NintendoDS mk2 :: SIMPLE DSシリーズ Vol.27 THE 密室からの脱出 THE推理番外編レビュー

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SIMPLE DSシリーズ Vol.27 THE 密室からの脱出 THE推理番外編レビュー

発売元	D3パブリッシャー（オフィシャルサイト）
発売日	2007/11/29
価格	2,800（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	推理アドベンチャー（脱出ゲーム）

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	4pt	3pt	4pt	4pt	4pt	5pt

総合点
75pt

GOOD!

■オリジナリティ
各ステージは、それぞれ趣向がこらされていて、シチュエーションが違うので商い

■グラフィックス
３Ｄだが、ＤＳなのに滑らかに快適に動く

■音楽
効果音が、いい感じで焦燥感を煽ってくれる

■熱中度
ステージ６あたりからかなり難しくなってきて、そこからはかなり熱中して解いた
携帯ということで、ベッドの中でも解法を思いついたらガバっと起きてやったりもした

■満足感
表ステージが８、裏ステージが７、全１５ステージで、この値段(メーカー希望価格　税込２８００円)で、このボリュームはすごいと思う。特に裏ステージで、表ステージにはなかった後半があったりするものもあり驚かされた

■快適さ
タッチペン一つで、どこででも気軽にできる
この手のアドベンチャーは探索が一番大切になるので、あそこかな？と思うところを直接タッチできるのは、とても快適である

■難易度
表の１?５ステージは難易度が低いが、これは裏ステージこそが本番で、そのためのチュートリアルも兼ねているからかも知れない
ステージ後半から、難易度が上がってくるとかなり面白くなり、裏ステージは全て一気に上がる難易度にボルテージが上がった(途中で、もう無理だ！解けない！と思ったりもしたが)
難易度の低い表ステージでどのように考えたらいいか知り、裏ステージで実際に応用させて……ということができて、ヒントがほとどなくヒラメキが重要な探索型アドベンチャーであっても、上手に誘導できていると思う

BAD/REQUEST

■オリジナリティ
良くも悪くも、よくある脱出型アドベンチャーゲーム

■グラフィックス
ラストステージ前半、白色画面が多いためか、かなり荒く感じた
後半の、施設内全体図提示では、肝心のラインがかなり読み取りにくい。
部屋の色も似たような色ばかりで角度によっても変化するため、判別しにくい。
ＤＳという小さな画面であることも考えると、配慮不足と感じた

■音楽
ステージ中はほとんどＢＧＭがないのが少し寂しい

■熱中度
表ステージ１?５の難易度は低いので、この手のゲームが得意な人には、最初はかなり不満に感じるかも

■満足感
ここまで裏ステージを用意してくれているなら、ラストステージにも裏が欲しかった
キャラはTHE推理シリーズのボスが序盤でちょっと出てくるだけで、後はずっと一人での脱出劇なのが寂しい

■快適さ
直接タッチさせるために、下画面と上画面とを交互に入れ替える必要があるのはわかるのだが、アイテムを幾度も立て続けに使用する場面では、切り替えが面倒だった
画面が小さくなるとは思うが、すぐに使用したいアイテムを一つでいいから下画面で常時表示させておいてもらって、そのアイテムだけは切り替えせずにタッチできるようにしてもらえていたら良かった

■難易度
合成させるアイテムについては印が出るのだが、これのために難易度が下がる
これを考えるのも探索型アドベンチャーゲームの楽しさなので、せいぜい「何か取り付けられそうだ」のヒント提示のみで、どれと合成できるのかは自分で探させて欲しい

COMMENT

・脱出型アドベンチャーゲーム好きなら、ぜひ買って欲しい１本

・価格(税込2800円)からいっても、とても満足できるボリュームだと思う
　　1?7ステージクリア→裏1?7ステージクリア→ステージ8へ(全15)

・脱出型アドベンチャーゲームをしたことがない人でも、最初の方のステージは難易度が低いので、入門用にも適切

プレイ時間：20時間以上30時間未満（クリア済）
蘭玉さん [2007/12/05 掲載]

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