NintendoDS mk2 :: 悪魔城ドラキュラ蒼月の十字架レビュー

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悪魔城ドラキュラ蒼月の十字架レビュー

発売元	コナミ（オフィシャルサイト）
発売日	2005/08/25
価格	5,229（税込）
レーティング	【Ｂ】12歳以上(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	アクション、プレイ人数：1人?2人

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	5pt	4pt	5pt	4pt	4pt	2pt

総合点
84pt

GOOD!

・100を越える特殊能力ソウルの収集要素が存在し、月下を上回る収集要素がある
・剣、ナイフ、大剣、刀、斧、ハンマー、槍、ナックル、銃と多彩な系統の武器があり、
　それぞれの長短にかなり明確な差異があり、瞬時の切替機能もあることで、
　剣だけしか使えなかった月下に比べて格段な戦略性の進化を見れる
・上級者ばかりに好まれるもバランス破綻を生んでいたコマンド入力技や、
　効果が不鮮明な一時的能力アップ消費アイテムの廃止
・操作性に改良が重ねてあり、妙なクセにはつき合わされなくなった
・異様なまでに細部まで徹底されている2Dグラフィックと、多彩なギミックやエフェクト
・画面の暗転や硬直は不思議なほど無く、二画面でマップ呼び出しの手間が消えた
・おまけモードで本編と異なる３人が操作可能で、その中に月下のアルカードがいる
・万人向けの難易度で、メトロイドシリーズなどよりかなり難易度は抑えめにしてある
・レトロゲーム期のドラキュラサウンドの有名所を５曲収録

BAD/REQUEST

・作画から漂う上っ面のチープさで点を落としている気がする
・生音のサウンドにはさすがに勝てないし、残念ながらフルボイスにもできていない
・ストーリーの起伏が足らず、ゲームがとりあえず進行している目印程度に思える
・魔封陣は面倒ではないけど、指や爪でやるのは難しく抵抗もあり、ペン常備が必要
・もう一段の難しさが欲しい反面、おまけモードではハードでのトライが出来ないこと
・セーブ用に自分のサインを作れるが、後の描き直し不可で大小長らく後悔するかも
・初の対戦モードが追加されたが、敷居が高く感じられるし、あまり話題になってない
・やりこみ意欲があるかで、50時間にも10時間にもなりそう

COMMENT

探索型ゲームに生まれ変わった同シリーズの新作として、その出発点である
プレステ＆セガサターン完全版の「月下の夜想曲」と何かと比べられるゲームであり、
私自身がプレステの月下から一足飛びにこれに手をつけた人間ですが、
スペックの問題で劣化作品に過ぎないとされていたゲームボーイアドバンスまでの
イメージとは異なり、携帯ゲームもここまでの域に来ているのかと驚きを感じました。
少なくとも映像面で先に何度も挙げた月下を超えていることは疑うべくもないです。

プレイ時間：30時間以上40時間未満（クリア済）
はまやすさん [2008/02/19 掲載]

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