NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

前作は友人に2?3時間やらせてもらった程度です。
本作はハイレベル48のパーフェクト19で、プレイ時間は20時間弱くらいだと思います。

■いちいち操作が痛快
タッチパネルの操作と効果音が見事に同期していて気持ちいいです。メニュー画面をグリグリ動かす、ステージのアイコンをカチッと選択する、太いボタンを押して離す。どれもゲームの基本的な操作ですが、画面の反応と効果音がピッタリと重なって気持ちいいので、思わず何度も繰り返してしまいます。

■はじく楽しい
賛否両論のようですが、私は相性が良かったのか最初から一度も壁に当たらずでした。どの場面でもバシッと決まる爽快感はありますが、特に効果的だと思ったのは最初のステージで、これははじく以外の操作はありえないとすら思います。少なくともそのステージが新しい操作を上手く使ったゲームとして成立したことは、私にとってはじくを評価できる点になりました。

■画面も綺麗だよね
前作の方がより『絵』に近く、本作はドット感を上手く使った綺麗なグラフィックという感じがします。趣向はあるにせよ無難に纏まっていますし、更に評価できる点はその動きにあると思います。軽快かつ生き生きとしていて(生物もただのアイコンも)、これも見ていて楽しいです。

■ゲーム性自体もいいのかな
ゲーム自体についてほとんど言っていないので、あわてて追加します。これは音ゲー全般に言えることなのですが、「絶対無理！」と思って投げ出して時間を置いてからもう一度挑戦すると不思議とクリアできてしまう現象、このゲームでも確認できました。自分の上達をジワジワと楽しめるのは、やはり音ゲーならでは。
このゲーム特有の楽しみ方としては、部屋を真っ暗にして更に目を閉じてヘッドフォン大音量でのプレイです。脳から何か出ます。全てのステージでこのプレイ方法が通用するのは凄い。

■なので、トータルとして大満足
操作感と音と絵が見事なバランスで、電源を入れてゲームが起動してからは、メニュー画面も含め全ての操作が楽しいです。

BAD/REQUEST

■ノリカンの評価ができない
このゲームにはプレーヤーの大まかなリズム感の指標として『ノリカン』という数値があります。一通りクリア後は136と137を行ったりきたりなのですが、パーセント表示でないし最高値も不明なため、その数字が良いのか悪いのかよく分かりません。

■おまけゲームがしょぼい
と言いつつも延々と木魚を叩いていたりするのですが、どうしても前作のドラムと本作のギターを比較してしまいますね。長い目で見ると飽きないものばかりだと思いますが、増えた瞬間のインパクトが小さいのかな。

■パーフェクト目指すとストレス溜まる
緊張感のない序盤でしょぼいミスをすると、すぐ『やりなおし』を押してしまい、更にまたしょぼいミスをする、その繰り返しはストレスが溜まります。こればかりはゲームの性質上どうしようもないので、やり直さずに最後まで流してプレイするか、電源を切ってまた後日コース以外に手立てはありません。その後の達成感の貯金だと思い、気楽にやるのが賢明です。
クリア直前1発の緊張感とその後の達成感は日常でも中々味わえるものではないので。

COMMENT

選曲に関しては個人の趣向がどうしても入ってしまうので、ここでは良いとも悪いとも言えませんが、家路の途中で口ずさむ程度には親和性がありました。画面と音楽の相性がどうかと思うステージは幾つかありますが、概ね合致していると思います。
このサイトに投稿するのは初めてなのですが、その動機になるくらいのゲームではありました。