NintendoDS mk2 :: SIMPLE DSシリーズ Vol.15 THE 鑑識官2 新たなる8つの事件をタッチせよレビュー

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SIMPLE DSシリーズ Vol.15 THE 鑑識官2 新たなる8つの事件をタッチせよレビュー

発売元	D3パブリッシャー（オフィシャルサイト）
発売日	2007/05/31
価格	2,800（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	鑑識体験アドベンチャー

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	3pt	2pt	3pt	4pt	4pt	1pt

総合点
66pt

GOOD!

・主人公を取り囲むメインキャラが結構立っていて、
　会話や掛け合いが面白い。
・検死等の専門知識が身に付く。
　だからと言って唐突に専門知識を要求される訳ではない。
・行動範囲がある程度決まっていて、また現場での
　証拠品集めが終了すると証拠が揃ったと教えてくれて
　サクサクと進める。
・一話平均１時間程度なので気軽にプレイ出来る。
・さりげなく後日談・寄り道ルートがある。
・前作のように完全にノーミスでなくともおまけの話が
　プレイ可能になった。
・前作で新登場したキャラの出番が改善され、
　いわゆる「空気キャラ」でなくなった。
　今作の新キャラも丁度良い位置づけとなっている。
・ＤＳの機能をさらに活用している。
・６話、７話の展開は結構面白かった。
・セーブ・ロードが早く、快適。

BAD/REQUEST

・主人公が鑑識官なのだから、もっと現場で鑑識する
　回数を増やすべき。なんでもかんでも専門家任せで
　鑑識官というよりどちらかと言うと探偵寄りに
　なってしまっている。まあ、あまり回数が多すぎても
　単なる作業になってしまうのだが。
・イマイチ盛り上がりに欠ける話が多い。
　大逆転を楽しめるような話が１つぐらいは欲しかった。
・いい加減ソフトリセット機能が欲しい。
・音楽を完全に使い回している。シンプルだからしょうがない
　が、せめてエンディングぐらいは…。
・相変わらず証拠品をいつでも閲覧する事が出来ない。
・フリーズ。一カ所だったので我慢出来たが。
・射撃のミニゲームの難易度がやや高め。

COMMENT

形式的にはよくある推理ADVである。
証拠品集める→推理、という流れ。
ただ途中で鑑識作業等が体験できる点で異なる。
腰を据えてやる本格派ではないので、
気楽にプレイする事が可能。
難易度も気楽にやるには丁度良い。
「本格が良い！」って人には恐らく合わないと思う。
暇つぶしや他のソフト買ったついでに買う、新しいゲーム
の発売日までのつなぎに買う、などの用途で買うと
良いかも。
一応三作続いていてシンプルの中では完成度が高め
のシリーズであるのは頷ける出来ではある。
前作の悪い点がある程度改良されているので好感が
持てた。
ただ、安いので普通の価格のソフトよりは劣る面は
沢山ある。期待してプレイするより期待せずにプレイする
と数倍は楽しめると思う。
完全に正統な続編版なので、前作二作が楽しめた方は
楽しめると思う。
今作からやろうと思っている方がもしいたら、前作二作を
プレイしてからの方が間違いなく楽しめる。