NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

思考が速い点。
待たされる感じはほとんどしません。

BAD/REQUEST

･見づらく、好みで変更できない立体駒
･意味のないミッションやキャラが増える演出
･手が滑っても確定してしまう操作方法

COMMENT

タスケのこのシリーズ、将棋も花札もあきれるほどの低レベルソフトでしたが、このソフトはちょっとひどさの意味合いが違います。
そのままで充分にシンプルなチェスのソフトを、チェスを知らない人間がわざわざ手間暇かけてダメダメにしてしまった印象。
ほっとけばシンプルでいいのに、どうしてここまで勘違い演出をするのかなぁ。。

＜タスケのいつもの低レベル＞
一度でもテストプレイすればすぐわかる、立体駒の見にくさ。
ビショップ、クイーン、キングのデザイン差にはバリエーションがあるので、一方的に押し付けられても困る。なぜ選択を許さないのか。
コミカル駒を準備する暇があったら、他のデザインの駒を用意すべき。
駒に触ると行ける場所を勝手に表示して、オプションで表示無しにできないし、指し手は一度動かすと確定してしまうため、不本意ながら「待った」を使ってしまう。
（できのいいソフトはダブルクリックで確定とか、もっと工夫がある）

＜このソフト特有のひどさ＞
ミッションの内容が･･･ばかばかしくてあきれる。
特にひどいのは「スティールメイトで引き分けに持ち込め」。
例えるならば、野球ゲームで「９?９で引き分けろ」、将棋なら「中央で詰めろ」といったところか。そんなことを狙って何になる？知的ゲームがただの作業になる。
決して手抜きではなく、このようなお馬鹿なミッションや、キャラを大勢登場させるという、要らない作りこみがされているのが特徴。
キャラによって待ったの可能数が違うからって、チェス好きが喜ぶと思ったのかな？
勘違いもはなはだしい演出を加える前は、シンプルでいいソフトだったかもしれない。