【3DS】大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險- レビュー
発売元 | カプコン(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2015/07/09 |
価格 | 6,264円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon / Amazon(DL版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:大法廷バトル ■ プレイ人数:1人 ■ セーブデータ数:2 ■ ダウンロード版:5,990円 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
■ 391人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt | 3pt | 2pt |
61pt
GOOD!
・各裁判
裁判自体は旧作と比較しても無理のあることも無く、丁寧な誘導がなされており十分な手ごたえと納得感が得られる。
・メッセージ性
3章においての弁護士としての責任など、作品を通し信頼/義務といった悩むべき場面はきちんと悩む大切さが示されており単純な娯楽作品にとどまらないメッセージを感じた。
・ホームズ君
ばかげた推理からなぜか正しい答えを披露するという離れ業をしてくれるので、それを突っ込みつつ正しい推理を探るという新しい推理形式が導入されているがなかなか斬新で愉快
BAD/REQUEST
・未完
2が発売されて傑作だった今だからこそ優しく見れるが、続き物であるという名言も無かった当初は炎上してもしょうがなかった。
明らかに物語の重要な謎は一切解明されておらず、この作品のみしかやらない人は不評になってしまうだろう。
・陪審員
ゲームシステムとして、他人の意見から突っ込むという要素を実現するために複数陪審員制度が導入されているが、裁判の重みと見合っておらずシステムと世界観が不協和音になっているように思う
COMMENT
あくまで2を前提とした物語。
単体作品としてみた時に、裁判や推理パートは十分面白いのだが、最初の売り方は間違ってしまったといわざるを得ない。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
76pt
GOOD!
・世界観(5点を入れた理由のひとつ)
とにかく明治の日本とイギリスの世界観を写すグラフィックが良かった。
ムービーも数は少ないがそれに含まれる。
また当時の貨幣価値や、窓に関するトリビアを知ったり興味深かった。
・キャラクター(5点を入れた理由のひとつ)
登場キャラクターの動きがとにかく面白い。
しかもけっこうヌルヌル自然で、
モーションキャプチャー技術の進化に驚いた。
(ただこれが行き過ぎてBAD要素も出てくる)
・寿沙都
今回は浮世離れしたキャラにせず、ベタな和服の女学生で
勤勉・聡明という現実味のあるところが逆に良かった、
と個人的には思う。
これだけ切れモノなら、現代ではとっくにナルホドなど
差し置いて自分で弁護士になっていると思うが(笑)
そこは明治の大和撫子。
一歩引き、ひたすらサポートに徹するという、
これ以上ないパートナーになっている。
ナルホドと互いに丁寧語で話すのも時代を感じてGOOD。
二人の距離が縮まっていくエピソードがもっとあれば
ベターだったか。
・ホームズ&アイリス
主役二人と対照的に、逆転名物のすっ飛びキャラコンビ。
このコントラストをおそらく狙っているのだろうが、流石。
メジャーキャラと絡ませてどんなものか心配だったが、
とても面白く自然に融合したと思った。
アイリスが頭良すぎて笑った。
・共同推理
スポットライトを使った演出(BGMも含)がとにかくカッコ良かった。
初期論理が結構ムチャ振りになってしまうのは致し方なしか。
・課金コンテンツ
完全にファンアイテムになるが、ショートショートで
当時のイギリスの習慣などが解ったり、
BGMやSEのNGモノが解説付きで収録されて制作過程を
イメージできたり興味深かった。
8コンテンツ全て揃えたら何か良いことがあると嬉しいが。
BAD/REQUEST
・チュートリアル的立場の第1話が長い!
これは最近の同シリーズでも同様に思ったが、
1作目の第1話のように、法廷の世界観をまずは体験させ、
一人の証人→真犯人などシンプルにしたうえで、
無罪のカタルシスを味あわせてサクッと終わるのが、
特にビギナーへの配慮として必要なのでは。
後に備えての伏線のために長くなってきたのかもしれないが、
独立した章がひとつくらいあっても良いのではないか。
・本当に大英帝国?
確かに基本的な会話などは日本語で良いのだが、
大英に行ってからは『異議あり』『待った』など一部の
言葉を英語にするなど雰囲気を作る工夫がもっと欲しかった。
(むしろ大日本の裁判シーンでそれがあった)
ナルホドはまだ許せるが、
バンジークス検事まで日本語で『異議あり』は。。
某刑事の手持ちスナックとか、良い雰囲気も出していただけに残念。
・裁判長
完全にボケ立場を、陪審員に持って行かれた感じ。
おまけに判決も陪審員のなすがままという感じで、
空気的存在だった。
・検事
こちらもさすがにキャラ作りが飽和したのか、
○剣と○ドーの合わせモノのような感じだったが、
存在感はあまり感じられなかった。
死神というくらいだから、ナルホドに『怖ェー!』と
言わせる威圧感もあって良かったのでは。
・キャラクターのリアクション
他のレビュアの方も言われているが、
キャラの動きを一々待たないといけないのは気になる。
まぁいつも眠そうな彼とか、あえてこちらをイライラさせる
演出の意図もあるだろうが。。
あと、4章の被告人の決めポーズが少しクドイ。。
・陪審員システム
前章の関係者など既知のキャラを登場させすぎなのではと思った。
6人全員すっ飛びキャラでも良いが、
『無作為に選ばれた市民』というリアル感はもう少し欲しかった。
(デザインスタッフは大変だろうけど)
それと皆、周りに流され手の平返しすぎ。。
陪審員が票を入れる演出はとても気に入っていたので、
今後に期待したい。
・事件現場の状況
欲を言えば、もう少し工夫が欲しかった。
密室とか、決定的目撃者がいたとかばかり。
まぁ初めてプレイする人にはこのくらい解りやすい設定にしないと
いけないのかな。。
COMMENT
検事モノ含め、シリーズ全タイトル(vsレイトン以外)プレイ済み。
最初の3部作を超えられないという厳しい意見は毎度のようにあるが、
私はどのシリーズもそれぞれ味があるし、
試行錯誤する制作スタッフに敬意を表する。
霊媒やテクノロジーといった飛び道具を使って
ダイナミックに展開した過去作に比べると確かに地味な今作だが、
ホームズをリスペクトして現実的なストーリーを進めるという
巧氏の意思があるのでは、という気もするし、
個人的には良作だと思っている。
19世紀のロンドンで生活してみたくなった。
伏線の未回収で物議を醸しているようだが、
自分はクリア前にAmazonのレビューでその事実を知ってしまった上で
プレイしたのもあり、とくに失望は感じなかった。
あからさまに『次回作も買って』と言われている感はあるが。。
人気シリーズの続編は、
ビギナーとコアファン両方にベクトルを向けるという、
シリーズを重ねるごとにそれこそ『ムジュン』が増すもので、
着地点を探すは至難のワザだろう。
それでも今作も『人を信じることの大切さ』のテーマを
ブレることなくしっかり出し、夫婦愛を感じるエピソードや、
バブリーな時代に潜む格差の問題などを盛り込むなど、
考えさせられるシナリオだった。
辛辣なレビュー、採点も多く見られるし、
私自身も厳しいことも多く書かせてもらったが、
やはりこのゲームは楽しい。待った甲斐があったと言える。
初めての方にもオススメするし、
コアなファンでも、旧作の思い出は置いておいて
フラットな気持ちでやってみるなら楽しめる、と自分は考える。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 2pt |
87pt
GOOD!
・謎解きの爽快感
・笑って感動できるテキスト
・魅力的なキャラクター
逆転裁判4,5を飛び越えての巧プロデュース作品ということで期待して購入しました。
法廷バトルという随一のジャンルだけにこのシリーズの独自性は言を待ちません。
謎解きの難易度は特に難しくはなく、過去作プレイ済みなら簡単でしょう。
また従来の法廷・探偵パートのほかに、VSレイトン教授で導入された複数証人相手の尋問や、陪審員制&最終弁論、アノシャーロック・ホームズとの共同推理パートなどが巧く嵌っており、ようやく正統に進化してくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。
テキストのセンスと巧妙さは抜群で、大いに笑い密かに泣きました。
キャラクターも記号的な量産型ではなく真に個性的で、特にアノシャーロック・ホームズのへっぽこぷりと天才性が同時に表現されていたのは見事の一言です。
BAD/REQUEST
全て過去作との比較になってしまいますが
・音楽の疾走感が物足りない
・キャラのはじけっぷりが物足りない
・モーションがテキストのテンポを若干阻害する
進化の代償なのかなとも思います。
三和音の昔と比べて重厚な音楽表現が可能になった一方、「耳に残る旋律」が不足な気がします。特に追求時の緊張感と疾走感溢れる音楽がほしかったです。
また真犯人を追い詰めたときの逆上や断末魔、検事のぐぬぬ顔が楽しみでもあったのですが、3Dモデリングだと難しいのでしょうか。それなら2Dでいいのに、と。
モーションはそれ自体かなり面白かったのですが、(スキップしない限り)キャラが動き終わらないとテキストが始まらないのはよした方がいいです。テンポが悪くなります。
COMMENT
逆転裁判1~5、検事1、Vsレイトン クリア済
過去作(特に1~3)との比較でBADも埋めましたが、間違いなく良作です。
DLCについては、内容の補足でも攻略補助でもない「単なるおまけ」なので問題ないと思います。
逆にそういうDLCを出すようなゲームはBADです。
エンディングまでに次作を匂わせる伏線がばら撒かれましたので、その制作費の足しにしてほしいと思う人はチップを渡せばいいでしょう。
とても面白く、まだまだ食い足りないので、大逆転2を今から心待ちにしています。
発売スケジュール
- 2017/07/20
-
レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀
- 2017/07/29
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2017/08/03
-
大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-
サイト情報
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 忍列伝
- 2020/08/31更新 (2020/08/30投稿分まで掲載)
-
チャリ走 DX
- 2020/08/24更新 (2020/08/23投稿分まで掲載)
-
星のカービィ ロボボプラネット
- 2020/08/21更新 (2020/08/20投稿分まで掲載)
-
PROJECT X ZONE
- 2020/08/09更新 (2020/08/08投稿分まで掲載)
-
ハイキュー!! Cross team match!
偽りの輪舞曲
遊戯王 ナイトメアトラバドール
- 2020/07/21更新 (2020/07/20投稿分まで掲載)
-
初音ミク and Future Stars Project mirai
電波人間のRPG
ハココロ
トモダチコレクション
- 2020/07/12更新 (2020/07/11投稿分まで掲載)
-
3次元エアホッケー
- 2020/07/08更新 (2020/07/07投稿分まで掲載)
-
メタルマックス4 月光のディーヴァ
世界樹と不思議のダンジョン
牧場物語 キミと育つ島
たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに
1500 DS Spirits Vol.10 囲碁
- 2020/07/05更新 (2020/07/04投稿分まで掲載)
-
New International ハイパースポーツ DS
- 2020/06/26更新 (2020/06/25投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 疾風伝 最強忍者大結集5 決戦!“暁”
- 2020/06/14更新 (2020/06/13投稿分まで掲載)
-
Hey! ピクミン
いきものづくり クリエイトーイ
解放少女
RPGツクールDS+
イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー
レーダーウォーシリーズ 軍人将棋
スティッチ!DS オハナとリズムで大冒険
たまごっちのプチプチおみせっち
- 2020/06/11更新 (2020/06/10投稿分まで掲載)
-
真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY
エースコンバット 3D クロスランブル +
だるめしスポーツ店
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
みんなのポケモンスクランブル
ルーンファクトリー 新牧場物語
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊
わがままファッション ガールズモード
ダン←ダム
- 2020/06/10更新 (2020/05/20投稿分まで掲載)
-
真・女神転生IV FINAL
探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK
ポケモンピクロス
とびだせ どうぶつの森
ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス
新 絵心教室
トモダチコレクション 新生活
1500DS spirits Vol.2 将棋
ウィッシュルーム 天使の記憶
探偵 神宮寺三郎DS 伏せられた真実
探偵 神宮寺三郎DS きえないこころ
ディズニー・フレンズ
- 2020/03/06更新 (2020/01/03投稿分まで掲載)
-
G.Gシリーズ 超ヒーロー皇牙2
閉ざされた病棟 -DEMENTIUM II-
直感ヒトフデ
デジモンストーリー サンバースト/ムーンライト
レイトン教授と不思議な町
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
ドンキーコング リターンズ 3D
ぷよぷよテトリス
真・女神転生 STRANGE JOURNEY
HOSHIGAMI
- 2019/10/29更新 (2019/10/28投稿分まで掲載)
-
ゼノブレイド
- 2019/09/29更新 (2019/09/28投稿分まで掲載)
-
デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編
- 2019/09/10更新 (2019/09/09投稿分まで掲載)
-
アッコでポン!イカサマ放浪記
- 2019/09/07更新 (2019/09/06投稿分まで掲載)
-
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
- 2019/08/18更新 (2019/08/17投稿分まで掲載)
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2019/08/07更新 (2019/08/06投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 最強忍者大結集4DS
- 2019/08/02更新 (2019/08/01投稿分まで掲載)
-
パズドラクロス 神の章/龍の章
スローンとマクヘールの謎の物語
GOOD!
音楽は、使い方は悪いが曲自体はいいものもある。
アソウギのテーマとか。。
3話のアイツは好き。
アトは・・・・・・ちょっと、思いつかないなあ。
「熱中度」が3なのは、「次の話こそは面白くなる!面白くなるんだ!」という期待をしながらゲームをしていたからです。信者まるだしだなあ・・・ごめんなさい。
BAD/REQUEST
あらゆる意味で「未完」な作品。
それは「伏線未回収」のみをさすのではなく、
「詰めきれておらず質の低いテキスト・システム・ストーリー」という意味でもある。
・「タクシュー節」といわれてはいるが・・・
今回、残念ながらテキストはあまり面白くはなかった。キャラの特徴づけをモーションに頼りきっている。ただでさえ悪いテンポがさらに悪化・・・
・テンポの悪さ。
誰でもすぐに分かるであろう「ショボイ真実」をだらだらだらだら回り道して解き明かす。
イライラしっぱなし。
・シナリオの質の低さ
今作はほぼすべての話が不完全燃焼であり、モヤモヤする。
というか、今作、トリックといっていいトリックはほとんどありません。
ネタバレしようにもネタバレすることがありません。
今作は3話までチュートリアルという体であるが、
3話までひとつとしてまともに事件が解決していない。
1話3話は言わずもがな。2話の犯人は質の悪いシナリオのせいでただのゴミクズにしか思えませぬ。ていうか、そもそも探偵パートだけで終わってしまうし・・・
・1話と2話
僕の中で、逆転シリーズの中でつまらないエピソードランキング1位と2位を占めています。それほどつまらないです。テキストのつまらなさ、テンポの悪さ、わかりきっている真実、酷すぎるキャラの扱い、、、
・3話
前の2話よりはマシ。この話の被告人はこのゲームで一番キャラがたっていると思います。それだけにあの扱いはもったいない・・・一部やりすぎな部分はあるけど、まあ盛り上がってるからいいや。
・4話
またしてもモヤモヤ・・・爽快感皆無。だから、見せ方が悪すぎるんだって・・・真相はあまりにも、あまりにもくだらない。ていうか、アキラカにムジュンしてるだろ。あんな状態のナイフが刺さるのでしょうか。前半のあのカップルの尋問の流れは「逆転のトノサマン」の完全劣化。後半の夫婦の尋問は「逆転サーカス」の完全劣化って感じ。
こういう系統の話を作りたいのはわかるが、「裁判2」でもう完成してるよね、そっち方面のストーリーは。本当に秀でた作品だったなあ・・・
・5話
ぽっとでのやつが犯人。最終話としては、あまりに力不足。ケンカの部分とか一部「おっ!」という部分はあるけれど。あそこは今作で唯一難しい部分だった。
テキストがつまらないくせに、無駄にしつこい。
法廷パートなんか、「検事」と「5」の悪いとこだけ学んでしまったような・・・なにゆえ。
なんか、ロジックとか、もうメチャクチャ。いろいろと唐突すぎる。
・システム
今回の目玉(?)である陪審員制度と共同推理。どちらとも残念なデキに・・・
・陪審員制度
なぜあんなワンパターンな使い方しかできないのか。陪審員6人いる意味あんの?難易度の低さもあわせて緊張感皆無。何回も何回もあるからテンポの悪さにも拍車がかかる。
「人の感情のもろさ」などを表現するにしてももっといい見せ方があったのでは?あれじゃあみんなただのバカでクズにしか見えませんよ。この国のどこが法廷先進国なのか・・・
・共同推理
演出は、面白い。だが、ホームズの長いアホ推理を2度聞かされるのでとにかくテンポが悪い悪い・・・。これ、開発側はやってて何も思わなかったのか?
難易度が低すぎてただの作業ゲー。
・難易度
0に近い1。「考える」ということはほとんどない。作業ゲー・・・
・音楽
使い方が悪すぎ。同じ曲、何度も使いすぎ。追求流れなさすぎ。ただでさえ法廷パート少ないのに・・・
曲自体は悪くはない。「追求」や「尋問アレグロ」は何故か急激にクオリティが落ちたと感じている「裁判5」よりはいいし。
だが、そうは言っても結局「1~4」や「検事」「検事2」には及ばない、というのが・・・。
音源が豪華になっても、音楽が豪華になるとは限らないんだなあ。
あ、アソウギと、アイリスのテーマは好きよ。
・キャラ
先にも述べたが、モーションばかり派手で魅力はあまりない。
好きになったのは3話のアイツくらい。
検事とヒロインは結構空気。ホームズは劣化アイガ。アイリスは登場すんの遅すぎ・・・結構いいキャラなのに。
基本的に、「1~3」のキャラを劣化させたのが多い。
個人的に、最終話の依頼人はまっっったく弁護する気がおきない。いつの間にそんな親しくなってんの?
・伏線未回収
これからも散々言われるであろう。やり方が酷すぎる。
でも正直に言って、もし伏線が回収されてたとしても面白くなったかは非常に疑問。たぶん破綻まみれだっただろうな。
だって、単体のエピソードすらまとめきれてないんだもん。
COMMENT
「逆転裁判4」の問題点は、その作品単体のビミョ~なデキもあるが、「1~3」の思い出をぶち壊し、話の流れにおいて致命的な破綻を生んでしまったことである。
単体としては、1話と2話は「普通に面白いじゃん!」と素直に思えた(1話は後々考えるとオカシイんだけども・・・)
して、大逆転裁判。19世紀の話、ということで、他のシリーズにまで食い込む破綻はおこしようがない。
だが、単体としては「逆転裁判4」を下回るデキである。要するに、逆転シリーズで最下位。
今作に、「面白い!」といえるエピソードは・・・正直、なかった。
全体的に地味で、そもそも盛り上がりがない。前にも言ったけれど、ネタバレしようにも、そもそもネタバレするような内容がない。
すべてのエピソードが、後味が悪い。テキストもシステムもつまんない。
「続編に続く」的な終わり方もあまりにひどいけれども、ちょっと、それ以前の問題なんだよなあ・・・。
失望した。
「4」から、頑張ってたてなおしてきたと思ったのに。
「検事」「検事2」「裁判5」は、そんな開発側の苦労がニジミ出た良作だった(特に、「検事2」は大傑作。他2つは、色々言いたいこともあるし、媚を売ってる感もあるけど、なんだかんだ面白かったと思う)
「5」で「4」の尻拭いが終わったなかで、発表されたタクシューの逆裁スピンオフ。期待しないわけがない。「ゴーストトリック」はすごく面白かったし。今回は本編にも関わらないから、変に意識せず作りたいものがつくれる。
が・・・その期待は、ウラぎられた。
単品としてここまでデキが悪いとは・・・
これじゃ「後編に、続く」されても後編をしたいとまったく思えない。
プレイ後の感想が、4が「怒り」にも近いものであったとすれば・・・・
今作は、「諦観」だ。
どうしてこうなった・・・。