NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

アーケードをかなり高いクオリティで再現できており、アーケード経験者ならば確実にのめり込むでしょう。
wi-fi対戦ならばCPUの頭の悪さも気になりませんし、何より仲間同士ワイワイやれるのは良いですね。アーケードでやれば店内対戦1回300円もかかりますから。
DSから初めてプレイする…と言う方でもチュートリアルの充実振りを考えるとあまり問題無い様に感じます。寧ろCPUが馬鹿な分だけ取っ付きやすい？
ゲーム自体はカードが揃わなかったり、カードの性能が判らない事の多い序盤は堪えて下さい。カードが揃って、やりたい事が何かハッキリ決まると猿の様にはまります。
特にwi-fi対戦していて、気が付くと朝になっていました。はかなりの方が経験した筈です。

BAD/REQUEST

槍の強さがゲームバランスを崩壊させている。の一言に尽きます。
槍兵を方向転換させる時に発生する槍撃は武力(攻撃力の様なもの)の依存度が低い為、武力が低い分コストが安い槍兵を大量に入れて槍撃を連射するだけでどんな相手も数秒で薙ぎ倒せる程の威力となります。
更にその槍撃ですが、射程が意外に長く騎兵が逃げようとしても槍撃連打で(槍撃を当てる事で相手の移動力を一時的に下げられる)逃げ切る前に倒される事も少なくありません。
特にリンクシステムを利用した重ね槍撃(武将を同じ場所に集めて同時行動させる事により発生する、複数の槍撃を一箇所に一度の操作で出す行為)は鬼としか言い様がありません。
ここからはAC経験者向けの話になりますが、攻城ラインがかなり浅く設定されている為か、潜り突撃や潜り乱戦が非常にやり辛くなっています。
特に潜り突撃は潜る→城に戻ってしまいあぼん。が辛すぎます。
相手との距離を掴みにくい為、突撃後に乱戦になってしまう事も少なく無いです。
DSはタッチペン1本で動かす為に複数の操作を必要とするデッキ(馬＆槍や騎馬単)だと、煩雑すぎて細かな動きを期待できません。
上の三点から騎馬単は死滅状態であり、その反動から大量生産デッキが異様に多くなっています。
マップ表示についてはミニマップ自体は透明では無い為、ミニマップと被る位置に居る武将の状態を把握できません。
選択武将視点と俯瞰しか用意されておらず、視点変更のトラックボールが恋しく感じます。

COMMENT

DS版をプレイした後にアーケードをプレイすると、一騎打ちのタイミングの違い(DSでは遅めに、ACでは早めにボタンを叩かないといけないのと、DSではバーの流れてくるリズムがバラバラ)武将配置時の駒の大きさ(DSではACの半分程度の大きさで表示される)や柵の位置(武将配置時に表示される場所と実際に置く場所では少しズレが生じる)等、ACとDSでは別物に考えた方が良いのかも知れません。