NintendoDS mk2 :: ハヤテのごとく！ボクがロミオでロミオがボクでレビュー

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ハヤテのごとく！ボクがロミオでロミオがボクでレビュー

発売元	コナミ（オフィシャルサイト）
発売日	2007/08/23
価格	5,229（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon ／ YouTube
タギングトップ3
タイトル概要	執事アドベンチャー

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
2pt	3pt	3pt	2pt	2pt	1pt	1pt

総合点
41pt

GOOD!

-一枚絵
作画はアニメと同じスタッフなんですかね。
イベントＣＧは全６４枚。
ヒロインはナギ/ヒナギク/ハム沢さん/サクヤ/いすみ/マリアの計６人。
ギャルゲーなのでサービスカットも各キャラに用意されています。
スク水とか着替えとか風呂とかコスプレとか。

-ロード
最後にセーブしたところからはじめる、という項目があるので再開時にちょっと便利。

BAD/REQUEST

-バッドエンド
選択肢を間違うと発生する、無駄に多い行き止まり。
といっても、そのまま巻き戻されて続行しますが。

-６人目
他の５人をクリアしないとマリアが選択できない。
ジャケにも前列に立ってるレギュラーなのに…。
そして一人だけ選択肢アンロックのパトスの消費量が２.５倍くらい多い。
ミニゲームで稼がないとパトスが足りなくなるのはマリアだけ。

-インターミッション/セーブ
セーブが小分けされたパートの間のインターミッションでしかできない。
携帯ゲーム機で中断不能はいかがなものかと。

-選択肢(パトス消費)／着せ替え(パトス消費)／パトス／ミニゲーム(パトス稼ぎ)／虎の穴(パトス稼ぎ)
３拓の選択肢のうち、２個目、３個目の選択肢はパトスを支払って選択可能に解禁されるアンロック形式。
最高で１つに2500程度消費する。
着せ替えのコスチュームもパトスを支払って使用可能になる。
万単位のパトスが必要。
それ自体はやりこみを促すための要素としてかまわないのだが、肝心なパトスを稼ぐ手段がどちらもめんどくさすぎる。

ミニゲームはタッチペンで連打するものばかりで繰り返しプレイしたいような代物ではない、ただの苦行。
インターミッションの項目なのでプレイしなくても良い。
虎の穴は不機嫌になったヒロインが投げかけてくる質問に対して、多目に列挙された選択肢から連続５回、回答して機嫌を取るというただそれだけ。
大して面白みのあるものではない。
本編のイベントなので無視できず、なぜかメッセージ早送りもできないので無駄に時間がかかる。
周回プレイには向かない仕様。
収入パトスは数千?１万数千程度。

さらにパトスは金額上限が９９９９９と割と低いのでマリアルートに備えて貯金し辛い。
選択肢解禁はマリアシナリオ以外なら虎穴での稼ぎだけで十分進める。
しかし、マリアシナリオは１区切りで10000消費する場合もあるので虎だけでは不足する。
着せ替えも１着が万単位なので同様。
コスチュームを無視すればミニゲームを無視してもいいし、逆もまた然り。
コスチュームは立ち絵を変更できる。
種類は少なく、デザインも全体的にパッとしない印象。
水着もことごとく上着を羽織ってるし、上半身しか見えないし、物足りない。
パトス自体は面白い要素なのに、稼ぎ方が使い道が面白く無いせいでむしろパトス制度がめんどくさいだけの足かせのようになっている。

-シナリオ
当たり前といえば当たり前だが、ゲームの脚本作るのは原作と違って作者とは別の人なのでシナリオの質が違う。
ノリは近いがテンポ悪い。
どのキャラも題材がすべて演劇祭イベントなので話の発展性に縛りが有り、ワンパターンで食傷する。
縁結びの銅像の効果で台詞を言わされてる設定なのでイチイチ「あれなんでこんなこと言っちゃったんだ？」を口々に繰り返すので面白くも無いのにシツコイ。