NintendoDS mk2 :: DS西村京太郎サスペンス新探偵シリーズ「京都・熱海・絶海の孤島殺意の罠」レビュー

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DS西村京太郎サスペンス新探偵シリーズ「京都・熱海・絶海の孤島殺意の罠」レビュー

発売元	テクモ（オフィシャルサイト）
発売日	2007/10/11
価格	3,990（税込）
レーティング	【Ｃ】15歳以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	サスペンス

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	3pt	5pt	4pt	4pt	4pt	1pt

総合点
80pt

GOOD!

・ストーリーがとてもよくまとまっていて内容が濃い。キャッチコピー通り犯人側にもいろいろと事情があったのが良かった。一話ごとのボリュームも丁度いい
・短編がおまけ要素と呼ぶには失礼なくらい面白い。程よい難易度で様々な事件を推理できる。おかしいと思う文を直接指摘する回答の仕方は珍しくて良かった
・音楽が素晴らしい。特に緊迫したシーンや推理パートで流れるBGMは本当に状況に合ってて盛り上がる。短編の時に流れるBGMも三種類あって、事件の内容によってうまく使い分けている
・推理パートで犯人等が反論してくるときに顔のカットインが入るのがいいです
・主要キャラ３人(主人公、パートナー、元警部)が明るくて親しみやすい
・ボタン操作、タッチ操作両方対応で操作性が良く、快適に進められる

BAD/REQUEST

・本編はやはりあと１話欲しかったところ
・本編がいくらなんでも簡単すぎる。短編がなければ難易度は０にしてました。短編で出てくるような謎解きを本編の推理パートでしたかった
・毎度毎度｢もうここには用はないな｣とメッセージが出るのが鬱陶しかった
・話の合間合間にマスコットキャラの京太郎君が出すぎ。嫌いではないんでたまに出てくるのはいいが、緊迫したシーン等で出てくるのはやめて欲しかった
・短編で電車の乗り換え問題やパズル問題は推理とは言えないので、ない方がよかった
・刑事の容姿やキャラクターの表情にもっとバリエーションが欲しかった

COMMENT

とても面白かったです。是非とも難易度を上げて続編を出して欲しいですね。
話の意外性は逆転裁判の方が上ですが、その分まとまっていると言う点ではこのゲームの方が上だと思いました。

ただ良くも悪くも逆転裁判を意識しているな、と感じる部分はあります。主人公なんて会話だけ見ればナルホド君そのものと言っても過言ではありません(笑)
自分は面白かったので気にしませんが、人によっては不快と感じるかもしれません。

プレイ時間：10時間以上20時間未満（未クリア）
下山さん [2008/01/08 掲載]

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