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GOOD!

逆転裁判シリーズはこれが初プレイです。

・絵
キャラが動く動く。ぼうしクンにはびっくりしました。
使う頻度に問題はアレども、ムービーも頑張ってます。

・キャラクター
主人公のオドロキ君には素直に好感が持てました。
みぬきちゃんも可愛い。

・カガク捜査
絶対に失敗しないので安心して「お遊び」として楽しめます。
（という意味では別になくてもいいんでしょうけど）
Ｘ線は面白かった。

・いつでもどこでもセーブ中断できるところ。

BAD/REQUEST

・音楽
某バラードがビミョウすぎ……
曲も歌詞もいまいちな上に、繰り返し聴く羽目になるので苦痛でした。
その曲をＢＧＭに使っているキャラに会うのも嫌になるくらい…

・ムービー
同じムービーを何度も見せられるのが面倒です。せめてスキップがきけば…

・キャラクター
オドロキくん自身には好感持てますが影は薄いですね。

そしてナルホドウさん目立ちすぎ！
最終局面に至っても、オドロキくんはナルホドウさんの敷いたレールを
走っているだけという印象はぬぐわれるどころが強まるばかり。
まだしもオドロキくんがナルホドウさんの思いもしなかったような
手がかりや真相に気づく等が一点でもあれば良かったのですが。

・「みぬく」
「みぬく」自体は面白かったものの、裁判なら、証拠をつきつけて
相手はぐうの音も出ない…てのが理想なので、法廷パートではイマイチ。
「みぬく」は法廷より探偵パート向きでは？
システムとしては４話で出てきたサイコロックの方がずっと楽しめました。

・ストーリー
＊＊＊制度もそうですが、ラスト含めて全体的にすっきりしないです。
ナルホドウさんの失脚した理由も、こんなことで？　と
首を傾げざるを得ません。

オドロキくん＝プレイヤー自身なのに、頑張って考えて指摘しても、
検事やみぬきちゃんは既にその事実に気づいていたり、爽快感が薄いです。

全体的に、話をラストに収束させるための繋がりを重視したため、
個々の事件とキャラの掘り下げが甘くなってしまった気がします。

・＊＊＊＊システム
現在時点でゲットした証拠を過去へつきつけるっていったい！？
その上、話を聞きに行く順番によっては、聞いていない事実
（その時点で想像はつくのですが）をいきなりナルホドウさんが
事実として指摘して、プレイヤーは驚くことになります。

COMMENT

最初に書いたとおり、逆転裁判シリーズはこれが初プレイです。
悪いところも沢山書きましたが、プレイしてる最中はそれなりに
熱中しました。

「カガク捜査」も「見抜く」もペナルティつくとか、理不尽に
難しいミニゲーム化するとそれはそれで文句が出ていたと思うので、
まあアレはアレで…

オドロキくんが新米という設定を強調するためか、なにをやっても
誰かに先回りされている感じで爽快感が薄かったのが最大のマイナスポイント。

検事にもずっと見下されている印象でイマイチ。
いつか対等なライバルとして認められ、「おでこクン」じゃなくて
名前で呼んで貰える日が来るという演出なのかもしれませんが、
コイツに認めて欲しい！　と思える人でもなかったですし。

あと、なにげに気づきにくいんですが、「調べる」で
右画面に移動するときは、Ｌボタンで移動できます。
左画面へ戻る時も同じＬボタン。