NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

・ゼルダシリーズが好きなので、新作がＤＳから出たこと
・音楽、グラフィックともに、前作と変わらない安定感があります。やりながら、「あー、ゼルダの世界だな」と感じます。
・今作はゼルダ姫がとても活躍しています。セリフをほとんど発しないリンクですが、よくしゃべりあわてふためくゼルダ姫と表情豊かなリンクのかけあいを見ることで、会話を見ているような気分になれます。実に、ほのぼのしていてよかったです。
・汽車での移動中に街や村などに立ち寄ったら、全回復していること。前作は、特定の港に戻るか、岩を壊してハートを得るかしないといけず、しかもハートの出現率も低く、常に敵の攻撃にイライラしていました。
・移動中、退屈にならないように、岩やウサギ、暴走列車などが配置されていること。

BAD/REQUEST

・ファントムの怖さがなくなった。前作では、見つかったり、音を立てたりしたら、猛烈な勢いでプレーヤーを追いかけてきたファントムですが、今回のファントムは「ぬるい」と思います。見つかっても、余裕で逃げ切れるし、ドキドキやスリルがまったくなかったです。
・笛の無意味さ。ゲットした後は、「時のオカリナ」を彷彿とさせるこのアイテムに期待を抱いていたのですが、実際は、ほとんど意味なし。ゴシップストーンの前で使ったり、宝の発掘に使ったり、前作ではボタン１つでできていたことを、無理やりさせられている感がありました。ほとんど使わずにクリアをむかえる曲もあろうかと思います。時オカの「サリアの歌」や「エポナの唄」、「嵐の歌」などは、今でも頭の中にメロディが残っていますが、今回の歌はまったく残っていません。

COMMENT

厳しく書きましたが、総合的には、７０点ぐらい。ゼルダ系がはじめての人なら、８０点ぐらいいくソフトではないでしょうか。
ゼルダシリーズ好きなら、新しいアイテムやダンジョンを楽しめます。何より、ゼルダ姫とリンク、ありそうでなかったこの２人そろっての活躍が随所で見れます。
次の作品は、いつ出るか分かりませんが、時オカを超える作品を期待しています。