NintendoDS mk2 :: 逆転検事2 レビュー

ジャンルメニュー：

逆転検事2 レビュー

発売元	カプコン（オフィシャルサイト）
発売日	2011/02/03
価格	5,040（税込）
レーティング	【Ｂ】12歳以上(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	推理アドベンチャー

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	3pt	4pt	4pt	4pt	3pt	3pt

総合点
72pt

GOOD!

■全体的にブラッシュアップされた
前作では『旧キャラが新キャラをくっている』『巻き込まれ型ストーリー』『結実しても盛り上がらない伏線』『漂う番外編感』あたりが個人的にイマイチでしたが、今回はこなれてきてとても面白くなっていました！
ジャンル的に細かく解説できないのは残念ですが、プレイした方はほぼ皆様おなじ感想を持ってるかと思います。

■キャラクター＆ストーリーの良さ
新キャラは言わずもがな、前作からのキャラ、それ以前のキャラも食い合うことなく絶妙のバランスだなと思いました。
主人公ミツルギにも明確な葛藤が起こるため、前作よりさらに感情移入できます。
何よりあのボーラーハットの紳士の登場は、逆転ファンにはたまらないものがありました…。

ストーリーも1話1話がそれぞれしっかりしており、かつ伏線も用意されてるので、前作でよく感じたモヤモヤ感やダラダラ感が緩和されてるのが好印象です。

■音楽もより洗練された
前作では『全体的に淡々としている』『方向性が定まってない？』といった印象を受けましたが、今回は印象深い曲が多かったです。
物語・演出・音楽とガッチリはまっていたので、自然と熱中できました！

BAD/REQUEST

■テンポがいまいち（感覚的に）
前作からの問題？ですが、これは逆転裁判でいうところの『事件→調査→裁判』という明確な段取りがない事に起因しているんだと思います。
検事シリーズは基本ずっと現場にいるので、必然的に調査→尋問→調査→尋問という流れになるため、「またか…」という気持ちになりがちです。

■ロジックチェス
相手の動揺や言葉尻を突いて証言を引き出すシステムですが、間違った選択肢を選んでも相手からはほぼ一定のリアクションしか返ってこないのが、少し寂しかったです。
とはいえあれだけのテキスト量に対して一問一答は大変だろうし、逆転裁判での「サイコロック」や「みぬく」に比べれば…という気持ちもあるんですけどね。

COMMENT

とっても面白かったです！逆転シリーズらしさにも溢れています。
スピンオフから脱却し、独立したシリーズとしても完成度が高いものとなりました。

個人的にシガラキさん、イチヤナギくんがいい味だしててお気に入り。
ミカガミさんはキツイしいつ裁判やってるのか謎ですが、それもまたミステリアス…。

前作がいまいちだった人も、私がそうだったのでやってみて損なしです！

プレイ時間：100時間以上（クリア済）
ひまこさん [2011/04/28 掲載]

このレビューはオススメ？