NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

グラフィックス：500体弱の登場ポケモンに8方向のドット絵を制作するだけでも評価に値すると思う。前作から色が改良されて見直されたものや、色違いまで居るとは思わなかった。

音楽：可もなく不可もなく。名曲との評価が多数あるが、個人的に耳に残った曲は少なかった。

仲間の勧誘方法：パーティが満員状態でも新たに勧誘可能・即ギルドに送ることも出来るため、仲間を集める作業が前作より大幅に減り、かなり楽になった。

救助システム：wi-fiがなくても某掲示板でパスワードによる救助が可能。身近に救助してくれる人が居なくても大丈夫で、心強い。

BAD/REQUEST

熱中度・満足感：前作はとても満足したため今回も期待していたが、正直それほど高くない。発売当日に購入し、即ギルド卒業まではクリアしたものの…以降のストーリーがまだ残っているにもかかわらず、現在ほぼ放置状態。熱中度が下がった一番主な原因はおそらく「時と闇の差別化」のせいかと。

快適度：気になる点を箇条書きで挙げる。
　・ダンジョンから帰る度に装備品がはずされる事（前作ではそのまま装備）
　・倉庫に預けられる荷物の数（ある意味現実的だが、やはり個数制限があると厳しい。特に初期は少ない）
　・セーブ場所（特にギルド卒業後はセーブ場所が変更されるため、チリーン編成所でのパーティ変更もより一層面倒に感じられた）
　・天候ダメージ（前作と変わりないが、何か改善が欲しかった）
　・パートナー（クリア前はパートナーが倒れた場合でも失敗とみなされ、かなりやり直した。ストーリー上仕方ない場合もあるがリーダーだけでもクリアにして欲しいところである。AIの低さも気になった）

アイテム：多すぎの一言に尽きる。

ストーリー：子供向けであることは承知しているが、ご都合主義とも取れるエンディングは少々残念。終わった瞬間に「あれ…それならジュプトルは？」状態。

かしこさ：随分と種類は増えたが、ポケモンごとに覚えないかしこさも多数。視力自慢、すいすいあるく、一発必中などの便利能力でさえ全ポケモン習得という訳ではないのでリーダーとして使えるものが限られる。…かしこさといい、覚える技といい、ピカチュウの優遇ぶりは抜群。

時と闇の差別化：本家ポケモンの「ほぼ内容のソフトを2作同時発売する」現象を律儀に受け継ごうとしたためか、色々と無理が生じている。アイテムや登場ポケモンで無理に差をつけるより１つに纏めるべき。
　特に酷いと感じたのはアイテム。今回うっかり闇の探検隊を購入してしまったため、見とおしメガネすら満足に手に入らない状況…これは非常に不満。（ただし、パス入力で一応手に入れることは出来る）

COMMENT

当方のレビューは「本家ポケモン・前作クリア済み、シレンetc不思議のダンジョンは未体験」としての意見です。

まず、これから購入を考えている方は迷わず時の探検隊を選びましょう。
時のほうが色々と優遇されていますので。
難易度は主人公によって様々。当方主人公アチャモ、パートナーにゼニガメを選択し、そこそこの難易度だったと感じました。
悪い点をかなり挙げましたが、駄作という程ではありません。
ただし前作が良作だったため個人的にはそれほど高い評価はつけられませんでした。
今作よりは前作・青の救助隊をオススメします。