NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

■ストーリー
指紋や声紋などの検査が通用せず、魔法や魔女が存在する世界で行われる魔女裁判は、非常に奥が深くて、濃厚なストーリーでした。

別世界から来たナルホドやレイトン達が、様々な謎に挑戦する魔女裁判は熱中すること間違いありません。エンディングも、とてもよくできていました。後半なんて驚きの連続です！

■裁判パート
コラボ作品といっても、しっかり作り込まれています。
追加された新機能などがありますが、逆転シリーズとほぼ変わりはありません。

シナリオや難易度もよくて、真相を想像したり、従来と同様に楽しめます。
また、ヒント機能があるので、苦手な方も進めることができると思います。
ナルホドは、逆転裁判３以来なので、久々に白熱した裁判を味わえました。

■進行
シナリオ進行において、逆転とレイトンパートと交互になったり、
細かい謎から多きな謎まで、解明される流れも非常に良かったと思います。

BAD/REQUEST

■レイトンパート
後半は、裁判パートがメインになってくるので耐えれましたが、レイトンパートが苦痛です。
苦痛だった理由が、ひたすら街の中を移動、パズル系など難易度が小学生レベルの謎解き、
会話イベントの繰り返しだったことです。後半は、少し難しくなった謎もありました。

ヒント機能を利用することで、４段階で少しずつネタバレさせ、
なるべく、不得意なユーザーでも、クリアできるようになっています。

物語の進行途中に出てくるので、こんな時に謎ときって正気かと
進行のテンポを妨げていると思う場面もありました。

早く先に進みたいのと、考えるのもめんどくさくなっことが理由で
中盤から、ヒント機能をフル活用して進めたぐらい、個人的には邪魔でした。

■逆転側の声優
実写映画に出たからって、このメンバーを使う必要はないと思います。
マヨイは、とくに違和感はありませんでしたが、
もっとイメージにあった声優がいるのではと思いました。

一方で、ナルホドは、変に演技力が入ったり、トーンが大きかったり、
ゲーム画面と照らし合わせると、違和感あるところがありました。
もうちょっと、うまくトーンの上げ下げを利用したりして
うまくできなかったのかと感じました。
レイトン側は、芸能人声優としては良いほうです。

COMMENT

作品としては、とても良い作品です。購入して良かったと思います。
このコラボ作品で、レイトンと逆転シリーズの差を感じる結果になった作品といえます。
双方に期待して、どちらも良い作品であってほしいと思って購入しました。
しかし、結果は、レイトンが逆転の邪魔になっているように思いました。

今作で、レイトン側が良ければ、今後は単体を購入してみようかなと考えていましたが、
今は、逆転裁判５に期待しています。