NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

一言でまとめるならば、バイオ+サイレントヒル・・・の様なゲーム。
ガラッフィックは初期のバイオを彷彿とさせる物で有り、マップの至る所にある「存在はするが出入り出来ないドア」はサイレントをプレイしているかの様でした。


・オリジナリティ
サイレン、零、デメント等、割とホラーゲームをやって来た私ですが、ホラー＋FPSと言うのはプレイした事が無く斬新でした。


・グラフィック
壁や敵に近寄るとかなりの粗さが目立つ。
しかしハードがDSという事で私は許せました。
頑張って造られたのでは無いでしょうか。


・音楽
音楽というのは緊張感を出す等、ホラーゲームの演出面では特に重要な項目だと思っております。
その上で改めて聴いてみると・・・
BGMは耳に残らない物ばかりで残念な感じでしたが、VOICE（特に敵の声）は中々良かったと思います。
銃声等のSEは可も無く、また不可も無く・・といった印象を受けました。


・熱中度
恐らく普通のゲームは先に行くに従って熱中度も比例して大きくなって行くかと思います。
しかし、このゲームはまさに反比例して行きました。


・満足感
この手のゲームが好きな私は発売日当日にゲーム屋を梯子してこのゲームを購入しました。
しかし、購入後僅か３日目で売却。
満足感は殆ど感じられませんでした。
ちなみに３３００円で売れましたので、購入額との差額は役１０００円。
良いレクチャー料になったかと。


・快適さ
新たなチャプターに入る度に新たな地図を入手でき、それを頼りに進んで行きます。
地図を入手できない場合はそれ相応のストレスを覚悟して下さい。
マップは殆ど使いまわしですので。
しかしオートセーブ機能は評価できるかと。
携帯機では重要なのではないでしょうか。


・難易度
基本的にサクサク進めます。
謎解きも簡単な上に数が少ない。
ボスに関しても一部以外は簡単でした。


Goodな点というか、殆ど総評になってしまい申し訳ありません。

BAD/REQUEST

まず私はクリアしていません。
クリア直前まで行きましたが・・・後記します。
それを理解した上で呼んで下さい。
ダラダラ書きます。


敵、武器の種類は非常に少ないです。
最初のうちは暗闇から聴こえて来るザコの声が怖いのですが、それも序盤?中盤まで。
武器も中盤にはほぼ全て揃ってしまいます。
中盤?後半は迷路の様なほぼ使いまわしのマップに点在している敵を倒して進むだけになるので、非常にダレました。
ボスの方も使いまわしが多いです。
ボスが壁に詰まってしまうのには興ざめを通り越して笑ってしまいました。
ゲーム中のVOICEは英語ですので当然日本語字幕が出ます。
しかし漢字は完全に潰れていて読めた物ではありません。
ストーリーは訳が解りませんでした。
クリア後に明らかになる様ですが、有って無い様な物の様で残念です。
マップは基本的に暗いので、たまに何処に敵がいるのか解らなくなります。
また洋ゲーの例に漏れず、やりこみ要素も皆無の様です。
とても２周以上する気にはならないかと思います。
セーブスロットは二つありますが・・・・。
DSのFPSにしては珍しく対戦機能が無いのは残念。

さて、前記した通り私はクリア直前でこのゲームを投げ出しましたがその理由を書きます。


理由は実に単純な事です・・・・・ラスボスが強過ぎる！
あまりに倒せないので攻略サイトでテクニックを調べて何度か挑戦しましたが、それでも無理でした。
それならば更に挑戦して攻略法を体得すれば良いのですが、ラスボス戦で死ぬとそのチャプターの最初に戻されます。
最終チャプターは一本道で迷う心配は有りませんが、ボスに辿りつくまで１０分弱は掛かった様な気がします。
これには流石に参ってしまいました。
「作業ゲー」となってしまったゲームにもはや熱中する事は出来ません。

COMMENT

残念ながら私には合わないゲームでした。
ゲームにやりこみ要素やストーリーを求めず、作業ゲーでも良いからとにかくゾンビを倒したい！
そんな人には向いているかもしれません。
DSでホラーFPSゲームを出してくれた事は感謝しているので、これからも反省面を踏まえこういうジャンルのゲームは造って頂きたいです。


駄文長文失礼致しました。