NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

●オリジナリティ、熱中度：５

まずは熱中度。ヤバい、これはヤバいです！！
新方式の「スピードバトル」が文字通りスピード感バツグンで、タイトルの高速カードバトルを見事に体現しています！！
もちろん前作からあったルールも、カードバランスが微妙に見直されたことによって、さらに熱くなれる内容に仕上がっています！！
そして、ファン待望のWi-Fi通信対戦の実現。これのせいでレポート出すのが一日遅れました（笑）

次にオリジナリティですが、これはやはり、カードゲームとしては他に類をみない単純明快なルールですね。
普通のカードゲームは、やりたがらない人の大方の理由が、これは私の偏見ですが、「ルールを覚えるのがめんどくさい」に尽きると思うので、その点はこのカードヒーロー、まったく心配する必要はありません！！
じゃあ簡単なだけか？といわれるとそうでもなく、いくつかのルールに分かれており（上記のスピードバトルの他に３つあります）、どれも簡単でなおかつ奥が深いんです！！ここで詳細を書くのは無理ですが！！
そう、とにかく簡単なのです！！（←これは悪い点にも書きます）


●快適さ：４
タッチペンでの操作が思ったより快適で、この辺はさすが任天堂だなと思いました。
また、CPUの思考速度が前作に比べてとても速くなっており、負けそうになるとフリーズしたかのように「考え中」と表示されていた前作のCPUとは大違いです！！
４にした理由は悪い点に書きます。


●満足感：５
上記全ての良い点を踏まえて。
本当に買ってよかったです。任天堂は見事に期待に応えてくれました。

BAD/REQUEST

●グラフィックス：３
先に断っておきますが、目立って悪いところはありません！！
ただ、あまりキレイでもないポリゴンのモンスターの戦闘シーンを飛ばせないのはちょっと…という感じがしましたので点数を下げました。


●難易度：１
簡単です。ストーリーモードはあっけなく終わりますし、内容も薄いです。
ここはチュートリアルと思って通過しましょう、と言いたいところですが、前作でのこのゲームのキモであったシニアルール、プロルール等の対戦方式は、エンディングの後に登場しますので、前作未経験者はそこに行き着く前に飽きてしまうのでは？と心配になりました。

ストーリーの内容はともかく、チュートリアルに徹するならば、せめてストーリーモード終了（エンディング）までに全ての対戦方式の説明を加えるなど、その辺りの配慮は必要だったと思います。
しかし、その後も続ければちゃんと説明は入るので今から買おうとしている方はご心配なく。


快適さについて、CPUの思考は確かに速くなりましたが、しかし賢くなったわけではありません。慣れてしまえばCPU相手に苦戦することはまずなくなるでしょう。難易度１の評価に関連してここは減点対象となってしまいました。

COMMENT

思えばDSが発売した頃、「カードヒーローがDSで出ればな…。」と考えていた私がこの作品を知ったのは11月の終わりごろでした。
いい年してゲーム雑誌を握って身震いしてしまったのを覚えています（笑）

カードの絵柄が一新され、名前まで変わってしまったモンスターがいますが、少しノスタルジックな気分に浸れるのでこれはこれで良いと思いました。
そんな私はいまだにアサシンをシゴトにんと呼んでいます。ポリスピナーはポリゴマですし、ラッフィーはホネではなく貝を投げろと思ってしまいます。軽く病気です（笑）

長いだけでいいレビューではなかったかもしれませんが、悪いところを粗探しするのはもったいないほど丁寧に作られた作品であることは間違いありません。実際、上記の悪い点など、やっているとほとんど気になりません。結構無理矢理書きました。

好奇心に溢れる少年少女でも、子ども心を忘れたくない大人でも、万人に胸を張ってオススメできるゲームです。
特に対戦が面白いので、兄弟やお友達と一緒に買ったりするとより良いと思います。