NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

・自機を２種類から選択可能です。前作からの前方防衛・集中攻撃型に全方向防衛・分散攻撃型と、ポッドの性質が違って攻略法も多少違いますが、ゲームバランスがうまく取れていると思います。
・新システムの「ポッドファイヤ」（射出）は戦略の幅を大きく広げ、攻略の要となります。その操作性が良好で、「R-Type」のそれよりも小回りが利きます。
・ステージは三つの難易度に分けて、それぞれ１０ステージです。一回のプレイにはちょうど良い長さです。自機別、難易度別にハイスコアが保存されます。
・自機が始めから（慣れると）高性能で、パワーアップがないシステムです。つまり「捨てゲー」などの理不尽さが無く、すべてがプレーヤーの腕次第です。
・システムが良くて、ステージの数もデザインも良くて、総じてかなり良くできた横スクロールシューティングゲームです。

BAD/REQUEST

悪い点とは思いませんが、人によって購入する時に注意すべき点だと思うものです。
・手応えのある難易度で、ぬるいゲームに慣れた人なら挫折するかも。
・２種類の自機は操作性がかなり違います。片方を使い慣れても、もう一方には不慣れで使いづらい感じをするかも。両方にも慣れるにはちょっと根性が要ります。
・一号機の斜め入力など、ポッドの操作がちょっと難しいところがあり、思い通りに操作できないことがたまにあります。二号機は自在型ですけど、その性能を充分に発揮させるには慣れが必要です。
・無限コンティンユーがあるけど、自機の初期数は二つと少ないです。コンティンユーするとステージの始めからやり直すことになりますので、腕が足りないと二機だけでステージを進めることができません。つまりコンティンユーさえ繰り返せば無条件にクリアできるようなゲームではないのです。（逆にノーミスでステージクリアするとボーナス点が入り、点数を稼ぐうちに残機もどんどん増えるので多少の事故ミスでも大丈夫です。）
・グラフィックは200円のDSiWareにしては決して悪くないレベルですけど、シューティングゲーム全般の中ではやはり地味なほうです。音楽も前作と大した変わらない印象です。敵の種類は少なく、その配置や地形でステージを作る仕組みです。

COMMENT

純粋に横スクロールシューティングゲームのゲーム性を求める者には、200円の値段で大満足できる一本です。２種類の自機とポッドファイアにより、前作の数倍のボリュームがあります。
発売からずいぶん経ったのに、なぜここにレビューが載せていないことが不思議に思うほど、お買い得度が高いゲームです。