【DS】有罪×無罪 レビュー
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■ 423人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 2pt | 3pt | 5pt | 4pt | 2pt | 2pt |
73pt
GOOD!
裁判員制度にのっとった手順で事件の真相に迫っていけるのがとても面白かった。
まず、裁判の独特の言い回しとか手順に親しめる点が良かった。
おかげで、裁判が身近に感じられるようになりました。
裁判だからと言って難しそうなイメージがあるが、
場面に応じて裁判官が、考えかたの説明、考えるべき要点の説明、をしてくれるので、
非常に分かり易かった。
また、真相に迫る評議のシーンでは、
他の裁判員達といろんな角度から徹底的に事件を検証ができる。
これは真相に近づく為の手段としても良かったが、
他の裁判員の生活や性格を垣間見れる場面としてもとても面白かった。
☆話の内容
事件の内容も現実的かつ意外性のあるものが多く、なかなかレベルの高い物だったと思う。
題材が裁判なので、基本的には事件の真相解明は主題ではないが、ちゃんと事件の真相がはっきりするところまで作られており、しっかり推理物としての作品としても楽しめました。
BAD/REQUEST
☆キャラ絵が独特
味がある絵として見ればそれなりに納得はできるのだが、
たまに顔色が悪すぎだったり、
造形的にいびつ過ぎる人がいて、気持ちが悪かった。
☆スキップ機能遅すぎ
基本的にそれほど難しくは無いのだが、
証人や被告人に質問する場面で、絶対しなくてはならない質問が存在し、
それを逃すとクリアできない事がある。
それはそれで良いんだが、スキップ機能がめちゃくちゃ遅い為、
再びその質問選択にたどり着くまでにかなりの時間を食う。
自分はスキップしてるだけ1時間かかった。
これは非常にストレスがたまった。
COMMENT
これはかなり面白かったです。
四話しかないけど、かなりやり甲斐があった。
事件の真相究明だけに集中したい人、
また、他人との議論が好きな人にはかなりお勧めである。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 5pt | 3pt | 3pt | 1pt |
73pt
GOOD!
○オリジナリティ [4]
他のレビュアーさんがおっしゃる通りオリジナリティはあえて「高い」、と思います。
確かに二番煎じな所はあります。
ですが、逆転裁判とはコンセプトが真逆と言っていいほど違います。
逆転裁判は主人公が弁護士ですし、展開がとても派手で飽きが無く、熱中する長編ストーリーで主要キャラの秘密が解き明かされていく所が魅力だと思います。
ですが、本ゲームの魅力はとにかく「リアル」で「重厚」。
そして一般人視点として、現実で自分も体験するかもしれない「裁判員」を題材にしているので、
同じ裁判ゲームでもゲームのリアル感はかなり違います。
確かに、このゲームのストーリー、キャラ、共に決して派手ではありません。
ですが、逆転裁判とは違う魅力が、その二つに備わっていると思います。
○熱中度 [5] 満足度 [4]
ハマりました。一度熱中するとやめられません。
このゲームはかなり文量が多いのですが、途中でだらけることなく一気にプレイできました。
このゲームのタイトル通り、被告人がはたして「有罪」なのか「無罪」なのか、最初はそれがわからない事が面白いです。
検察側の陳述を聞くと「コイツぁ犯人だ!」と思い、その後に弁護側の陳述を聞くと「あれ?ひょっとして無罪?」と、自分が面白いくらい心変わりし結局どっちなのかわからなくなり、推理へのやる気をかなり引き出してくれます。
満足度に関しても、面白さ的には満点なのですが、話数が少ないことと、ラストがちょっと・・・
という感じなので、減点しました。詳しくは後述します。
○音楽 [3]
かなりいいと思います。
ゲームの雰囲気を盛り上げてくれる良曲ぞろいです。(雰囲気音楽という訳でもありません。)
私は特に検察側のテーマと、弁護側のテーマが好きです。
ですが、効果音は個人的にはいただけません。なので3にしました。
詳しくは後に記述します。
○快適さ [3]
及第点だと思います。
バッドエンド後やり直す時に自分のミスに応じたヒントがもらえるのは、親切で良いと思います。
残念な所は後述します。
・ストーリー
みなさんがおっしゃる通り、かなりリアリティがあります。
それだけでなく、やはりゲームとして面白くするために、新事実が発覚して裁判員の意見が逆転したりするなど、ある意味現実よりは「奇天烈」な事が起きるのですが、それが合理的で不自然でなく、興ざめしないことが大変いいと思いました。
リアリティとどんでん返し、二つが両立する物語を描くのはかなり難しいと思います。
ですがこのゲームはそれが出来ています。
4話は少し感動的なストーリーで、ちょっと泣きそうになりました。
あと4話全て、中だるみしたりしないで面白いと感じました。
・キャラ
よくキャラが立っていると思います。
ですが、持ち前のリアリティを崩すほどではなく、良く均衡が保たれています。
あと、キャラも凄く練りこまれていて自然な魅力があります。
私は特に裁判長が気に入りました。
厳格そうな見た目と反して、物腰が低く、裁判員と被告人には特に気を払い、裁判員の基本理念を教えてくれたり、どんな意見でも快く受け入れてくれる。
でも、裁判の調和を乱したり、被告人への配慮に欠ける人物には厳しく注意するというカッコ良さ。
ああ、裁判長という位置にまでのし上がれる人はやっぱりこういう人なんだな、と
たかがゲームの登場人物に対してそこまで思ってしまいました(笑)
説明は省きますが、他のキャラも、かっこよかったり可愛かったりと惹かれます。
BAD/REQUEST
○満足度 [3]
全4話、ってのは少なかったかな・・・
一話一話が濃密な分大変だったかもしれませんがもし全5話だったら大満足でした。
あと、ラストが続きがありそうな終わり方で、消化不良な感じがします。
ちょっと打ち切りのマンガみたいです。
スタッフロールも手抜きと言わざるを得ないような・・・
でも、それほどこのゲームをもうちょっと長くプレイしたかった事の裏返しですし、
感じ取り方には個人差もありますので、あくまで私個人の感想と受け取って貰えれば幸いです。
○音楽 [3]
BGMは良いと思います。問題は効果音です。
なんというか、全体的に鋭い音が多くてびっくりします。
効果音の選択もセンスが無いと思います。ちょっと不自然。
○快適さ [3]
スキップが遅い・・・
やりなおしプレイではちょいときついです・・・
メニューのインターフェイスも若干反応が遅くて、デザインもセンスがないと思いました。
COMMENT
・どちらともいえない点
○グラフィック [3]
普通かな・・・
まぁアドベンチャーですし、グラフィックといっても・・・って感じですが、
変な絵、または手抜きな絵などは無かったと思います。
ただ、キャラの絵は少し個性的で、嫌な人もいるかもしれませんね。
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このゲーム、大変良いゲームです。どのぐらい売れたかは知りませんが、多くの人にやってもらいたい。
レビューの総合点は確かに高くはありませんが、ストーリーやシステムが練りこまれており、面白さの点数ならかなり高いと思います。
このゲームの販売元、バンダイナムコゲームスは、キャラゲー、ちょっとパクリ疑惑ゲーが多かったりと、「硬派」というようなゲーム会社ではありません。
ですが本ゲームはガチガチの硬派です。
裁判員や法律についての説明も親切にしてあり、作り手の細かい職人魂が垣間見える作品です。
裁判員について予備知識を付けたい方、単純に面白い推理アドベンチャーゲームをしたい方、あるいはその両方、多くの人に対応できる。そんなゲームだと思います。
私はぜひ続編を出してもらって、裁判ゲームの2大タイトルと言えば・・・
「逆転裁判」 「有罪×無罪」
となる事を望みます。
発売スケジュール
- 2017/07/20
-
レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀
- 2017/07/29
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2017/08/03
-
大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-
サイト情報
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 忍列伝
- 2020/08/31更新 (2020/08/30投稿分まで掲載)
-
チャリ走 DX
- 2020/08/24更新 (2020/08/23投稿分まで掲載)
-
星のカービィ ロボボプラネット
- 2020/08/21更新 (2020/08/20投稿分まで掲載)
-
PROJECT X ZONE
- 2020/08/09更新 (2020/08/08投稿分まで掲載)
-
ハイキュー!! Cross team match!
偽りの輪舞曲
遊戯王 ナイトメアトラバドール
- 2020/07/21更新 (2020/07/20投稿分まで掲載)
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初音ミク and Future Stars Project mirai
電波人間のRPG
ハココロ
トモダチコレクション
- 2020/07/12更新 (2020/07/11投稿分まで掲載)
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3次元エアホッケー
- 2020/07/08更新 (2020/07/07投稿分まで掲載)
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メタルマックス4 月光のディーヴァ
世界樹と不思議のダンジョン
牧場物語 キミと育つ島
たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに
1500 DS Spirits Vol.10 囲碁
- 2020/07/05更新 (2020/07/04投稿分まで掲載)
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New International ハイパースポーツ DS
- 2020/06/26更新 (2020/06/25投稿分まで掲載)
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NARUTO -ナルト- 疾風伝 最強忍者大結集5 決戦!“暁”
- 2020/06/14更新 (2020/06/13投稿分まで掲載)
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Hey! ピクミン
いきものづくり クリエイトーイ
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- 2020/06/11更新 (2020/06/10投稿分まで掲載)
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探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK
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GOOD!
・作りの丁寧さ
裁判のことをよく調査した上で、
非常に丁寧に作られている部分。
テキストがものすごく多いが、裁判員制度自体について知らなかった部分について
丁寧に解説されており、勉強にもなる。少なくとも私にとっては苦痛ではなかった。
・トリックが自然
「そんなことできるわけねえだろ!!」というような
突拍子もないトリックがなく、すべてのストーリーが
十分納得できるレベルの推理で完結する。
・有罪/無罪のさじ加減
先が読めない展開。
基本的に裁判員同士の議論によって
評議が進んでいくが、検事側/弁護士側、
どちらの言い分も適度に
筋が通っているので、最後の最後まで
有罪か無罪かの判別が(良い意味で)つけられないようになっている。
BAD/REQUEST
・キャラ絵が微妙
まあ、これは読んで字のごとく、です。
ゲーム自体が徹底的にリアルに作られている
ため、ここは実写でも違和感なかったのでは・・
・タッチペンの使い方に無理がありすぎる
タッチペンをスライドさせて「メモ」を
とることができたり
メモに○をつけて質問したりできるが、
無理にタッチパネルを活用している印象。
但し結局のところボタンでも同様の操作が可能 なので不満というほどではない。
・地味
ほぼ舞台が「法廷」か「会議室」しかなく、
寒色系の背景ばかりで
どうしても地味な印象が残る。
本編と関係ない部分も、もう少しは
あってもよいのでは。
良く言えば「無駄を省いた作り」ではある。
COMMENT
いわゆる「裁判アドベンチャー」の代表格として「逆転裁判」が挙げられるが
こちらがアクションに近いとすると、「有罪×無罪」はシミュレーションに近い。
上記悪い部分も記載しましたが、その部分を差し引いても非常に好感が持てる面白いゲームであることは間違いない。