NintendoDS mk2 :: 幻想水滸伝ティアクライスレビュー

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幻想水滸伝ティアクライスレビュー

発売元	コナミ（オフィシャルサイト）
発売日	2008/12/18
価格	5,500（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	コミュニケーションRPG、Wi-Fi対応

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	2pt	4pt	4pt	4pt	1pt	1pt

総合点
64pt

GOOD!

●始めから敵対勢力に対する嫌悪感が大きいので、ストーリーにのめり込むことができました。
●キャラクターは活き活きしてます。携帯機なのが勿体ないくらいです。
PTに入れるときの台詞がいちいち変化したり、イベント毎にいちいち台詞が用意されていてキャラ付けがしっかりされています。名前がちょっと覚えにくいのでカバー出来ていて良かったです。声優さんも合っています。あのキャラはまあ、おいといて…
●主人公は性格付けがされていますがとても良い子です。
一昔前の少年漫画という感じ。鼻の下をこする仕草なんか久々に見ました。
●背景が綺麗です。特に本拠地のデザイン？は今までで一番。
城の外を滝が落ちるのが見えたり、屋上にちょっとした池のようなものがあったり、
夜になると蛍が飛んでたり。行ってみたい！と思いました。
●モンスターデザインが気に入りました。後半モンスターの気持ち悪さ、得体の知れなさ、世界観に合っていない感じがとても良かったです。

BAD/REQUEST

●キャラクターのポリゴンが気持ち悪い。どこかのサイトのアバターのよう。
せめて無表情ならいいのに笑顔のキャラもいて、アップになるとシリアスな展開でも失笑もの。
●足が遅くてエンカウントが高めのためイライラします。
逃走成功率が高めなので面倒だったらすぐ逃げることをオススメ。
中盤手前で足の速くなるアイテムが手に入るのですが、非常に行きにくい場所にあることを考えるとわざとなのかな？という気もしますが。
●ダンジョン脱出アイテムが無いならイベント後は自動で脱出させてほしかった。
ダンジョン入った瞬間強制イベントで中央の方へ→イベント終了、その場に放置→ここどこ？
普通逆じゃないでしょうか…
●仕方ないけど4人PTは悲しいですね…強制メンバーがちょくちょくいますので。
●上画面が有効に使えてない気がします。常に一枚絵が表示されてるのみ。

COMMENT

今までのシリーズ全てプレイしてきて、携帯機ということで正直それほど期待してませんでした。
しかし、期待を裏切る面白さです。
「幻想水滸伝はこうじゃなきゃ！」という先入観をお持ちの方にはオススメできないかもしれません。
シリーズ初めての方は、過去作との繋がりが一切ありませんのでぜひプレイして欲しいです。
いっそ幻想水滸外伝か、ラプソディアのように別ネームで良かったんじゃないかと思います。
とりあえず足の遅さに最初はイライラすると思います。タッチペンを使うと指を押さえ過ぎて疲れる、ということがないため多少楽です。
wi-fiは必須ではありません。中には謎のエラーで出来ないという人もいるようなので、わざわざ買う事はないと思います。他人のPTが見れたりして楽しいですけどね。

続編フラグのようなものを立たせているんですが、続編があるんでしょうか…

プレイ時間：40時間以上60時間未満（クリア済）
りゅさん [2009/01/06 掲載]

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