NintendoDS mk2 :: タクティクスレイヤー ?リティナガード戦記? レビュー

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タクティクスレイヤー ?リティナガード戦記? レビュー

発売元	D3パブリッシャー（オフィシャルサイト）
発売日	2009/05/28
価格	5,040（税込）
レーティング	【Ｃ】15歳以上(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	コスプレ戦略シミュレーション、Wi-Fi対応

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	3pt	3pt	3pt	4pt	2pt	1pt

総合点
62pt

GOOD!

・着せ替えシステムがいい
このゲームの根幹を成しているものであり、
そのこだわりはすごいの一言。
戦闘や容姿能力の値の変化はもちろん
コスプレした時の絵も見ることが出来るし、
戦闘でのドット絵もかわるほど手が込んでいる。

・個性豊かなキャラクター
メインキャラクターが霞むほど
サブキャラクターの個性がすごいのもいる

・コンテストが面白い
あまり注目していなかったのですが、
意外にコンテストが面白かった。
個々の長所と衣装の特徴を合わせないと
難しいものもあってやり応えがあった。

・戦闘のバランスが割といい
スキルが４つしか装備できなかったり、
INTが強すぎると言う意見があるのですが……
スキルが４つしかないことで、
個々のキャラの能力とコスプレの持つ意味が強くなる。
INTが高いキャラは、
大抵HP低かったりスピードが遅かったりすることが多いので、
敵の攻撃によって一撃でやられてしまうこともしばしば。
大味ながらもバランスは取れています。

・個性的なスキルが多い
他の作品ではあまり見られない個性的なスキルが多い。
そのスキルのアニメーションにも凝っている。
そしてキャラクターの待機場所によっては、
味方を巻き込んだりするので少々戦略敵に行動しなければいけない点もよい。

BAD/REQUEST

簡潔に言うと【中途半端】な作品と言えます。

・反撃系統のスキルがなくパッシブ系統の能力が乏しい
ジャンプ力が欲しい場面が多いので欲しかったり、
敵が反撃しないので気をつけたりすることがない。
コスプレの特殊能力は一部能力の上昇とか、
移動関係の強化が若干ある程度。

・シナリオ中の立ち絵が乏しい
喜怒哀楽など基本的な立ち絵があるにもかかわらず、
設定上メイド服や巫女服で行動しているキャラクターがいるのに、
その立ち絵がない。（脳内補完でがんばってください状態）
コスプレにかなりこだわっているのでこの穴が【非常に目立つ】。

・個性豊かなキャラがいるのに生かせていない
個性豊かなキャラが多いのにもかかわらず
生かせているのは３?４人くらいだと思う。
また戦闘でメインヒロインより扱いやすいサブキャラが多いため、
サブキャラ任せになり感情移入しにくくなるかもしれません。

・ゲームのテンポがやや悪い
一部カーソルのもっさり感がひどかったり、
戦闘でのスキル演出にこだわった結果、
テンポが悪くなった感は否めません。
（羊がメイメイうるさいなぁ……とか）

COMMENT

【２年前】に発売されていれば
傑作とか隠れた名作と呼べるゲームと言っても過言ではないです。
初心者には、難易度的に優しいつくりになっています。

今ではＳＲＰＧとしてもアドベンチャーゲームにしても
物足りないと感じるかもしれません。
（ＳＲＰＧでは似たシステムとして「ＦＦＴ」や「サモンナイト」などがあり、
　それらよりシステム面で劣っていて、
　アドベンチャーゲームとしては「どきどき魔女審判」よりインパクトが劣るため）

また、キャラ別エンドがあるとはいえあまり分岐せず、
一方通行なストーリーも勿体無かったといえます。

安売りされていたら買いなゲームだと思います。

（ちなみに２週目あるのですが、やっていません）