NintendoDS mk2 :: リズム天国ゴールドレビュー

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リズム天国ゴールドレビュー

発売元	任天堂（オフィシャルサイト）
発売日	2008/07/31
価格	3,800（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	ノリ感ゲーム♪

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	4pt	4pt	4pt	3pt	3pt	2pt

総合点
72pt

GOOD!

◆オリジナリティ
ほかの音ゲーはハイスコアを取ることに固執してしまい、超高難易度の曲ばかりが占め、
非常に間口が狭い感じがしますが、このゲームは単純にリズムを取ることだけに重きを置いてるので遊びやすいです。
ほかの音ゲーより単純という点でオリジナリティを感じます。

◆グラフィックス
非常に良いです。かわいいキャラクターが多く、単純な線だけで表現されているものも多いので親しみが沸きます。
変に萌え路線に走らず、可愛らしい方向に向かっているのが良いです。色づかいも万人向けで子供にも好まれそうです。
タッチする下画面は何も表示されませんが、ゲームごとに色が変わるなど徹底した作りだとおもいます。

◆音楽
音楽ゲームなので、やはり音楽はかなり丁寧に作ってあります。
ほぼ全曲つんく♂氏作曲らしいのですが、ハロプロっぽい曲以外もカッコイイものや、落ち着いたものまで色々良い感じです。
後半に増えてくる様々なゲームを混ぜた「リミックス」もゲーム性と曲としての良さが両立されていてとても良いです。
効果音も前作と同じで、統一感があり好印象でした。

◆熱中度
全ゲームを出現させるなら簡単ですが、メダルを集めたり、隠し項目を充実させるなど、ゲームらしい要素が色々用意されています。
本編とは関係ないミニゲームやおもちゃも、素朴で遊び続けられるものばかりで良い感じです。

◆満足感
おおむね満足ですが、いくつか気になった点があるため3点です。悪い所にて後述します。

◆快適さ
かなり丁寧に作られた作品ですが、いくつか気になった点があるため3点です。悪い所にて後述します。

◆総評
前作よりも聞き応えのある楽曲が増え、ゲーム数も増えたのでやり応えが増しています。
平凡を取るのは比較的簡単で、ミスを繰り返しても次のステージに進める措置があるので、
初心者でもゲームを最後まで進めることができる点はさすが任天堂です。
また、パーフェクトでクリアするとサウンドテストや読み物などの項目が増えていくので、
パーフェクトを沢山取りたいのですが、少し難しいのでやり甲斐があります。
前作に続き、安定したおもしろさがありました。

BAD/REQUEST

満足感、快適さに関する不満

◆説明が多い
前作のバッティングやウサギとびのような単純明快なわかりやすいゲームがありませんでした。
慣れてくるとどれも楽しいのですが、ショートライブは少し説明不足なのではないかな。
十分に説明して、練習時間を設けないといけないほど複雑なゲームが多かったような気がします。

◆初見でクリアが厳しすぎる
カラテ家などのように、リズム感とは関係なく突然操作を要求される箇所(いきなり樽など)があり不満でした。
また、アイドル2の2番歌詞でもアドリブが要求され、初見では戸惑いました。
前作ではカラテ家の「ム!」やウサギとびの「つぎは4つやすむよ」、ラップメンの色つき歌詞などのように、それなりに警戒する表示が有って親切だなと思ったんですが、今回はそれが無く少し残念です。
その点では前作より詰めが甘いです。

◆こする操作の判定がシビア
タッチパネルをこすった際の反応に疑問があります。認識が悪いのかリズムの取り方が悪いのか。
体感的にすこし「こする」に対する反応は鈍い気がしました。

◆難易度が高めに設定されている
私の不満ではないですが、すこし全体的に難易度が高いのではないかと思いました。
人によってはツライと感じることも有りそうです。
前作はリズム感を鍛えるという点にポイントが置かれており、今作では「はじく」「こする」などの様々な操作を使い分けるという点にポイントが置かれている感じがしました。
最近の任天堂にしては少々複雑です。

◆スタート時のはじく操作
細かい点ですが、ファイル選択前にはじく操作は不要ではないでしょうか。
初めてのプレイヤーは、はじく練習がちゃんと用意されているわけですし、慣れたプレイヤーには一手間余分なだけです。普通にファイル選択をいきなり表示してくれればよかった。

◆読み物やサウンドテストのリスト
不満というほどなわけではありませんが、せっかくはじくゲームなんですし、iPhoneのようにはじいてスクロールできれば楽だと思いました。上下ボタンを突くのは少々面倒臭いです。