NintendoDS mk2 :: ポケモン不思議のダンジョン青の救助隊レビュー

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ポケモン不思議のダンジョン青の救助隊レビュー

発売元	ポケモン（オフィシャルサイト）
発売日	2005/11/17
価格	5,040（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	ダンジョンRPG

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	2pt	3pt	4pt	3pt	2pt	1pt

総合点
63pt

GOOD!

○オリジナリティ
過去の不思議のダンジョンシリーズ（風来のシレン、トルネコの大冒険）と比べて若干趣きが違い、「わざ」や「かしこさ」、「さくせん」などのコマンドは非常に良いと思います。基本は同じですが、過去作と違いシステムが随分違っているので4点です。

○熱中度
・ポケモンを集める、育成など非常に多いです。
・単純にクリア後のダンジョンも多いのでそれを制覇するだけでもやりこむ要素があります。
不思議のダンジョンとポケモンのいいとこ取りをしたといった感じでしょうか、やりこみ具合はかなりのものです。どちらかがおもしろいと感じる方は熱中できると思います。

○ストーリー
・ポケモンが喋る。その台詞が可愛らしい。特にパートナーが健気で、愛着が沸きます。
・全体的にほのぼの。かつ後半はシリアスになってきます。
・ポケモンの表情が出るのがいい。
・エンディングは感動します。

○難易度
・本編(エンディングまで）は難易度は全体的に低く、初めて不思議のダンジョンを遊ぶ方向きにできてると思います。
・クリア後はおなじみの「もっと不思議なダンジョン」もあるので、経験済みの方にもやりごたえがあります。またクリア後は挑むポケモンを選べるので色々な攻略ができます。

BAD/REQUEST

○ストーリー：本編（エンディング前）には特に不満はありません。
・クリア後、パートナーが普通のポケモンと同じ扱い。台詞から何から全部一般ポケモンと同じになってます。これは是非次回作では改善してほしいです。

○システム
・コマンドメニュー、ともだちエリアの選択また売買時のLR使用によるまとめ売り等ができないなど多少難あり。
・重さシステム。強さに関係してるわけではないので、必要ないと思います。
・技全体のバランス。一部おかしい技が存在するので修正を望みます。
・Wi-Fiによるポケモン交換がない。

○冒険中
・ゴーストタイプに対する対抗手段があまり多くない。
・一部の凶悪な罠。例えば落とし穴は仲間が落ちたら即死は少々効果が厳しすぎます。次フロアでの合流にすればいいと思います。
・壷がない。すぐに持ちきれなくなります。その所為でアイテムを守る手段が存在しないため、一発でネバネバになってしまいます。
・ダンジョンの種類が豊富な割りに、「罠を使用する」などといったトリッキーなダンジョンがありません。なので多少マンネリ化する場合があります。
・「○○へ連れて行って」系の依頼が非常に難しいです。
・装備品が少ない。1種類しか装備できない。
・死亡時でアイテムを全て失わない。またレアなアイテムはあまり多くないため、町に戻されるリスクが強くありません。
・レベル上げも少々大変。

○その他
この手のゲームにタッチペンは必要ないと思います。もしタッチペンを使用するのなら、冒険中などではなく何か別の形のミニゲーム等で使用するといいと思います。