くるくる◇プリンセス フィギュアできらきら☆氷のエンジェル
中央値: 53 Amazon点数: 3.8
スコアーボード
標準偏差 5.06 難易度 1.80 mk2レビュー数 5ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 2pt |
50pt
GOOD!
※:ゲームの流れをコメント欄に記述しています。グッド/バッド欄での説明はそれを前提に記述しています。
-フィギュアスケート
マイナーなジャンルにスポットを当ててくれたこと。
-ビジュアル
キャラクターの2Dの立ち絵は少女漫画風な感じです
少女漫画というとやたらと線が細い影の薄いイメージもあるかと思いますが輪郭線が太いハッキリした感じの絵です。
ジャケットのイラストとほぼ同様な雰囲気で落差は殆ど無いので店で実物をみて判断しても良いと思います。
女の子はカワイイですし、男の子もカッコいいと思います。
スケートアクションの3D絵(ポリゴン)はDSなので可もなく不可もなく、妥当なレベルだと思います。
-クラシック
テレビで中継とか見てると割と頻繁に耳にする曲がいくつか収録されてます。
なんとなくで耳にしていた曲が「ああそういうタイトルか」と漠然と思ったり。
曲数は少ないですが雰囲気は充分。
-フィギュアアクションパート
アクションパート単体でみると難易度的にバランスも取れてて良いと思います。
演技内容も自分で設定できるので実力に合わせてアレンジが出来ます。
ジャケット裏のサンプル画像を見た時は簡単な図形をなぞるだけでヌルイ印象でしたが、時間制限や繰り返しなぞることにより、成否判定がシビアな感じに仕上がってます。
-クリア後のデータ持ち越し
所持するコスチュームやアクセサリ、所持金は持ち越し出来ます。
ちなみにジャケット裏のサンプル画像の赤白青のトリコロールカラーのコスチュームはクリア時にライバルがプレゼントしてくれるのでクリアしないと使えません。
何時までたっても出てこないと思ってたら・・・
-技の解説
技の習得練習時にチビキャラの画像付きで説明してくれる。
BAD/REQUEST
-キャラクター/性格
スタート時に選択したキャラによって他の二人の性格が変化するというか立場が変更される。
モモカ/アオイ/シオンの三人がいて例えばシオンを自キャラにするとモモカが幼馴染でアオイがエリートキャラに、
モモカを自キャラにするとアオイが幼馴染でシオンがエリートキャラになる。
そのため、キャラのプロフィール情報が固定できておらず、説明書ではおっとりキャラと紹介されているアオイがエリートポジションになると好戦的な性格に変貌する。
キャラを変えてスタートしてもキャラの立場が同じなので口調が違うだけで、ストーリーはまったく同じ。
二週目以降のプレイはタッチペン連打で読み飛ばしてまったく支障が無い。
何のために3人いるのか意味がわからない。
アクションゲーとして考えると1ゲーム当たりのプレイ時間が長いので冗長な会話量を1/3程度にスリムアップして個別に三人分のストーリーにしたほうが手軽に遊べて良かったんじゃないかと思う。
-店員が空気読めない
ネガティブな発言をした時でも文脈を拾わずに「ところで、何か買ってく?」などと言い出す。
それが固定されたセリフなので頻繁に会話が噛み合ってない。
お前は何を言ってるんだ?といいたくなる。
-コスチューム設定/ルールのおさらい
技の練習時に毎回、コスチューム等の設定を決定しなければいけないのがわずらわしいです。
別途に設定画面を設けて固定したほうが話が早いと思うんですが・・・
毎フェイズごとに繰り返すので頻繁すぎます。
小さい「決定」アイコンを押すのにイラつきます
同様にスピン/ジャンプなどのおさらいをするかもコーチが聞いてきます。
毎回聞いてくる必要性が感じられません。
わざわざそんな手間取らなくても、チュートリアルなりプラクティスモードなりを用意しておけば事足りるはずなんですが。
-髪型/コスチューム/カラーリング/模様/アクセサリ
着せ替えを主要素として考えるとバリエーションは少ないと思います。
アクセサリが一度に一つしか装備できないのもマイナス。
例えばネコミミカチューシャとネコシッポが同時に装備できません。
ヘッドアクセサリ系の一部は髪型が固定されるものもあり、応用が利きません。
髪型は各キャラごとに3種類、カラーリングは白/青/黄/赤/黒/緑/ピンク、模様はホシ/ハート/カミナリ/ウェーブ
コスチュームは12種ありますが内5種類は初期装備系でデザイン固定。
ショップで購入する7種類のみカラーと模様のバリエーションチェンジができます。
アクセサリは50程度ありますが大半がヘルメットやカブトなどのジョークアイテム系で占めており、カワイイ系が少なすぎます。
一体、どういうユーザーが喜ぶと思ってのチョイスなのか釈然としません。
悪ふざけが過ぎると思います。
-×アクション:○育成
アクションゲーというより会話主体の育成シミュのノリが強いです。
全キャラとの会話が強制されているので時間の割合としては会話に使う時間が一番長いです。
割合としてはおよそ会話6:ミニゲーム3:スケートアクション1といった状態。
というか説明書の記載順序からしてストーリーパート→ミニゲーム→アクションパートの順になっています。
アクション目的で購入すると強制会話に費やす時間が長すぎて苦痛に感じると思います。
経験値稼ぎのミニゲームも繰り返す必要があるので、単調すぎて退屈になってきます。
ミニゲームもゲームが進むにつれ難易度がアップする仕組みなのでものによっては辛くなってきます。
救済措置としてトレーニングコマンドがありますが、一回につき経験値が10%しか溜まりません。
ミニゲームはスコア次第で25%/50%/100%上がるので10%では効率が悪すぎます。
-ボタン操作ほぼ非対応
ストーリーパートがメインなのでAボタンのテキスト送り以外にボタンが使えないのがつらいです。
アクションメインなら問題ないのですがテキストメインの育成ゲーで十字ボタン使用禁止は不便です。
当然ながらテキストスキップなども出来ません。
-アクション練習
アクションだけを繰り返しプレイできるようなプラクティスモードが存在しません。
アクションの熟練度を上げるのが難しい仕様です。
-コンビネーションジャンプ/演技項目設定
単発のスピン/ジャンプ/ステップのほかにコンビネーションジャンプ/コンビネーションスピンがあります。
コンビスピンは難易度が低いので問題ないのですがコンビジャンプの場合、制限時間が単発と大差ないのに技2つ分入力するのでタイムアウトしやすいです。
最短でも「ダブル+ダブル」で4回転分の入力を求められます。
演目を自動設定で実行するとコーチが平気で5回転分の技を設定してたりします。
にもかかわらず、選択画面には「難易度:かんたん」とか表示されてますが、相手は鬼コーチです。
信用してはいけません。自分で技を選択して簡単な組み合わせにする必要があります。
その場合、総合得点がダウンするのでフォローとして他の単発技をダブルからトリプルへ、トリプルからクワドラプルへ変更して点数の底上げが有効です。
少なくともコンビジャンプで計5回転よりは単発技で4回転のほうが簡単です。
-ジャンプ/スピン/ステップ/スパイラル
技の種類は全部で4系統ありますがスパイラルだけはなぜかコマンド入力が有りません。
ネタ切れなのか開発の時間が足りなかったのかワカリマセンが・・・
何もせずにスコアが稼げるので難易度的な救済処置なんでしょうかね、基本的に低年齢向きですし。
-通信対戦
ミニゲームのカーリングのみ対応。メーカーは力のいれどころを間違ってる気がします。
COMMENT
-ゲームの流れ/技習得/ミニゲーム=LVアップ/会話/大会
1ゲームは1年、1フェイズは1週間刻みで進みます。
プレイ時間は1月あたりに小一時間、1ゲーム12ヶ月で12時間くらいです。
毎週ごとに練習目標として習得する技x1/LVを上げるパラメータx1?3を設定されます。
LVの最大値はおよそ40です。
また、MAP上にキャラ表示がある場合、全てのキャラクターと会話してくるようにコーチから指示を受けます。
上記の3項目を完了するとコーチに報告に行こう、という表示が出て次週へ進めます。
特定の月の4週目は大会の練習と本番になります。この場合、上記のトレーニング等は有りません。
毎週ごとに技を1つづつスケートリンクでタッチアクションを実践して覚えていきます。
ジャンプ技はタッチアクションで図形をなぞります。
例:○/△/W/Z/逆N(カミナリ)/オメガ(物理のオーム記号)
ダブルは二回、トリプルは三回、クワドラプルは4回、同じ図形をなぞります。
大会では時間制限があるので回数で難易度と点数に差が出ます。
スピン技は左右にすばやくスライドします。高難度のスピンはスライドエリアが狭くなったりして多少、難しくなります。
ステップはランダムに配置された2?4個の図形をスライドしてブランク(空白)にはめ込みます。
パラメータは体力/運動/芸術の3つがあり、その週に指定されなかったパラメータは上げなくてもゲームは進めます。
ただし、各週ごとにLVが1づつしかアップできないという制限があるので、毎週全部上げたほうが良いです。
パラメータは基本的にミニゲームをプレイすることでアップします。
スコア次第で一回でLVアップするか二回、三回の繰り返しが必要になる場合もあります。
一応、ミニゲームをしなくてもトレーニングコマンドを実行すれば自動的に経験値が溜まりますが10回繰り返さないと満タン(1レベルは10/10=1)にならないので現実的ではないです。
会話が強制なので会話を一通り全キャラに実行し、コーチへ報告に行きます。
大会は全七回あります。
大会の週の行動は、ショート練習→ショート本番→フリー練習→フリー本番の流れになります。
練習はパスできますが、通しの演技をプレイできるタイミングがココしか有りません。
練習しなかった場合完全に、ぶっつけ本番になります。
大会開始前に以下の設定を行います。
曲/演技内容/髪型/コスチューム/コスのカラーリング/コスの模様/アクセサリ
演技内容はサンプルパターンA/Bとオリジナルの3つから選択して実行します。
サンプルはコーチが自動で構成したパターンです。
サンプルを選択した場合、そのままのサンプルをプレイするか、「ジャンプ」や「スピン」の順番はそのままに技の種類のみを変更するかを決めます。
オリジナルを選択した場合、スピンやジャンプなどの順番と技の種類を全部自分で決めます。
難易度的に一番簡単/確実な攻略手順はまず、ミニゲームでLVをすべて40近くに上げる(最後の大会の場合)
大会時にサンプルA(難易度:かんたん)を選択→コンビジャンプを最低難度の「ダブル+ダブル」に設定
ゲームの進行具合にもよるが単発のダブル→トリプルへ変更、トリプル→クワドラプルへ変更して点数を帳尻あわせ。
「ダブル+ダブル」より「クワドラプル」のほうが点数は高いのでこのほうが簡単にスコアを稼げます。
また、大会で技が成功した時に加算される「技術点」にくわえて演技終了後に「芸術点」が加算されるので、パラメータ(芸術)をこまめにLVアップしていれば、技術点が10負けても芸術点で20勝つ場合もある。
-総評
アクションパートの出来は良いのでその部分に限定して言えば大人でも楽しめると思います。
ゲームの尺の9割方が会話とミニゲームで費やされるので、アクション目当てだとプレイするのが辛いかも知れません。
ストーリーは小学校低学年向きなので大人には合わないかな。
逆を言えば小さい女の子なら楽しめると思います。
既に発売されている続編でシステムが改良されてるようなので、あるいは1をスルーして2をプレイしたほうが良いかも。
Amazonレビュー
レビュー者: upupu レビュー日: 2007-04-21すぐにジャンプ習得できちゃったり、1年で世界女王を目指すというのは
ありえない設定ですが、小学生以下の子供さんには受けるかも。
ミニゲーム自体もそんなにつまらなくはないですし。
ただ、衣装・アクセサリーの大半が仮装大会なの??ってくらい微妙なものばかり
ですので、「1000パターン以上の組み合わせ」というキャッチコピーには
がっかりしました。試合で使う曲ももう少しレパートリーが欲しかったです。
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GOOD!
とにかくありそうでなかったフィギュアスケートというスポーツをゲームにした事は凄いし感謝したい!タッチペンでのジャンプ操作は、実際に似た緊張感が味わえ、衣装、装飾品なども何気に多い。キャラクターも結構個性的。フィギュア好きなら男女問わず楽しめると思います。
BAD/REQUEST
致命的なのは、フリーモードというかフィギュアスケートのみを繰り返し練習したり、楽しむモードが無い事。これは格闘ゲームで言えばストーリーモードのみで、対戦、練習、リプレイモードがないのと同じです。フィギュア大会直前でセーブができるものの、ほぼぶっつけ本番みたいな感じです。現段階でフリーモードが登場したという報告はないので、おそらく確定かと・・。自分のプレイを最初から通しで観たいのは、フィギュアファンなら当然かと思うのですが。
それと、ストーリーモードでも実際にフィギュアスケートを行うのは全体の3分の1以下で、あとはイベントと、多くはミニゲームで占められます。これによって逆にフィギュアスケートがおまけと思ってしまいそうです^^;ミニゲームは結構面白いのですが、飽きる人はすぐに飽きてしまうかも・・・
COMMENT
不満点が多くなってしまい残念な結果になってしまいましたが、こういったマイナーな題材をゲーム化してくれたメーカーさんには感謝したいです。(もうちょっとできるメーカーだと思っていたのですが^^;)またこういった美麗さが重要なスポーツゲームは、携帯系より据え置き(?)型の方が向いていると思います。特にwiiなんかリモコン使ってジャンプの回転などさせたら面白いと思うけど。。
個人的にはアニメ系より実写系のキャラやグラフィックの方が良かったです。次回作に期待!!!