NintendoDS mk2 :: ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイングレビュー

ジャンルメニュー：

ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイングレビュー

発売元	スクウェア・エニックス（オフィシャルサイト）
発売日	2007/04/26
価格	5,040（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon ／ YouTube
タギングトップ3
タイトル概要	RPG

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	4pt	4pt	4pt	4pt	5pt	1pt

総合点
83pt

GOOD!

グラフィックはすごく綺麗です
キャラクターのドット絵、マップのフルポリゴンどちらともに
DS最上級に仕上がりになっています。
特にマップのクオリティは凄まじい物があります。
プリレンダCGの一枚絵のマップではなく、フルポリゴンの3Dマップで
ここまでの画像を見せられたのには驚きました。

ドット絵で描かれたキャラクターが非常によく動きますので
演出面でも3Dキャラに劣ることはなく、特に主人公達はかなりのモーションが描かれていて、様々な動きや表情を見せてくれます。
お話はFF12の後の話ですが、FF12のお話を知らなくても問題ない範疇に収まっていると思います。

操作性はかなり作り込んだのか、非常に快適になっています。
特にタッチペン使用での快適さに驚きました。
タッチペンで遊ばせることに非常に重要視されてあり
戦闘中に各個に指示を出す、全軍に指示、特定のユニットを指定、など様々な選択方法をタッチペン一つで無理なく行えるように作られています。
また、敵味方合わせて20人以上が入り乱れる戦闘で処理落ちやがたつきがまず見られないことが好印象でした。
ちなみに戦闘中唯一時間が止まって演出が入るミストナックは、画面タッチで演出を省略することが出来ます。
アイテム欄や掲示板、日誌欄、初心者講座などの情報が雑多するデータベース系には
タッチペン用のスクロールバーがついてあるのもポイントが高いです。

プレイアビリティも幅広いユーザーのために作られているのがよくわかり
この手のゲームにありがちな複雑になりがちなシステムがうまく簡略化されてあり、
チュートリアルが終わる頃にはほとんどの操作がわかるようになっています。

BAD/REQUEST

ムービーが多少荒いのが気になりました。
２画面を使ったムービーだとその分容量も食いますので
一画面だけにしておくか、量を減らしても良かったのかも。

戦闘中にダメージが表示されないので
設定されてあるHPや攻撃力が実感しにくいのは残念。

携帯機用に配慮したのか、
操作一つでサブミッションを行う目的地へ行ける、離れていても飛空挺へ戻れる点は賛否分かれるところかも。これぐらいは自分の足で歩かせてもよかったのではないかな。