NintendoDS mk2 :: アルカイックシールドヒートレビュー

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アルカイックシールドヒートレビュー

発売元	任天堂（オフィシャルサイト）
発売日	2007/10/04
価格	5,800（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon ／ YouTube
タギングトップ3
タイトル概要	シミュレーションRPG

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	4pt	3pt	1pt	1pt	0pt	1pt

総合点
33pt

GOOD!

●ムービー
　DSとは思えない美麗ぶり
　聖剣のムービーは処理オチしたりして見れたもんじゃなかったが
　ASHのそれはコマオチも気にならず問題なし

●スキル育成
　同じスキルを使い込むと成長するという
　ある程度のやり込み派にも訴求するシステム

BAD/REQUEST

●操作がタッチペンのみ
　これはもうどうしようもない
　Bボタンだけは使うのだが
　A・X・Y・L・R・スタート・セレクト・十字キーが完全に死んでいる
　この点に関してはクソ仕様としか言いようがない

●フィールド画面での操作
　上記のように操作がタッチペンのみなので
　例えばスパロボのようにL/Rボタンで自軍キャラの切り替えができない

　他にも画面端の敵の配置を確認したあと自軍の操作に戻る
　なんていう操作をしたい時
　画面を何回もスライドさせて画面端に到達し
　もとに戻る場合はこれまた何回もスライドさせないといけない
　上画面に大まかな状況は表示されるものの
　どのマスにどういうユニットがいるか詳細までは分からないので
　慎重な進軍を期するのであれば調査必須なのだが
　これまたタッチパネル操作オンリーが障害になって
　ゲームのテンポを下げている

　また自軍キャラは進軍範囲が確認できるのは当たり前だが
　敵キャラの範囲は確認できない

●全体のテンポ
　一個のコマンドを決定するのに２回のタッチが必要なことが多い
　誤動作を防ぐための処理かもしれないが
　テンポが低下していることは一目瞭然
　
　また戦闘においてもこのせいで著しくテンポが低下している
　一回の戦闘が長丁場になるであろうSRPGで
　テンポが低下するのは命取りだと思うがどうか？
　戦闘のテンポに関しては上記のみのせいではなく
　通常攻撃だけでも数秒の間を取られる
　キャンセルできれば問題ないのだが
　今のところどうやってもキャンセルできない

　防御するだけでもモーションが入って正直ウザい

以上の理由から快適さを０点としました
　特筆すべきはタッチペン強制とタッチ範囲の狭さでしょう

●フィールド画面のグラフィック
　ムービーが美麗すぎるせいかちょっと粗く見える
　まぁムービーを無視すれば
　NDS全体から見て平均的なグラフィックだろう

●戦闘システム
　自軍が攻撃した場合
　素早さなどのステータスによって順番が前後するが
　敵側も一応反撃してくる
　しかし敵ターンで自軍が攻撃を受けた場合
　一方的に攻撃を食らうだけで終わってしまう
　なんで敵は反撃できて自軍は反撃できないのか

●フィールド画面でのキャラ指定
　フィールドが斜め見下ろしで
　俯角が恐らく３０?６０°だと思うのだが
　キャラは大体縦長のグラフィックなので
　上下の隣り合ったマスにキャラが居る状態で
　上側のキャラを指定しようとすると
　なかなか目標のキャラをタッチできなくてイライラする
　キー操作ならこんな問題無いんだが

●各種メニューの小ささ
　これまたキー操作なら何の問題も無いのだが
　戦闘時の各種メニューが小さいので選択しづらい