NintendoDS mk2 :: SPACE PUZZLE BOBBLE レビュー

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SPACE PUZZLE BOBBLE レビュー

発売元	タイトー（オフィシャルサイト）
発売日	2008/12/18
価格	3,990（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	アクションパズル、プレイ人数：1人?4人（ダウンロードプレイ対応）、Wi-Fi対応

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
2pt	3pt	4pt	5pt	4pt	4pt	5pt

総合点
77pt

GOOD!

◆非常に丁寧な作り込み

　　　充実したモード数、印象に残るＢＧＭ、高難易度だが決して運任せではないパズル面、エトセトラエトセトラ…。
　　近年のパズルボブルシリーズの傾向からは想像もつかない作り込み様になっている。

◆テンポの良さ

　　　「ステージクリア→次のステージ」への流れが非常にスムーズ。
　　実はこれが\\\"熱中度５点\\\"の唯一にして最大の根拠であり、本作を語る上では欠かせない仕様になっている。
　　ついＡボタンでどんどん先に進んでしまって気がついたら寝る時間、なんてことはザラだった。
　　どのくらいテンポが良いかはオフィシャルサイトの体験版で確認してみると良いかもしれない（但し、体験版にはアロー微調整機能が無いので注意されたし）。

◆その他、個人的イチオシポイント

　・アローとバブル
　　　　ある条件を満たすことでアロー及びバブルのデザインを変更可能。
　　　バブルデザイン候補の一つである「レトロバブル（初代パズルボブルのそれと同一のデザイン）」の存在が私的には非常に大きかった。

　・ストーリーモード
　　　　久々にまともなストーリーがあって良かった。ボス戦も爽快感あふれる楽しい仕様になっている。

BAD/REQUEST

◆パズル面の難易度

　　　ストーリーモードの後半が難しい。
　　ステージ開始後数ターンの動きさえミスしなければ運はほぼ絡まないが、要求されるスキルがとにかく高い。
　　しかもステージ１つにつき５面分のパズルが用意されており、途中でゲームオーバーになったら最初からやり直し。
　　アーケードに移植したら軽く５０コインは飛ぶ。

◆ストーリー(※ネタバレ注意)
　　　先に言っておくと、私は本作に「感動巨編」や「あっと驚く超展開」は全く期待していない。所詮本作はアクションパズル。そこまで大それたシナリオは要らない。
　　しかしそれを差し引いてもストーリーがものすごく手抜きっぽい印象を受けた。
　　勧善懲悪で紙芝居のような雰囲気なのは許せるとして(寧ろ大歓迎)、
　　中盤の流れが「コスモバブルを探して別の惑星へ→新キャラ登場→新キャラを適当にあしらいつつパズル面クリア→新キャラ退場→次の惑星へ→新キャラ→…」と非常にワンパターン。
　　２２個目以降のコスモバブルも存在意義不明だったりと、妙なところでツメの甘さを感じた。

◆バーサスモード

　　　対戦中に流れるＢＧＭがたったの一種類。せめてストーリーモードのＢＧＭを流用するくらいして欲しかった。
　　又、モードの性質上仕方がないのかもしれないが、戦局がアイテムに左右されがちなのが気になった。

◆ＷＩ?ＦＩ機能

　　　対戦相手が全くと言って良いほど見つからない。本ソフト自体が普及してなさ過ぎ。

COMMENT

　　間違い無くシリーズ最高傑作。
　散々使い古されたパズルボブルシリーズに奇抜なアイディアを盛り込むでもなく、ちょこっと新システムを追加するでもなく、
　ＢＧＭやモード数を充実させ、爽快感やテンポの良さを重視した作品。
　購入する際は、対人戦はまずできないものと覚悟してもらった方が良いが、一人でも十二分に楽しめるはずである。

　　まずはオフィシャルサイトで体験版にチャレンジしてみよう。

プレイ時間：わからない（クリア済）
ピンキーさん [2008/12/31 掲載]

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