NintendoDS mk2 :: 星のカービィ参上! ドロッチェ団レビュー

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星のカービィ参上! ドロッチェ団レビュー

発売元	任天堂（オフィシャルサイト）
発売日	2006/11/02
価格	4,800（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon ／ YouTube
タギングトップ3
タイトル概要	プレイ人数：1人?4人

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	4pt	3pt	2pt	4pt	2pt	1pt

総合点
59pt

GOOD!

何よりもカービィというキャラに、この世界観。
カービィ及び敵キャラのモーションは可愛らしく
一方で、意識して眺めてみると美麗すぎる背景グラフィック。

操作はあくまでシンプル、コピー能力は色々あり
特にゴーストは新しい試みだと感じた。
シリーズの音楽が沢山入ってる点で
サウンドルームにて音楽が聴けたのはとても良かった。

BAD/REQUEST

全体的に難易度が低く、わざわざシャボンアイテムを置いたりして
そのコピー能力を活用できるマップを作ってくれてるのだが、
使わなきゃ辛い難しさでもなく
アイテムを取るだけで、普通に進んでしまうことが大概であった。
また、5つまでアイテムストックしておけるコピーパレットは
結局、1ステージ最大3つの宝箱の為に開けなければならず
逆に制限プレイを強いられてる気がした。

空中戦が多いボス戦で
下から体当たり系の能力が異常に強く(その最中はカービィがほぼ無敵の為)
コピー能力により難しさが激変した。
良い所でも挙げたゴーストは、使えるようになるのが遅いうえに
梯子を降りることができなかったり使い勝手は悪い。

キーコンフィグがないのは痛い。
シリーズでは当たり前のボタン割り当ても
Aボタンがジャンプというのは違和感アリ。
十字上のホバリングが乱発しやすいかも。

ストーリーが稚拙。終盤の降って湧いたボス戦に終始ポカーン。
どのボスも存在感が薄い。倒した後の達成感は無い。

COMMENT

NDS大ヒットで、幅広いターゲットの為に難易度を下げるのは判るのだが
コンプリ要素の宝箱ですら、ストーリークリア時で8割9割揃ってしまう
この難易度の低さはどういうことだろう。
本編クリア後、大方45分あればオールクリアでしょう。
自分はNDSでカービィを遊べただけで満足だけど
愛着が無い人にとっては、ただの短いヌルゲームかもしれませんね。

今作は、桜井氏が関わってないので一部から厳しい意見が出そうだが
幾つかのコピー能力で、カービィを放置しておくと可愛い仕種をしたり
製作者の気持ちは感じられた。
アクションゲームとしての出来に不満はなく
難易度が低すぎて早く終わってしまうのが何よりもネックなので
そこを値段と合わせて納得して、サクッとやりたい人には十分オススメ。