NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

オリジナリティ：
原作漫画でのネタ（プリごろ太、汚部屋、…）の再現は丁寧。この丁寧さが独自性に入れていいと思った。原作付きなのに原作再現のできていないキャラゲーは数多くある。
グラフィックス：
まあまあ。ギャラリーで原作のカラー掲載の絵も見れる。
快適さ：
インターフェースの面では及第点。ミニゲームはやや操作が難し目（操作性も難易度の一部と捉える人ならいいが、そうでない人には辛いと思われる）
音楽：
オリジナルであまり印象に残る曲はない。DSのゲームなので音質も特別良くもない。

総合すると、ファンアイテム的にはまあまあ。

BAD/REQUEST

グラフィックス：
音楽ゲー中には上画面で指揮者が映し出されるが、数枚の静止画を順番にまわし、成績が良ければ羽根や薔薇のエフェクトが付く…というものでガッカリ。
もしも３Dモデルで指揮者が各曲に合わせて指揮棒を振るうゲームでもあればそれだけで”買い”になったかもしれないのに、現実は静止画が紙芝居のようにループするだけ。
熱中度：
あまり高くない。本編の音楽ゲームは簡単な上にスコア記録もないので消化ゲーの印象。
原作がクラシック音楽を扱う漫画ゆえに仕方ないところもあるが、収録曲がクラシックばかりなので、一般の音ゲーと違いお気に入りの曲を繰り返し遊ぶ…ということにはならない。
難易度：
メインの音楽ゲームはやたら簡単な一方で、サブのミニゲームは地味に難しい。
かと言ってミニゲームそのものもさほど面白いわけでもないので、ミニゲームの方がクリアできずにストーリーを進めるのを諦めた人もいるのではないか？
自分はとりあえずクリアはしたが、そういう印象を抱いた。

総合すると、ともかく熱中度の低さが致命的。

COMMENT

あまりゲームをゲームとして遊ぶ人には勧めづらい。熱中度の低さゆえまさしく消化ゲーになる。
普段ゲームをやらない原作ファンの人がファンアイテムとして購入するなら反対はしない。
千秋とのだめの夫婦漫才はクスリと笑わされたし。
しかしBADでも書いた通り、難易度のバランスが歪なので、ライトゲーマーだと投げてしまうようにも思える。
別にクソゲーというほどでもないけども、じゃあどの層に薦められるかと聞かれると返答に詰まる…という微妙ゲー。