイトルが付いているが故に、求められるゲームの面白さのハードルがかなり厳しいものになっているが、旧キャラにあまり頼る事無くスピンオフらしい「逆転検事」をスタッフには今後も作っていただきたい。