NintendoDS mk2 :: 天外魔境II MANJI MARU レビュー

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天外魔境II MANJI MARU レビュー

発売元	ハドソン（オフィシャルサイト）
発売日	2006/03/09
価格	5,040（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	RPG

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	2pt	4pt	4pt	4pt	4pt	3pt

総合点
76pt

GOOD!

・まず何と言ってもこのボリューム。
寄り道なしでプレイしていてもクリアまで50時間は切らないでしょう。
よくもまあＤＳでここまでできたなー。と感心してしまうほどです。
さらにイベントも多いので中だるみもほとんど感じませんでした。

・情報集めの大切さ
基本的にストーリーはほぼ一本道なのですが、町や村の人たちから情報を集めて
自分で考えないと次にどうしたらいいのかわからない。という点。
これに関しては賛否両論あるかと思いますが、
最近の「やらされてる感」が強いＲＰＧに少し食傷気味だった自分にとっては
逆に新鮮で楽しめました。

・「魔法」ではなく「巻物」
入手した巻物はアイテムのように味方キャラ間で受け渡しすることができるので
ストーリーの進行に応じて自分なりの戦略を組み立てることができます。
おかげで戦闘もマンネリ化することがなく
「奥義」「構え」などと合わせて色々なことができるので
雑魚戦が面倒に感じることもありませんでした。

・キャラが立っている
敵、味方キャラはもちろんのこと、村人に至るまでキャラが濃いです。
そんな発言して大丈夫なのかよ！と思わされたりもして
本来なら面倒になるはずのモブキャラとの会話が楽しみになるくらいでした。

BAD/REQUEST

・情報集め
良い点にも書きましたが、情報を集めないと次に何をしたらいいのか分からなくなるので
それを面倒だと感じる人にとってはかなりの苦痛かもしれません。

・グラフィック
14年前のゲームの移植なので、キャラクターの絵柄は相当古臭いです。
また最近のゲームのような美麗なグラフィックもありません。ごくごく普通の２Ｄドット絵です。
なので映像にこだわる人にはオススメできません。

・マップ
回復系の術を一回使うたびにウインドウが閉じるので
連続で回復したいときはちょっと面倒くさいです。
あと移動系の術を使うときには上画面に地図を表示して欲しかった…。
せっかくの二画面なのでそれを生かして欲しかったです。
また上画面の地図には町や村しか表示されないのも残念。
ダンジョンや庵は表示されませんし、
ダンジョン内ではそのダンジョンのマップが表示されないのでけっこう迷子になります。