NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

・ＤＳの長所を生かしたゲームシステム。
判定を見るべきキーの数が一定のゲームだと、リズムゲーよりは判定凝視ゲーになりかねないが、全てそれらをタッチスクリーンを生かすことで、曲ごとに変化のある譜面、リズムを聴いてアクションできる。まさに音ゲー
こする、まわすというのも、アクセントとしては非常に良い出来。
そういう点で、判定が他作品よりも厳しく、音なしプレイがほとんど出来ないのはGOOだと思う。
・濃すぎるキャラ、ありきたりすぎるシナリオ、強烈すぎる脚色
ＩＮＩＳはよく頑張った。悪く言ってしまうと「古い」とすら言える線が太い熱血キャラの織りなすバカ話はやはり他作品とは違う。
やっている本人以外は、そういうゲームが出来るひとでないと白ける（経験有）のに、この作品はそれがない。全く分からない人も、上画面の「ウオォォォ」に惹かれてしまう。２画面ならではのメリットだろう。
途中の小休止は、プレイしてる人も話を楽しめるし、休めるからほとんど一曲フルでやってるはずなのに意外に疲れない。
・爽快感
マーカータッチのたびに、笛もしくは太鼓（一部例外有り）、そして押忍！と流れるＳＥが良い。音楽と想像以上に合ってくれる。そのあたりはしっかり音ゲーしている。
・熱中
難易度の数が多く、ビギナーでも楽しめる簡単面から、慣れても悶絶する上級面までしっかりつくってある。後半は覚えゲーに近くなるが、体が慣れてステージをクリアして、自分が上手くなってると体感するのはまさにアクションゲーム。
止め時を失いますｗ
・やりこみ
Ｓランク、パーフェクトは案外取ろうとすると難しいモノ。後半はスコアが大きく稼げても、１ミスが命取りだから手に汗を握る。

・・・と、とにかく様々な要素に笑い感動できた。

BAD/REQUEST

・曲数がどうしても少ない・・・隠し曲とかが欲しかった
・キャッチーな曲が多すぎ。ガッツだぜ　があるのは良いけど、あのシナリオは直球で走れ幸太郎であれば尚良かった。
・ラスト曲の前奏がとばせず、エンディングも飛ばせない、コレも痛い。
・１ミスでいきなり落とされるのが酷い。とくにラスト面は↑の条件も重なってなおさらに。
・下画面の３Ｄポリゴンが若干粗めで、気合いゲージ降下（死亡寸前）時にアップされると違和感が大きい
・気合い上昇時の背景の火が、オレンジ色のマーカーと重なると見えにくい。何度Ｓランクこれで逃したことか
・１カートリッジプレイがしたかった。
・長いペン出ない場合（付属ペン）だと、死角が出来やすく、難易度によってはかなりの障害になる場合がある。これで少し快適じゃないなと。また、ドラッグするマーカーは、ズレ判定が若干微妙で、いつの間にかミス扱いになってることもしばしば。

COMMENT

ＤＳには結構良いゲームがそろっていると個人的に思いますが、これはその中でも上位に入ると思います。
音ゲーが苦手でも、２人目くらいはやればクリアできますし、買っても損はしないはず。
周りの環境で対戦とか協力が出来てないけれど、いつかやってみたいです。