NintendoDS mk2 :: 逆転検事2 レビュー

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逆転検事2 レビュー

発売元	カプコン（オフィシャルサイト）
発売日	2011/02/03
価格	5,040（税込）
レーティング	【Ｂ】12歳以上(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	推理アドベンチャー

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	3pt	3pt	2pt	3pt	3pt	2pt

総合点
55pt

GOOD!

○音楽

追究の曲がとにかく良い。

○キャラクター

裁判シリーズに出しても文句無いほど魅力たっぷり
デザインがとても好み。見た目がストレートで、かわいいし、格好いい。狂ってない
いまいち浮いていたパートナーも、今作ではそれなりにスポットが当たっている

○プレイ時間

長いので、それなりに満足感があった

○黒幕

これはなかなか終盤まで読めなかった
また、黒幕をめぐるストーリー展開はかなり上手い

BAD/REQUEST

●シナリオ

キャラクター関連は文句無しに良い
問題は、事件の中身がてんこ盛りすぎてゴチャゴチャしてしまっていること
誰がどう動いたか、どこへ行ったか？　さっぱり頭に入ってこない
事件の流れがわからない上に、とにかく展開を盛ってるから、山場がどこかわからない
逆転1?4のように、ぶっとんだトリックというのも無いし、例えば他人に「こういう事件なんだよ」と、かいつまんで説明できない
とにかく不可思議な状況を盛って事件を長引かせ、それを地味に解決していく感じ。テンポが悪い。小道具ばかり散りばめているが活かせてない

●推理合戦

いい天気の野外で、立ち話同然で相手の推理を聞いて、ゆさぶったり突き付けたり。燃えない
相手の言い分も、こちらが証拠品出せば終わる程度の言いがかり。それをいちいち全部論破しないといけない。全然、逆転じゃない。もうダメだって危機的状況からの起死回生の感なし
なんでこの問いに対してこの証拠品？と意味不明な箇所が多々あった

●ナルホド

ミツルギが彼の話をしていても、絶対に固有名詞を出さない。NHKに特定企業名を出しちゃいけないタブーみたいな感じがして嫌だった。親友の顔は出さなくても、名前くらい出してやってもいいんじゃないかと思った。不自然すぎる。
その辺りに、検事は所詮はライターが違うスピンオフなんだなーって事情が垣間見えてさめる

●泥棒のパートナー

スポットが当たった時はすごく輝いてるんだけど、それ以外は別に居なくてもいいんじゃないかな？と何回も思ってしまった。全然盗んでないし。マヨイやみぬきのように、特殊能力や助言に秀でてるわけでもないし。ただの機械役だし。性格が●●だった時の方が、ミツルギにお似合いな気が・・・

COMMENT

前作よりは確実に良い。全体的にパワーアップしている
ロジックチェスは、いつもの野外押し問答よりもいくらかマシだった
あとは雑然とした展開のシェイプアップをしてくれていたら、もっと話に熱中できたので惜しい
クリア後は、事件の内容を速攻で忘れてしまう

逆転裁判に唯一勝ってるなと思ったのは、ライバルの2人。4のガリュウの何倍も魅力的で、話が進むごとに愛着が募る
キャラゲーとしては、なかなか良作だと思う

プレイ時間：10時間以上20時間未満（クリア済）
iaさん [2011/02/17 掲載]

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