NintendoDS mk2 :: ニュージーランドストーリーDS レビュー

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ニュージーランドストーリーDS レビュー

発売元	サイバーフロント（オフィシャルサイト）
発売日	2007/05/31
価格	3,990（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	アクション、プレイ人数：1人?4人

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	3pt	3pt	2pt	3pt	1pt	2pt

総合点
49pt

GOOD!

元のゲームはタイトーから１９８８年に発売されたアクションゲーム。
約２０年の歳月を経て、リメイクされました。

ライフ制・ダッシュ・２段ジャンプ・空を飛ぶなどの追加要素により、
難易度的にはかなりやさしくなったと思われます。
あと、ワープが原作はわずらわしかったのですが、
それもかなり改善されています（ワープ自体は存在する）。
それでも難しいと感じるかもしれませんが、フリーコンテニューで
各面をクリアーすると以後そのステージを遊べるので、
頑張れば誰にでもクリアー可能だと思います。
反面、ボスキャラがアーケード版の原作から比べて、格段に難しい。
このあたりで調整を取っているのかな？

全ステージをクリアーすると、難しい裏面を遊ぶことが出来ます。
マニアな人にもやり応えがあるかも？

BAD/REQUEST

ミニゲームが蛇足。本当にいらない。
８方向十字キーと２ボタン（ジャンプ・ショット）のアクションなのに
ミニゲームはタッチペンオンリーの操作。
いちいち持ち替えなくてはいけない上に、敵はミニゲーム中でも襲ってくる。
的に攻撃を避けながら、画面の間違い探しをするとか非常に忙しない。
はっきりいって、この要素がなければ快適さは３以上あげれたんですが・・・
せめてミニゲーム中は、敵が近寄ってこないとかの配慮があっても良いのでは？
開発者は一体何を考えているんでしょうか？

原作のアーケードゲームの悪かった部分が余り改善されていません。
水中から地上に上がるところが相変わらず難しかったり、
地形が迷いやすくなっていたり。
このゲームの難易度は地形によるところもかなりあるのですが（迷いやすい）、
それがほとんど改善されていないのはどうでしょうか？
先の方向を示す矢印はあるのですが、必ずしもその方向に進めば良い訳ではなく
結局自分でマップを右往左往しながら出口を探すしかありません。
矢印のほか出口までの数字とかあれば、だいぶ迷いづらくなると思うのですが。
（出口に近づくほど数字か少なくなる）

あと新しい武器が使えません。はっきりいってトラップに近い。
敵を氷にする武器はかえって難易度が上がりますし、
至近距離しか攻撃できない剣も同様。
剣は威力があるっていっても、ボス以外の雑魚はほとんど一撃で倒せる
このゲームで意味があるんでしょうか？謎です。

COMMENT

至って昔のゲームです。
コンテニューで進めていくと、最後まで３時間ほどで行けます。
アクションが苦手な人も、そんなに時間はかからないと思われます。
正直、裏ステージなんか作るよりも、あと３ステージほど長くしてほしかった。
ただ難易度が上がっただけの裏ステージは、あまり遊ぶ気にはなれません。

いろいろなギミックを追加して元のゲームとの差別化を図ろうと
しているのは見受けられますが、いかんせん上手くいっているとはいい難い。
ミニゲームがなければ、良質なアクションとしてお勧めできたんですが・・・

プレイ時間：05時間以上10時間未満（クリア済）
くろふさん [2010/02/19 掲載]

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