Nintendo3DS mk2 :: 【DS】采配のゆくえレビュー

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【DS】采配のゆくえレビュー

発売元	コーエー（オフィシャルサイト）
発売日	2008/10/23
価格	5,040円（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	合戦アドベンチャー

スコアボード

総合ポイント: 67
難易度: 1.00
レビュー数: 35

スコアチャート

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【60点以上】
80%
【標準偏差】
11.15

ユーザーレビュー

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■ 282人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
0pt	5pt	4pt	2pt	3pt	3pt	1pt

総合点
52pt

GOOD!

☆絵が好き
絵がかなり好みで、良かった。
最後までやれたのは絵を眺める目的があったからこそだった。
知ってる武将がどんなふうにデザインされているかとかすごく興味がわいたし、
絵の動きとか見てて飽きなかった。

☆関ヶ原の戦いが好き。
ゲームと関係ないかもしれないが、基本的に関ヶ原の戦いが好きだから、
朝始まり夕方終わる関ヶ原の戦いをリアルタイムに近いプレイ時間で体験（クリア）できる事が良かったかもしれない。

☆BGM
パクリなところもあったが、なかなか良い感じのBGMが多かった気がする。

BAD/REQUEST

☆オリジナリティは皆無。
指摘されてるようにあらゆる面で「逆転裁判」のパクリ。
インターフェイスパクリだし、ゲームの構成もパクリだし、
証拠を突きつけて相手の論理をぶっ壊すという展開もまんま。
音楽もそっくり、主人公の性格や、主人公の決めポーズもパクリ。

逆転裁判のパロディと言っても良いくらいのパクリ度合いだと思いました。
オリジナリティの面で間違いなくBADです。

☆バカバカ言い過ぎ
いくらなんでも主人公をバカ呼ばわりし過ぎ。
そりゃ綺麗事ばかりで実践経験の浅い三成はバカと言えるかもしれないが、
一応プレイヤーが共感して進めるわけだからさ、そんなにバカバカ言わないで欲しい。
これじゃ、バカって言われてもへらへらしていられるようなマゾプレイヤー対象ゲームだ。

挙句、正義までバカ扱いしてるからなぁ…
なんていうか、それ言ったらもう何でもバカと言えるだろうと思った。

☆三成が情けない。
全編通して終始一貫してずっとヘタレだった。
まあ、三成のキャラ自体も逆転裁判のナルホドクンをパクってるので、
現代の男の子がそのまんま戦国時代に行っちゃった感じになってる。
だからヘタレになるのは当然なんだが、あまりにも耐えがたいヘタレっぷりに腹が立った。
例えば「自分で言うのもなんだが奉行です。」みたいなセリフがあったが
戦国武将が肩書き名乗るのにいちいち言い訳がましい言い方するなよ…
とにかく、情けなくてしょうがなかった。

☆合戦が面白くない
　例えるなら、物すっごく楽なパズルゲームを細かい解説の元に長時間やらされた感じ。
　かなり退屈だった。

COMMENT

自分的にはキャラ絵を眺めるだけのゲームでした。
とにかく逆転裁判のパクリで、ほとんどの部分は逆転裁判に及ばない作りなのだが、
キャラ絵だけはもしかしたらカプコン越えてる出来だと思った。

あとはもう、ただただ突っ込みどころ満載の作品でした。

まあ、ここまで来るともうB級作品として開き直って作ってるんだと思う。
そう考えるともう、いちいち突っかかるのも馬鹿らしい気がして、
これはこれで有りだと思いました。

プレイ時間：05時間以上10時間未満（クリア済）
baxさん [2010/02/06 掲載]

このレビューはオススメ？　

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■ 277人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
2pt	4pt	3pt	3pt	4pt	3pt	1pt

総合点
64pt

GOOD!

主人公が集めた情報を相手に突きつけて心を開かせるシステムといい、キャラクターの大げさなリアクションといい良くも悪くも某裁判ゲームにそっくり。
「プレイしてみれば中身は全く違うのでパクリじゃない」と強く否定をする人もいますが、両作品をプレイ済みの私から見ればやっぱり某裁判ゲームを彷彿させる場面が一杯あります。ただ、元が完成されているのでこの作品も安定したバランスの出来になっていると思います。

関が原の合戦の歴史的な戦を舞台にし、ifを混ぜつつも史実に沿った展開のストーリーは西軍好きにはたまらない内容となっています。敵も味方もキャラが立っていて共感しやすい。特徴を強調させたキャラデザインや付き添う動物たちの可愛いリアクションにいつも目がいってしまう。
天眼システムはシュミレーションというよりもパズルゲームのような爽快感があって○。

BAD/REQUEST

一度クリアするとそれで終わりになってしまう。しかも総プレイ時間が短い。２週目要素として視点を東軍側に切り替えてプレイをするか１週目とは違った展開になるとかがあれば良かったかな。
難易度が易しすぎる。選択をミスっても必ず「ちょっと待って、違うよ！」と止められて正しい答えになるまで選択のし直しになる場合が多い。説得に失敗しても失敗した所からのやり直しになるので総当りになってだれる。選択ミスで追い詰められる緊張感も欲しかった。

合戦も味方が一方的に騎兵突撃や槍ふすまなどの戦術で敵を蹴散らすのが多くて戦っている緊張感が無い。一応、敵側も戦術を持っているが積極的に使わない。あと、味方が持っている戦術の確認が出来ないので中断した後に再開すると「誰が何を持っていたっけ？」と混乱してしまう。

一部が史実どおりとはいえエンディングには色々と疑問が残ります。どうやら攻略本にその後が描かれているっぽいのですが、ゲーム本編に収録して欲しかった。

やっぱり某裁判ゲームにそっくりなので気に入らない人は気に入らないかも…。

COMMENT

ぶっちゃけると同じ会社が出している某一騎当千ゲームの石田三成よりも、この作品の石田三成の方が好感を持てました。
「絆」「友情」という言葉が臭い演出に感じないのでキャラに共感しやすく、早くプレイしなかったことを後悔したほどです。
目立つような大作ではありませんが興味もって買って損はしない良作です。

確かに某裁判ゲームのパクリという印象が強いですが、コーエーお得意の歴史を舞台にしているので新たなアドベンチャーゲームとして昇華しており、なかなか面白かったです。
このままで終わらせるのは惜しいので別の戦を舞台にした「采配のゆくえ」が出ることを楽しみにしています。