NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

ぶっちゃけて言ってしまえば「タッチペンとマイクを生かしたミニゲーム集」なんですが、ハイセンスなグラフィックやサウンドと演出、お約束ながら素晴らしい、けど色々とおバカなストーリーに独特の雰囲気の世界観と、他のゲームと「こいつは違う！」と思わせる所が随所にあります。２画面を生かした演出をしてますし、DSのタッチパネルの特徴を生かしてデモ４コマに隠しキャラを仕込むなど、遊び心もたっぷり。ゲームを進め、かつ隠しキャラを探していくと入手できるコスチュームで、彼女を好みに着替えさせたりするのも楽しいです。

特に自分は、演出の上手さに惚れました。最終シーンのミニゲームで「主人公との一体感をリアルに感じた」時点で自分の負けかと（笑）

BAD/REQUEST

一部「ゲーム未経験の人には辛いかな？」と思わせるミニゲームがあります。「アバレウシ」（連射が必要）とか「ナイトメア」（ボスオンパレード、ミスしたら最初からやり直し）など。そのため、ゲーム感の無い人にはあまりお勧めしません。
せっかく彼女を着替えさせても、反映されない部分があるので楽しさ半減。ミニゲーム中のひとやすみ時のムービーとか、ミニゲーム中の彼女にも反映させて欲しかったです。（ミニゲーム中に関しては「ダンス」だけは反映される）
全クリアしたらやる事が無くなります。ミニゲームのレベル上限が１０じゃなくて、メイドインワリオのように延々レベルが上がるようになっていれば全クリしても遊んでいられるのに....

COMMENT

旧UGA組（スペースチャンネル５などで有名）が関わっているだけあって、センスの良さは秀逸だし、センスの良さをさっ引いてもミニゲーム集として悪くないです。ぱっと見で気に入ったならば買っても良いと思います。DSで買う１本目のソフトとしては十二分に合格点。
ちなみに、似たようなミニゲーム集としては「さわるメイドインワリオ」がありますが、ワリオは５秒程度のミニゲームをサクサク遊ぶのに対して、きみ死ねは数秒?数分かかるミニゲームをじっくり遊ぶ感が強いです。また一周クリアまでの難易度は、ワリオが低めできみ死ねが高め。どちらか一方だけを買うならこの辺を考慮して買うと良いと思います。