NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

・悪魔の数がとにかく多く、合体にはまると次々に新しい悪魔が合体可能になるのでやめ時が見つからなくなる。悪魔全書の悪魔の解説を読むだけでも時間が潰せます。

・セーブ・回復ポイントが多い。雑魚で全滅なんてことはザラなので、結構ありがたい。

・フォルマ・エネミーサーチが楽しい。これによってダンジョン探索が単調になりすぎずいい。

・下画面でのオートマッピング、デビルアナライズなど2画面の良さを上手く生かしている。

・敵は初見ではunknownと表示され、姿かたちさえ分からないので新しいステージに進んだときの緊張感が凄まじい。

・戦闘での悪魔の動きや、声など凝ってるなと思う。

・ボスも総じて強いものばかりですが、きちんと対策を練れば倒せる。理不尽に見えてもどこかに突破口があるので、それを見つける過程はとてもやり応えがあります。

・音楽はいい意味で空気。これはBADの面でもありますが。しかし本作の雰囲気にとても合っている。個人的にはエリダヌスの音楽はツボ。

・横道にそれるイベントはEXミッションとなっていて、それを受けるかどうかもプレーヤー次第なので自分にあったプレイスタイルで進められる。

BAD/REQUEST

・デビルcoopが個人的にイマイチ楽しくない。プレスターンの方が楽しかった。

・状態異常が強力すぎる。

・レベルアップで悪魔がスキルを覚えない。これによって育てる楽しみが半減。

・単に合体するだけでは悪魔によって引き継げるスキルが完全に決まってしまっているので、デビルソースに頼らざるを得ない。ソース自体はいい要素だと思うのですが。

・悪魔会話、合体時のセリフなどにバリエーションが少ない気がする。悪魔の多さ故なのかもしれませんが。

・音楽があまり印象に残らない。男性コーラスは別にいいのですが、どれも似通っていて・・・。

・後半のステージの難易度が鬼畜。これによって後半のやる気を削がれる方もいるかもしれません。

・ダークゾーンがウザイです。ワープより落とし穴より自分はこれが一番嫌い。

COMMENT

全体的な雰囲気としては(B級)SF映画のような感じ。登場するキャラクターも然り。
南極が舞台という設定はメガテン的にどうなんだろうと思いましたが、意外に良かったです。
DSでの発売ですが、熱中度は申し分ないです。
またプレーヤー目線を考えたシステム面での快適さは素晴らしいと思います。
1週50時間は軽く越えるボリュームで、フォルマ集め、EXミッション、エネミーサーチ、悪魔合体などのやりこもうと思えばいくらでもやり込めます。そのおかげで未クリアにも関わらずすでに50時間越えです。クリア直前でできること全部やってやろうと踏みとどまっています。
個人的に世界樹の迷宮やエルミナージュのようなダンジョン探索系のゲームは苦手で、常に主人公視点での移動と戦闘(自分達の姿が見えない)やマス目のマップも嫌いなのですが、これは割りとすんなり入り込めました。それによって逆にゲームの世界に浸れたと思います。
人によって好みが分かれるとは思いますが、DSのゲームではまず間違いなく最高レベルの完成度。色々と不満な点はあるのですが、それを差し引いても十二分に楽しめるゲームになっていると思います。