NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

シリーズまとめとして過去を交えた物語が展開。
あの人やこの人、『1』、『2』のキャラの再登場。
最終話は長尺でまとめに相応しい大きな物語。

・キャラ
新キャラ、ゴドー検事は高圧的なのに愛着の沸く敵キャラでいい味を出している。

BAD/REQUEST

・ここに注意！
三部作のような扱いなので、過去作プレイ（クリア）必須の脚本です。

・システム周りも変わらず
相変わらずゲームオーバー後の再プレイに適さない悪システム。
とりわけテキスト面は問題。メッセージスキップの不可。メッセージウェイト、キャラの挙動ウェイトの大きさ等でスムーズに遊べない。バックログもない。

法廷パートなどで間違えると「怒られる」のもうっとうしい。一度迷い込むとなかなか抜け出せないので連続失敗の場合ヒントがあっても良かった。

・脚本
現実味は基より、各話の後半の展開、締め方（オチ）は「こうくるのか」と、あ然ともしてしまうトンデモ展開。もはやメフィスト系のミステリ。
2話はちょっといただけない。始発点で間違えている感じ。1〜3で一番浮いているし好みでない。

・難易度
『3』よりは簡単ですが難しいです。ヒントもゲーム中では限られていることもあり、ハマってしまうと最悪手当たり次第に「つきつける」ことに。証拠品の数も多さ、メッセージスキップの問題と合わせて手間。

・キャラ
新キャラはゴドー検事しか魅力的な存在が居ない。

COMMENT

シリーズ過去作を順番にプレイ中。
この『3』はクリアに21時間掛かりました。5話（最終話）の「いつまでも続きそうな」話の広げ方といい、2話、3話等も着地点はまるで予想できず、楽しめました。
システムは快適さゼロで、やはりメンドウな部分も大きいのは問題。せっかくの推理要素を正しく楽しめないのは×。
難易度は変わらず高い。個人的に特に詰まったのは5話の第一回法廷パート。

オリジナリティ3　
グラフィック3
キャラが魅力的。その仕草もポイント。　
音楽3
法廷パートで「展開」させた時の変化はゾクッとしました。
熱中度4
ある程度まとめてやらなければワケ分からなくなるといった理由もありますが、一話ごとのボリュームも十分で一気に解決したくなります。そして話の意外性と盛り上げ方は面白い。　
満足度4
『2』クリア時点ではさほど本シリーズに愛情を感じませんでしたが、この『3』プレイ中いつのまにか大好きになりました。
快適さ0　
問題多。ウェイト、スキップ不可等。
難易度5