NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

オリジナリティー …… シリーズ物ではあるが、二人の主人公を入れ替えて戦えたり、CPUとして一緒に戦わせたり…今までにないシステムです。更に使用キャラクターの一人が「VAMPIRE KILLER」というゲームに出てくる主人公の息子。という設定は、ドラキュラシリーズの中でも異彩を放っているのではないでしょうか。

・グラフィック …… 素晴らしいですね、ドット絵ながらキャラクターの細かいところまで凝っていて、ただ歩いているのを見てるだけでも楽しめます。

・音楽 …… シリーズの中でも突出して…と云う程ではありませんが、中々良い物が揃っています。個人的な意見ですがシリーズ通してステージ1の曲は良いと思います。

・熱中度 …… 隠し要素、アイテム収集、サブウェポン収集、Lv上げ、ボスラッシュ、etc…全て出すのにそれなりに時間を掛け、かなり熱中していたと思います。

・満足度 …… 前述の通り、やるべきことが沢山あり、自分にはそれが向いていたので、満足できました。

・快適さ …… DSという事もあって、マップ移動やロード関係のテンポは、快適の部類に入るのでは。装備画面も前作「蒼月十字架」に比べるとまとまりが在るので良かったです。

・難易度 …… かなり低めです。GBA,DSのドラキュラシリーズは比較的に難易度が低めなので、ライトユーザー向けなのでは？

BAD/REQUEST

・オリジナリティー …… CPUを出して戦える…と書きましたが、あまり戦闘が強くなく、敵の攻撃にバシバシ当たってMPを減らす一方なので、謎解きに使うばかりでした。そしてストーリーに関しては、ドラキュラシリーズの中でも異彩を放っている…と云いましたが、「VAMPIRE KILLER」はマイナーな作品。知ってる人も少ないでしょう…。最近のドラキュラから入った人には、同じような操作性とゲーム性に飽きてしまうかもしれません。前作のようなタクティカルソウルシステムのようなオリジナリティーの在る物があれば良かったのですが…。

・グラフィック …… 細かい所に凝っていますが、細かくないところは以外にも大雑把。注意深く敵の動き等を見ないと、綺麗と感じないかもしれません。

・音楽 …… 良いところが多いのに対し空気のような曲もありました。ですが不快とまでは行かないので問題は無いです。

・熱中度 …… 隠し要素が今作の醍醐味ですが、アイテム出現率が低い敵は延々と狩らなくてはならないので、根気が必要です。武器の熟練度上昇も、相手によっては500体近く倒さなければならなかったり…やはり根気が必要です。

・満足度 …… 良いところと同じようなことを書きますが…上記の通りです。これを面白いと感じるかによって、満足度は大きく変わっていきます。

・快適さ …… 作り込みが甘かったのか、突然フリーズする等、ちょっとしたバグがあります。沢山進んだのにフリーズしてしまいやり直し…などやる気を削ぐようなこともありました。

・難易度 …… 最初の頃は慣れずに、低すぎます…GBAシリーズ一作目と比べても、かなり低めです。

COMMENT

悪い所の方が沢山書きましたが…悪い所を振り絞って書いただけなので、かなり満足しています。前作の方がやり込み要素は多いですが、世界観はこちらの方が好きです。（また個人的な意見ですが。）

最近のドラキュラシリーズ、探索の方に集中して難易度は落ちる一方です…が、それはそれで違うゲーム性、RPGのような魅力が出てきて良いのではないでしょうか？
戦闘はテンポが良く、やってて苦痛…という訳では無いので、戦闘+探索or収集のようなゲームを求めてる人には強くお勧めします。