NintendoDS mk2 :: セブンスドラゴンレビュー

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セブンスドラゴンレビュー

発売元	セガ（オフィシャルサイト）
発売日	2009/03/05
価格	5,040（税込）
レーティング	【Ｂ】12歳以上(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	RPG

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	3pt	3pt	4pt	4pt	2pt	3pt

総合点
67pt

GOOD!

○ 自由に動き回れる
ワールドマップを自由に、行きたいところに行けるRPGは本当に久しぶりです。
大作になればなるほど、ストーリーや視覚効果は豪勢だけれども、「冒険」をすることができなくなっていたRPGが増えていた気がします。
道間違っちゃって、強い敵がいきなり出てきて、あっという間に全滅した！！みたいなことが平気で起こります。
でもそれでこそ「冒険」だし、個人的には「これがRPG！」って感じがします。

○ 自由に作れる
パーティーもそうですが、キャラメイキングもある程度好きなようにできます。
敵を弱体化させるのか、味方を強化するのか。
全体攻撃をガンガンかけるのか、一体一体を瞬殺するのか。
物理で攻めるか魔法で攻めるか。
スキルの覚えさせ方次第で、いかようにもパーティーが作れます。
ある程度まで進めば、失敗したと思ったらスキルの振り直しもできるので（レベルは5下がりますが）、また自由に組み立てることが出来ます。

○ 倍速バトル
Aボタン押しっぱなしで高速バトルができます。
これは結構いいです。
前回の行動内容を記憶しているので、たとえば途中別の行動をとっても、アイテムとかスキルを使いたいときは、その前に使ったスキル＆アイテムにカーソルが自動で行きます。
スキルなんかは大概唱えるのが同じ（攻撃魔法も回復魔法も）ので、結構便利です。

○ 英雄譚
完全に個人的嗜好ですが、久しぶりの「英雄伝」です。
ヒーローがいて、「お前たちが世界を救え！！」って託されるお話です。
勧善懲悪、単純明快。
もちろん多少は色んな人間の思惑が絡んでくるわけですが、それを除いても「勇者が悪者をやっつける」という、何だかんだいってドラマチックなお話構成です。

BAD/REQUEST

● アイテム所持数制限
他の方も書かれている通り、100個しか持てません。
それはそれで、せめてギルドの倉庫みたいなものがあったらよかったなーと思うところ。
ただ、アイテムを持たなくても十分戦えるパーティーにすることもできるようですし、いらんものをぽんぽん売れば、十分な数かも、とも思います。
武器や防具なんかをとっておけないのは、コレクターさんには辛いかもしれません。

● 効果切れダイアログの表示がない
使用アイテム・スキルが切れても、「効果が切れました」的なダイアログがありません。
なので、いつの間にかエンカウント率上がってたり、いつのまにかフロワロダメージ量が元に戻ってたりということがままあります。

● 街にすぐ戻れない
転送できるのがポータル間だけなので、満身創痍で早く宿屋へ…というときは辛いです。
大概ポータル⇔街間が離れているので。
ただしこれは、後半になって飛空艇を入手（クエストによって速度UP）すれば、それほどストレスにはならないと思っています。

COMMENT

個人的には、キャラメイクで頭を使い、パーティーメイクで頭を使い、ダンジョン攻略に頭を使い、クエスト・イベント進行に頭を使いで、疲れながらも非常に楽しませてもらっているので、酷評が多いことには少々驚いています。

操作性が不便なところもあるけど、慣れられた私としては、それを超える分楽しめるところが残っているゲームだと思います。

まだ未完了ですが、一回目が終わったら、取りこぼしたクエストをやってみたいのと、今回メインで使えなかった職業もいじってみたいので、もう一回やりたいなーと思っているところです。
それだけやり込める部分を持っているゲームです。

これを「面倒」と取るか、「お楽しみ」と取るかは、多分完全に好みです（笑）

プレイ時間：60時間以上100時間未満（未クリア）
お湯割りさん [2009/04/11 掲載]

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