NintendoDS mk2 :: チョコボと魔法の絵本レビュー

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チョコボと魔法の絵本レビュー

発売元	スクウェアエニックス（オフィシャルサイト）
発売日	2006/12/14
価格	5,040（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	Wi-Fi対応

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	4pt	4pt	4pt	4pt	5pt	3pt

総合点
83pt

GOOD!

絵本のようなメルヘンな絵に、少し粗いながらも
チョコボのかわいらしさ　特徴を非常に良く捉えているポリゴン
飽きさせず雰囲気を醸す上質なBGMに懐かしい音楽の融合
バランスが良く、絵本らしさとリアルを同時に演出するカードバトルに
ネットワーク機能の完備。
どれをとってもクオリティが高い。
絵本を弄ってギミックを動かす発想も斬新で面白く
ミニゲームを遊ぶモチベーションが上がっていく。

そして何より、レスポンスや快適さが素晴らしい。
ロード、セーブに時間がかからないのは当たり前にしろ
メニュー開く時も演出とサクサク感を両立し、
切り替わりも俊敏。ユーザーに配慮してくれてるなぁと何度も感じました。
仕様上ほぼタッチペンなのですがタッチペンオンリーに近いのですが
疲れはあるにしろイライラは全く無いです。進んでタッチペン操作を選択する程です。

あとチョコボがかわいい(笑)
チョコボがかわいい行動するギミックが複数あって
やっぱりチョコボがかわいい。

BAD/REQUEST

ミニゲーム自体、面白いしよく出来てるんですが
いかんせん難易度がガチガチすぎ。
これをターゲットユーザーの女性や子供がやるとホントにすぐ投げそうな感じが・・・。
クリアするまでの難易度はそこそこなんですが
カードコンプしようとすると鬼のような難易度。
神経使うゲームも多いので、癒しの雰囲気に反してカオスです。
一回ゲーム毎やめようかと思ったぐらいです。

あと微妙ミニゲーの前振りが長い。
あとリトライとかスタートボタンからさせてほしかったし
ちょこっとミニゲームでも途中でやめたりさせてほしかった、
ミニゲームに関しては少し配慮不足を感じました。

COMMENT

ミニゲーム集の皮を被ったロールプレイングアドベンチャーと考えていいでしょう。
自由度が高く、「ミニゲーム集」と先入観を抱くのは勿体ないほどです(私もそうでした)
勿論ミニゲームも多いですが、ミニゲームによっていろんなイベントが起きるので
寧ろミニゲームに遭遇する場面に出会えると嬉しいぐらいでした。
グラフィック、演出、音楽どれをとっても一級品ですね。
先ほどベタ褒め快適さでも、イライラする事はほとんどなく
何に置いても「良く出来てる」と感じる限りです。
ボリュームは長く無いですが、すごく密度が濃いと思いますし
総じて非常に\"バランスのいいゲーム\"ではないでしょうか。
何より「DSじゃないといけない」という面を幾つも持っており
DSらしいゲームに相応しいタイトルだと感じます。
自分みたいに気になってるけど、ミニゲー集・・・・という理由で敬遠してる方に
是非オススメしたいタイトルですね！