NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

完全な好みだがここ数作(特に現世代機において)はカスタムサントラ使えたらなぁ…とガッカリしてたが、過去の大好きな曲もあり、新曲も何曲が気に入ったのがあり、サウンドに関してはかなり満足してる。

マップが全景のみじゃなくタッチで拡大でき、よりカーブのきつさが解りやすくなった。（ただ、特定のコースにおいて立体交差箇所の色分けがないので一瞬戸惑うが許容範囲）

BAD/REQUEST

まずリッジと言えば「最後方スタート＆先頭車はコースの1/3程前方からスタート」の似非デッドヒート演出。
あえてフォローするならば、最後の最後まで気が抜けないよ?って事なんだろうが、大体1周目で6?5位、2周目で4?2位（ノーミスや効果的なニトロを使えば1位）で、最終ラップで1位（もしくはイカサマ演出で3位までとのデッドヒート）ってパターンなので結局だれる。


そんな敵車のアーケード版初代リッジから延々と感じる「解りやすいイカサマ＆馬鹿AI」は本当に何とかならないんだろうか？（進歩の欠片もない。むしろPSP版で追加されたニトロによって「ユーザーも使えるから良いでしょ？」とよりイカサマ度が酷くなった）
毎回先頭車はドライブデートでもしてるのか、余程ミスをしない限りはどんどん車間距離が狭まるぐらいのノロノロ運転のに対して、2位?7位は1位に追いつかないように車間距離を開けてプレイヤーの邪魔に徹する。
今回特に顕著なのが
プレイヤーが抜き去る→間髪入れずor一呼吸置いて敵車ニトロ使用→プレイヤーのすぐ前にでて左右に揺さぶりつつ速度ダウン（体当たり）
の下衆コンボ。
道路の幅が広いコースならまだある程度抜きやすいが、2車線でクネクネ道でど真ん中（しかもカーブ直前or中なのでどうにもならない）でこれをやられたらどうしようもない。
そうやって何とか抜き去った敵車は「はいはい負けましたよ?(笑)」とでも言いたいのか、さっきまで自車の前にニトロを使ってでも邪魔してたのにあっさりスピード落として彼女とドライブモードの如く、ニトロ未使用でも距離が開く。(1位の車ですらこれ)

そうかと思いきや、ごくたまに全長の長いコースで1/6周差ぐらいまで開いてたのに多少の壁こすりでのスピードダウンを数回行ったらゴール直前のコーナー手前でいつの間にやら2位(最悪3位も)が、横に乗せてる彼女に良い所を見せたいのかあっさりプレイヤーの横を抜き去ってチェッカー。
ボーゼンと「有り得ないだろ！」と検証用にリプレイを保存するも、AVプレイヤーにてゲーム中のサウンドを聴きながら「自車中心のカメラ」しか見られないので結局「イカサマですか…」とやり直すしかない。
一回で良いから他7台全ての計器類完全表示でリプレイを残させて欲しい。
(ここまでで熱中･快適0点理由)

レース部分の不満はこの辺にして細かい点を言えば既に書かれてるゲーム起動の度に後方視点になる(自分はドライバー視点でしかやらないので毎回めんどくさい)のも鬱陶しいし、ロードもやっぱり地味に長い。（1秒?程度の「R」のロゴ表示が何回かある)
そういう不満の中で特に気になったのが「毎回聞かないといけない事か？」という無駄な選択。
例えばグランプリなら
イベントセレクト→レースセレクト→マシン(タイプ)セレクト
までは良いとして
マシンセッティング(ニトロタイプとカーデザイン＆カラー)→
コントロールセッティング(1ボタンドリフトON/OFF＆ミッション選択)→
サポートアイテムセレクト(スタート時のニトロ補充＆オートロケットスタート＆ロケットスタート成功時の加速アップアイテム)→
数秒ロード→
スターティンググリッド＆BGM選曲→
を経てようやくスタート。マシンセレクト以降1画面に纏められんか？
特にマシンセッティングとかはガレージでいじれるんだから、変更するならガレージに1ボタンで飛ばして変更無しならサポートアイテム＆BGM選曲画面後レース開始…で良くないか？
スターティンググリッドなんて毎回8位からなんだから一番いらないだろ…

COMMENT

「お前が下手なだけで俺はちゃんとクリアできますけど？(笑)」という人もいるかもしれないが、ねじ伏せられるイカサマだから良いじゃない、はやっぱり違うと思う。結局「一部のファン」だけしか遊ばないモノになりシリーズ終焉の道しかないから。(これがcave製の弾幕シューティングのように他にどこも真似れない唯一無二な存在なら一部のファン向けでも大丈夫だろうがこの手のレースゲームは国内外問わず多数あるので、つまらないから別のやつでいいや、と思われたらそこまでになってしまう)

自分は一番最初のPS版リッジを見た時は「本体同時発売でここまでやってのけるのか！」と驚かされたがここ数作のリッジは「本体同時発売する為にこの程度の出来でリリースするのか…」と悪い意味での驚きしか出来なくなってしまった。
今回はサウンドだけは本当に良かった(初代の人も何曲か関わってた)のでこれでもまだ良い点付けた方だと思います。