NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

「迷い猫の元の飼い主を探すため、
猫ブログをはじめ、
猫の写真付き日記をマメに公開する」
というストーリーです。
でも、写真やブログは勝手に作られるので、
プレーヤーは猫と遊ぶだけで
自動的に遊んだ記録がブログに反映され、
ストーリーが進んでいきます。
また、過去のブログを読み返したり、
写真を見直したり、
ブログについたコメントを楽しむ事もできます。
コメントによって
猫との遊び方や猫の飼い方の新情報を得ると、
そのアイテムが販売開始になったり、
新しいお出かけ先が増えたりします。
ミニゲームも遊べ、記録更新に精を出すこともできます。
好きな時に好きな遊び方ができる、
わりと自由な
飼い猫とのスキンシップが楽しめるゲームです。
完全室内飼いですが、家の中は広く、
いろんな物で遊べます。
そして、カゴに入れて外へお散歩にも出られます。
「猫とこういうことがしたかった」という理想が
十分すぎるほど詰まっています。

オートセーブ機能付きで、
ミニゲームが終わるたび、
または、ふれあいが終わるたび、
あるいはプログ更新や閲覧が終わるたびに、
自動にセーブされるので、
少しずつ毎日好きなペースで遊べます。
私は一日一回だけゲームの中の猫と触れ合って、
それで満足して終わらせる事が多いです。

BAD/REQUEST

エサの量がうちの猫(完全室内飼い)よりもやや多く、
まるで外飼いのような十分な運動をしている猫用の量を与えているので、
そこだけが「現実と違う」と思って楽しめませんでしたが、
エサやり場面の回数が異様に少ないので、
そんなに気になりませんでした。
あとは超リアルな猫の言動と、
理想の飼い猫の愛くるしさを楽しめます。
そして、猫好き同士の人間のふれあいも楽しいです。

ところでこのゲームでは
「本当に靴下をはいた猫」として
猫が靴下を自由に履いたり脱いだり
(はかせたり脱がせたり)していますが、
「靴下を履いた猫」という表現が
本来の意味を誤解して認知されてしまう
ような気がして心配です。
「靴下模様の配色の猫」が正しいのですが、
小学校の頃は結構間違えている人がいて
意味が通じずにイライラさせられたことを思い出しました。
このキャラはその「どちらとも取れる表現」を
生かしているのですが、
本気にする人がたまにいますので･･･。

また、本当は迷い猫がいるなら警察と病院などに届け出るべきですが、
それをせずに自分の猫みたいに飼ってしまうのは、
泥棒みたいで、非常に気になります。
現実にはネットをしない人もいるので…。
ただのゲームですが、「これが正しい飼い主探し」だと思われると困ります…。

また、このにゃんこは他のにゃんこを連れてきます。
そのにゃんこの飼い主探しはいいのかと、それも矛盾を感じてイライラしたりします。

COMMENT

パッケージを見ても
この猫は全然かわいいとは思えませんでしたが、
ゲーム中はリアルな飼い猫の愛くるしい動作をするらしく、
私は猫好きで猫飼いながら、
私の猫はだっこが嫌いでスキンシップも苦手なため、
私の猫への満たされない思いを満足させる為に、
このゲームを買いました。

「ペットゲームにこの価格は高い」と思っていましたが、
プレイしてみて大満足です。
まず、泣き声が「ミー」「ニー」とか細くて、
とてもかわいいのです。
うちの猫の「ギャオー」「ギャー」とは大違いですw

「気まぐれな猫が、
こんなに従順で人懐っこいはずがない」
とは思いつつ、
猫ならする反応や動きのリアル感は高く、
本当に理想的な飼い猫のふるまいをします。
私のように、
もう一匹猫が飼いたい猫飼いにお勧めだと思います。
とても満足されられます。