NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

ＳＦＣ「学校であった怖い話」と同じ舞台。
キャラ設定は好みにもよるが、私は面白いと思った。

微妙に「学校であった怖い話」に関連した話が出ると思わずニヤリ。

BAD/REQUEST

シナリオ面
・一つの物語として話が完結していない。「俺たちの戦いはこれからだ」的な終わり方。
・伏線を張るだけ張っといて何も消化していない。
・続き物ならば最初から「前編」としておくべきだ。
・面白いキャラ設定がシナリオやシステムに全く生かされていない。
・選択肢による分岐はあるが、話によってはほとんど変化なし。
・何より何回も読みたくなるほど怖くも面白くもない。
・誤字脱字の多さはこの際どうでもいい。

システム面
・何週も繰り返すのが前提だが早送りが遅い。「次の選択肢まで進む」が欲しい。
・タッチペンを使う場所があるが、認識がおかしい場所が多々ある。
・タッチペンを使った唐突なミニゲームはアドベンチャーには邪魔。
・ポイントにより分岐が増えるのはいいが、現在のポイントや選択肢が増えた場所が分からない。早送りが遅いので探す気がおきない。
・セーブ１つは少ない。
・ロードはタイトル画面に戻らないと出来ない。
・たまにフリーズする。

COMMENT

「学校であった怖い話」と同じ舞台、同じ作者なので、それを期待して買った人はがっかり、知らずに買った人にはさっぱりわけが分からないのでは。

システムの不親切さや誤字脱字の多さよりも何よりも、話が完結していないのは許せないので満足感は０点。

飯島多紀哉の盲目的なファン、アパシーシリーズを全て買うつもりの人以外にはオススメできない。