NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

○おどろおどろしいイラスト。
○音楽
○その二つを使った絶妙な演出。（ゲーム中、二度ほど軽く悲鳴をあげてしまいました）

○作中に出てくるオカルト用語が、データベースとして、詳しい解説つきで登録されていくのですが、その量の膨大さ。その数、総合200個。

○ストーリーに張り巡らされたいくつもの複線が、後半に行くにつれて、おぼろげにその輪郭を現していく感じが凄く良かった。

○DSで追加された、本編で描かれなかった、キャラクターたちのちょっとしたイベント集（隙間録）。ほのぼのするものから、物悲しいもの、そして、えっ！？となるようなものまで多岐に渡って収録されていて、物語間のちょっとした休憩として読むにはぴったり。

○エンディングテーマの曲。聞いている途中で、気づいて、ニヤリとしました。

○作中いくつもに枝分かれするストーリーですが、分岐ツリーなるもので、どのように枝別れしていくのかが分かって、助かりました。

BAD/REQUEST

○ボタン操作が妙にややこしい

○ＡとＢの選択肢がある→Ｂを選ぶ→（いやここはやはりＡだろう・・・）
みたいに、結局は一本道のストーリー展開。

○既読率を100パーセントにするために、何度も物語を繰り返し、すべての分岐を選択するわけですが、
選択肢を選んで物語が分岐しても、文章も展開も一緒で、数行の文章が足される・もしくは削られる、くらいの違いしかなく、同じ文章を、何度も繰り返し読むのは苦痛でした。
（まあ、これはオプションで、未読テキストのスキップの有無を選択すればいいのですが。）

○まず大きなストーリーがあって、そこから発生した問題を主人公たちが体験していくわけですが、その（大きなストーリー）部分がなかなか、本当になかなか、語られないので、
最初は、（この、複線ばかり張って謎放置なストーリーは、どうよ・・と愕然としました）

COMMENT

総合的にみて、おもしろ・怖かったです。

いわゆる都市伝説といわれる（怖い話）が、現実のものとなったら・・・
コックリさんやら、呪いのなんたらやら、魑魅魍魎やらを、（捜査）していく。
という展開がおもしろかったです。

次回作が楽しみです。