NintendoDS mk2 :: すばらしきこのせかいレビュー

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すばらしきこのせかいレビュー

発売元	スクウェアエニックス（オフィシャルサイト）
発売日	2007/07/27
価格	5,980（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon（通常版／本体同梱版）／ YouTube
タギングトップ3
タイトル概要	タッチアクションRPG

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
5pt	3pt	4pt	4pt	4pt	4pt	3pt

総合点
81pt

GOOD!

■とりあえず謎が謎呼ぶストーリー。
　何もわからずシブヤに放り出された主人公が仲間達や敵達と関わり合うことで
　少しづつ自分を取り戻し、また成長していく。
　そしてその過程で明らかになっていく謎……と、よくまとまっていたと思います。

■バッチの種類が恐ろしく多く、しかもそれぞれ個別に経験値を持っているため
　色々付け替えながら育てていると戦闘での操作が全く変わるため飽きが来ません。

■音楽も独特ですが地味に良いです。
　キャラクターの掛け声ともよくマッチしています。

■難易度が高いかと思いきや、少しストーリーを進めると
　敗北してもリトライ可能→敗北してもイージーモードでリトライ可能
　とどんどん便利になっていきます。心配りが行き届いてると思いました。

■やり込み要素が豊富なようですよ。いや自分はクリア後やらないタチなのでアレですが、一応。

BAD/REQUEST

■良くも悪くもセンスです……舞台にしても、キャラクターにしても。
　ゲーム以前にこういう世界観が受け付けない！　と投げ出してしまう人は確実にいるでしょうし、
　実際プレイしてみてもその思いは募るばかりなのではないかと思います。
　具体的な言葉で上手く伝えられないのがもどかしいのですが。

■上下画面を同時に操作しての戦闘、アイデアは凄く面白いと感じたのですが
　実際やってみるとやっぱり忙しすぎてうまく立ち回れませんでした。
　オート戦闘をさせておけばそれほど問題にはならないのですが、少し悔しい。

■ミニゲームの「マブスラ」。これをメインに据えたアナザーストーリーもあるのですが
　このミニゲーム自体の面白さがさっぱりわからなくて結局プレイしていません。

■ライムの出番が。ライムもっと出してよライム。つーかパートナーにさせてよライム。

COMMENT

合うか合わないか、きっぱり分かれるゲームだろうなと感じました。
合う人にとっては5,980円という微妙に高い定価も納得できるクオリティではないかと思います。

タッチ操作や二画面、マイク機能をふんだんにしかも有効に活用した、
まさに「DSでしか実現し得なかった」新機軸のARPG。
おまけにシリーズ物ではなくオリジナルの１作目でこの完成度は驚異です。

欠点があるとすれば、今後のシリーズ展開はやり辛そうだなぁと……

プレイ時間：10時間以上20時間未満（クリア済）
サンライオンさん [2007/10/22 掲載]

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