Nintendo3DS mk2 :: 【DS】ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルリング・オブ・フェイトレビュー

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【DS】ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルリング・オブ・フェイトレビュー

発売元	スクウェアエニックス（オフィシャルサイト）
発売日	2007/08/23
価格	5,040円（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon ／ YouTube
タギングトップ3
タイトル概要	アクションRPG、Wi-Fi対応、プレイ人数1人?4人

スコアボード

総合ポイント: 68
難易度: 1.93
レビュー数: 82

スコアチャート

ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルリング・オブ・フェイトレビューチャート

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【60点以上】
68.3%
【標準偏差】
16.39

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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■ 359人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	3pt	4pt	3pt	3pt	2pt	3pt

総合点
58pt

GOOD!

●●●【キャラクター】癖のある者揃い。
ミースのキャラはやりすぎだと思うが特に序盤はちびっちゃい双子の台詞回しが可笑しい。というかしばしばやばい。
そんなテンションもあってか想像していたほど全体的に暗さは感じなかった。　　　●●●【ボイス】キャラは攻撃、ジャンプ、持ち上げ、投げるの各動作で声が付く。
イベントでも喋る箇所がある。
シーンで丸々喋ることもあるが一貫してはいなくて、箇所によっては唐突でびっくりする。
時々あるアドリブのような演出がドラマっぽくて良い。

BAD/REQUEST

●●●【ダンジョン】
斜めアングルの操作しづらさもあいまって一筋縄ではいかない。
似たような場所を行って戻ってを繰り返すような形でよく迷う。
フロアを移動すると戻ったときに敵などが逐一リセットされているのも難点。
　　　●●●【ミニマップ】
ともすると不用。
入口の位置は把握できてもダンジョン内の高低の位置関係までは分からない。
それだけを頼りに進行は出来なくて下手すると堂々巡りに。　　　●●●【仲間がはぐれる】
普通に走っているとまず画面内に他のメンバーがいることがない。
シングルのデメリットかあまりパーティで冒険している感覚がない。
知らないうちに誰かやられていたりする。
その都度仲間をLキーで近くに呼び出すのが主な移動スタイルだが動きながらやるのは面倒。
Lキーの押しっ放しで常時付いてくるようにも出来る。
でもこのままで移動し続けるのは難しいし第一手が痛い。　　　●●●【セーブ位置】
ダンジョン内のセーブクリスタルは大抵ボスフロアの近くのみ。
攻略に時間の掛かる可能性への配慮がもう少し欲しい。　　　●●●【ジャンプ】
飛び移る場合は大体ギリギリの距離感で苦手な人にはきつい。
所により二段ジャンプでもパッと見無理そうな箇所あり。　　　●●●【落下】
アクションのお約束で奈落などに落ちると10程度HPが削られる。
水に落ちるのを繰り返すと地味に痛手。
気を付けていても他のキャラが動いてよく落ちる。　　　●●●【アビリティのポットアクション】
特に高所からの飛行。
これにぶち当たると毎回困った。
どうしようもないときはトーテム(アイテムなど積み上げられるので)。　　　●●●【戦闘】通常の敵は先々で湧いてくるタイプ。動き重視のバトルなだけに、ダメージを受けた際に行動を封じられる状態にされることが致命的。敵を倒すとばら蒔くアイテムなど、これは自分で拾わないとならないし、放っておくと消えてしまう。これも含めてダンジョン内では色々と忙しい。正直なところ、仲間に期待してはいけない。ボスは弱点を突くにも大抵が上に飛び乗る必要がある、ジャンプしないと届かない、回り込んで…などで慣れないと苦戦することが多かった。また通常戦でもだがちょくちょく処理落ちがある。　　　●●●【魔法/アイテム】これらの使用方法も一癖あり。
使うのは「ターゲットリング」というカーソルのようなもの。
実際に戦っていると、回復以外であまりそんなことをやっている場合じゃない。
とにかく敵も基本的に通常/ボス問わず頻繁に動き回るので、狙いを定めにくい。
逃げるなら上手く避ければ食らわずに済むが。

COMMENT

珍しく「詰みゲー」になりかけた。

今は3DS系をお持ちならそっちでやるのがいい。
パッドで操作すれば、幾分やりやすくなると思う。

くれぐれもA-RPGと知らずにプレイされないように。

シングルプレイとマルチプレイのモードがあるが、クリア済みは前者のみ。
色々とありクリアまでは少し長くかかった(恐らくダンジョンやバトルで詰まなければもっと早い)。以下にgood/badどちらともつかない部分を追記。　　　●●●【システム周り】ゲーム進行は基本上画面。
下画面がメニューなどにあてられていて、構成はシンプル。でも少々使いにくい。各操作はアイコンのタッチまたは対応ボタンで。アイコンの場合、メニューを開くstartがタッチしにくいというか、どうも位置が上過ぎる。　　　●●●【操作面】キャラの切り替えが頻繁に必要になる時、誰を操作しているのか分からなくなることがある。またこのゲームの中では、スリープ以外は何をしていても常に時間が経過する。
ダンジョン、戦闘ではこれがネックになりがち。　　　　　●●●【セーブ/ロード】セーブファイルはシングルでは3つまで。でもロードがない。途中でセーブ地点からやり直したいと思った場合、再起動するしかないのが少々手間。　　　●●●【グラフィック】キャラグラは荒さを緩和するためにもデフォルメされているのだろうが、DSで3Dポリゴンは大抵こんな風になる。
仕方ない。ダンジョンや街のほうは綺麗だと思う。　　　●●●【キャラ/シナリオ関連】
チェリンカは戦闘に加わらない。
ほかの仲間がいないとき、視覚的にパーティがユーリィひとりなのが少し寂しい。仲間もそれぞれ個性的だが種族別なのはアビリティ以外ではあまり意味を持たない。
焦点はあくまで双子に当てられるので、彼らの存在感は薄くなってしまう。　　　●●●ストーリーは二部編成のようであり前置きが長いようにも。ラストはハッピーエンドのようだが少しもやもやする。　　　●●●【マルチプレイ】はさわりしかやっていない(というか先に進めない)ので少しだけしか触れられないが、クエストをこなしていくスタイルになっている。
あくまでこちらは協力プレイを前提にしているため、単独では難しいと思う。
シングルクリア後にやる方が恐らく面白い。　　　●●●【BGM】音楽はシンプルめ。でもちゃんとFFぽい。
微妙と感じるものもあるが全体的にレトロ調の雰囲気。
個人的には印象に残る、残らないものが半々といったところ。　　　●●●【二週目以降】
クリアした時の状態が丸々引き継がれるようだ。
でも敵も相応に強くなっているので、むしろこの方がきつい。
下手すると2、3回くらうと、もう瀕死になる。　　　●●●【さいごに】
思った以上にダンジョン/アクションの要素が強い。

どうにかこうにかストーリーはクリアしたがもう一度新たに最後までやろうという気にはなれない。

魅力はあるはずだが特に操作の面で、どうしても万人向けとは言えないことは残念。

プレイ時間：10時間以上20時間未満（クリア済）
すすきさん [2019/01/28 掲載]

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■ 333人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	5pt	4pt	3pt	4pt	3pt	2pt

総合点
74pt

GOOD!

・グラフィックが綺麗。
単に綺麗というだけでなく、数多くの敵味方が入り乱れて闘う様は
誰もが漠然と感じていた「DSの限界」を覆すクオリティ。
そういう意味で滅多に使わない5点を付けた。

・アクションが懐深い。
基本的にダンジョンのギミックを解いて進めるアクションRPGでありながら、
アイテムや敵に乗ったり味方を投げたりと、あえて何でもありの仕様に
なっている所に懐深さを感じた。マルチプレイではこの仕様が
非常に良く作用して「ワイワイ感」を出すのに一役買っている。
システム自体はありふれた物だが、その点でオリジナリティに+1点。

・装備関連のバリエーションが豊富。
装備が見た目に反映される上、装備を自作した場合に特性が付くため、
アイテムコレクションにやりがいがある。熱中度に+1点。

・取り逃したアイテムをモーグリから回収出来る仕様はなかなか良い気遣い。

BAD/REQUEST

・LVUP等、キャラの成長が楽過ぎる。
普通にステージをクリアして行くだけで、次のステージに必要な
LVに勝手に到達しまう。ストーリーを追うシングルモードには
合っているが、キャラを育てながら仲間と冒険するマルチモードでは、
このLVUP速度は早過ぎると感じた。魔石ポケット拡張も容易過ぎると思う。

・全体的にアイテムのレアリティが低い。
マルチを一人で遊ぶと、普通にプレイしているだけで
大抵のレシピやアイテムがすぐに揃う。
ネットゲームで批判されている傾向にある「ユーザーに反復作業をさせて
ゲームのボリュームを水増しする手法」を避けたのかも知れないが
少しお手軽過ぎると思う。レアアイテム等も欲しかった。
上記と合わせて熱中度に-1点。

・種族の特性を使うギミック関連。
種族の特性を使って攻略するギミックは、その種族が居ない場合、
居なくても突破出来るギミックに差し替えられるのだが、
差し替え版のギミックでも攻略の難易度が変わらない。
一部種族は、居ると逆に操作が増えて煩わしい場合がある。

その他の不満点。
・レシピやアイテムの所持数限界が少ない。特にレシピ99は少な過ぎ。
・稀に手前の障害物で敵やアイテムが見えない場合がある。
・極稀にジャンプ先の足場が見えない場合がある。
・シングルのストーリーやNPCの台詞に癖があり、人を選ぶ。
・マルチで顔や声が1種類しか無い。
・マルチのキャラがシングルと同じ声なので、同一人物に感じてしまう。
・魔石選択以外のタッチパネル操作が煩わしい。
・出来ればもっとステージ数が欲しかった。

COMMENT

レビューはマルチプレイを中心に書かせて貰いました。
まず、全体的に大変クオリティの高いゲームだと感じました。
技術面では、DSで4人のPCと複数の敵が入り乱れて闘う戦闘が
実現している事に驚かされました。
ゲームとしての面白さで見ても、助け合ったり足を引っ張りあったり
「からみ安い」仕様になっており、多人数プレイが盛り上がります。
シングルモードも、ストーリーを追う一人用アクションRPGとして
しっかり作られています。

不満点を多く挙げましたが、次回作への要望と解釈して下さい。