NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

音楽…どのBGMも申し分ない。各マップの特徴や雰囲気が自然に伝わる。特に「みらいとし」「まかい」は秀逸。みらいとしは発展ではなく崩壊した未来という設定のステージなのだが、イントロでその世界観がハッキリ表れている。YouTubeでも個人的にリピートしているくらい好きだ。まかいは最後のマップにふさわしく恐ろしい雰囲気が醸し出されている。The最終決戦って感じ。

熱中度・満足感…100円で買った割には素晴らしいゲームだと思った。自分のデータ、他の人のデータ含め20時間ほどプレイしたがなかなか飽きない。クリア後のやり込み要素が意外と多くベッカム集めの他、レベル上げや金策でのお金上限カンスト、アイテムカンストが出来る。

グラフィックス…ベッカムの衣装のグラフィックはあまり綺麗とは言えないが、背景がどのマップもちゃんとしている。1フロアずつ進む事に変化するのも細かい演出だ。

オリジナリティ…正直マリオのパチモンだと思って購入したのだがゲームシステムは独自のもので前作からの良い点は引き継ぎ、悪い点は切り捨てている。ごペンなさいガードやすべッカム、滑空なども他のゲームにはないアクションだろう。マップ構成は住宅街、砂漠、崩壊都市といつものマリオのステージ構成をパクっていないところが尊敬できる。

BAD/REQUEST

快適さ…ショップで直ぐに体力を全回復できるなど、利便性のあるシステムもあるが、おたすけけんの所持上限数は3から5くらいにしても良かったと思う。難易度とも関連するが油断しているとよくゲームオーバーになるのでその度に券を購入しに行くのは面倒臭い。買い溜めしたいと正直思ってしまった。スタートボタン1つで様々な設定にアクセスできるのは良いだろう。

難易度…ゲームが元々下手くそというのも踏まえてラスボス戦が難しい。一応救済措置としてボスの攻略本をショップで購入し読むことが出来るが、そのポイントを意識してもなかなか勝てなかった。

ストーリー…良くも悪くも子供向けゲームという感想。世代では無いのでノリの違いもあるかもしれないが、先の展開が読めてしまう。ギャグ漫画ではあるが本編で笑える要素はあまり無かった。

ベッカム、アイテムの説明…少し適当すぎると思う。暇つぶしに何か面白いこと書いてないかなと見てみるとどれも数行しか書いていない。金策アイテムはどれも似たような文。ふざけた設定とか入れてみても良かったと思う。

COMMENT

ラスボス戦前のフロアで敵を何百体と倒しレベル上げしたのが良い思い出。何をしても勝てなくて苦肉の策でレベルをカンストさせよう！とプレイしていた。レベル80でボスのパターンなどを覚えクリアはしたが、これからもやり込み要素を満喫し遊びたい。

個人的には惜しい点も多数ある良ゲーだったので、リメイクして欲しい気持ちもある。