NintendoDS mk2 :: レイトン教授と最後の時間旅行レビュー

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レイトン教授と最後の時間旅行レビュー

発売元	LEVEL5（オフィシャルサイト）
発売日	2008/11/27
価格	5,040（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	Wi-Fi対応

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	4pt	5pt	3pt	3pt	3pt	2pt

総合点
69pt

GOOD!

・完成度の高い数々の音楽
　ストーリーと世界観に合わせて作られており、非常に良いです。
　曲数は多くないが、駄作が１つもなく、完成度が本当に高い。
　作り込まれているな、と感じさせてくれます。　

　プロモーションで初めて「最後の時間旅行のテーマ」を聞いたときは
　鳥肌が立ちましたし、
　エンディングの「時間旅行」は聞いてるだけで泣けてくる。

　ゲームでここまでの音楽が聴けるとは思ってませんでした。
　

・前作を越えようとする姿勢
　ゲームをプレイすればするほど、
　「前作より面白いゲームをしている」と感じるのは凄い。
　ムービーや声優だけでなく、快適さやパズルの質といったものも
　向上していると、非常に気持ちよく感じる。
　前作の反省点がほとんど改善されており、
　製作者の前作を越えようとする気持ちが伝わってきます。

・泣いてしまう
　ストーリーが良いからではなく、
　音楽が雰囲気を出しているからですが……。

・ドン・ポール
　今作も中途半端にしか活躍しなかったら……。
　と発売前は不安でしたが、今回は大活躍。
　こういう憎めない悪役が居るのは良い。

BAD/REQUEST

・ストーリーのオチ
　相変わらずストーリーのオチは最悪。
　３作続けてこうだと、ねらってやっているのか？と思ってしまう。
　そもそもこのシリーズは、世界観をファンタジー的にしたいのか
　それともリアルな方向に持って行きたいのか全く分からない。
　　
　時間旅行に関して終盤にタネ明かしがされますが、
　「逆にその理屈を通す方がファンタジーだろ！！」
　と思うような内容ですし、そうかと思えば最後の最後には
　「実はタイムマシンは完成していた。」と爆弾発言。
　
　唖然です。

・極悪人登場
　シリーズで唯一？
　悪いことをするキャラはたくさん出てきましたが、
　「実はワルイ奴ではない。」がお決まりでした。
　
　しかし今回は本当に悪い奴が出てきます。
　なのに何故かそいつにはお咎めなし。
　　
　大人向けのドラマだったら、「深い終わり方」ですが
　レイトンでやってしまうと、「不快な終わり方」です。

　小学生もプレイするでしょうから
　勧善懲悪にするべきです。
　

・ミニゲームが微妙
　毎回思うのだが、もっと作りこんで欲しい。
　それこそ本編そっちのけでのめり込むぐらいに。
　３つともオマケ感な出来なのが否めない。
　
　具体的に言えば、ミニカーのゲームはコースを３倍ぐらいに増やし、
　さらに自分オリジナルのコースを作れて
　それを友達に送ったり、友達が作ったのを貰ったり出来る。
　これぐらい作り込んでくれると有り難い。